更新日: 2021.08.31 キャッシュレス

今からでも間に合う、キャッシュレス決済のススメ

今からでも間に合う、キャッシュレス決済のススメ
消費税が10%になり、キャッシュレス還元などをニュースで目にした方も多いかと思います。しかし、そもそもキャッシュレスって何なの? というところを一から確認して、どのように使えばお得になるか解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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そもそもキャッシュレスって何?

キャッシュレスを直訳すると「現金なし」となります。ですからお買い物などで現金を利用しないものはすべてキャッシュレスになるのです。つまり、クレジットカードやプリペイドカード、電子マネーなど現金を利用しなければキャッシュレスといえます。
 

キャッシュレスの支払い方法の特徴

では、支払い方法の特徴を見ていきます。大きく分けて3種類あります。
 
(1)プリペイドと呼ばれる前払い方式。事前にお金を支払い、その額の範囲内で利用できるタイプで、電子マネーなどが該当します。
(2)即時払い方式は、例えば、デビットカードの方式が該当します。支払いをしたらその場で銀行口座から引き落とされるものがデビットカードです。
(3)ポストペイと呼ばれる後払い方式。これはクレジットカードが該当し、支払いの時点ではお金は不要ですが、後日に請求される仕組みです。

 
使うキャッシュレスの手段によって支払いのタイミングが違う点は注意が必要です。
 

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キャッシュレスのメリット・デメリット

では、キャッシュレスのメリット・デメリットを見ていきましょう。

■メリット

(1)支払いに時間がかからない
(2)ポイントが貯まったり、キャッシュバックがあったりする
(3)スマートフォンやカードのみあればお買い物等が可能

■デメリット

(1)キャッシュレスに対応していないお店などでは利用できない
(2)停電時などには使用できない
(3)紛失時などには手続きが必要
 
以上のように朝の忙しい時間にレジでの時間を短縮できたり、買い物でポイントが貯まったりするのはお得です。
 
しかしながら、災害時のニュースなどで報道されたように停電時は使えません。また、そもそもお店がキャッシュレスに対応していないと利用できないので、利用する場合は事前にお店がキャッシュレス対応しているかどうかの確認が必要です。
 

わかりにくいキャッシュレス還元とは?

最後に、消費税増税から「キャッシュレス還元」が始まっていますが、これが何かを解説します。

■期間

消費税増税の2019年10月1日~2020年6月末までの9ヶ月間限定となっています。

■概要

「登録されている店舗」でお買い物をして、「対象のキャッシュレス決済」をした場合、最大5%分のポイント還元(フランチャイズなどの店舗では2%還元)が受けられます。一見複雑な気がしますが、以下の2点を押さえれば大丈夫です。
 
(1)対象店舗にはステッカーが貼ってあるのでそれを見つける
(2)ご自分の使うキャッシュレス決済が登録されているかを確認する

 
地方のガソリンスタンドだけで使えるプリペイドカードなども登録されているところもあるので、一度ご自分が持たれているものを確認されてみてはいかがでしょうか?
 
最後に注意点ですが、ポイント還元も無制限ではありません。おおむね月当たり1万5000円分の還元を上限に設定されているものが多いです。
 
5%還元の上限額まで毎月得ようとすると30万円使うことになるので、還元のために余計なものを買うということはおすすめできません。普段のお買い物で還元されればラッキーぐらいの心持ちで還元を利用してください。
 

まとめ

いつの間にか始まっていた感じのするキャッシュレス決済。簡単ではありましたが、いかがでしょうか?
 
食料品などは軽減税率のままでさらに還元されたら逆にお得になるという場合もあります。ですが、それを目的にするのは本末転倒になってしまいます。先ほども申しましたが、還元されたらラッキーくらいの軽い気持ちでキャッシュレス決済にチャレンジしてみてはいかがでしょうか? 
 
出典
一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ポイント還元事業」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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