お子さまやご高齢者に! キャッシュレス決済で安心・安全な暮らし方

配信日: 2019.11.27 更新日: 2021.04.05

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お子さまやご高齢者に! キャッシュレス決済で安心・安全な暮らし方
さまざまなキャッシュレス決済サービスがありますが、お子さまやご高齢の方には、どれが向いているのでしょうか? 一緒に見ていきましょう。
 
藤井亜也

執筆者:藤井亜也(ふじい あや)

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。

<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)

<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定

サービスや物を受け取るにはお金が必要

私たちが生活をするうえで必要なサービスを受けるには、必ずお金を支払います。バスや電車に乗るときも、のどが渇いてペットボトルの水を買うときも、お金を支払いますよね。
 
1日、何回お金を支払う場面がありますか?お子さまの場合でも、それなりの年齢になれば、飲み物やお菓子を買うなど数回あるかと思います。ご高齢者も、日々の買い物や病院での受診料、薬代など、お財布をあける回数は何度もあるでしょう。
 
現金で支払うには、必要な金額を確認し、お札や小銭を出す必要があります。コンビニのレジで支払い額を一生懸命、お財布から出そうとして、後ろに他のお客さんが並んでしまった、という経験はありませんか?
 
では、キャッシュレス決済の場合はどうでしょうか? カードや携帯をお店の機械にかざすだけです。金額の確認、お金をお財布から出す必要もありません。とても便利ですよね。いろいろなキャッシュレス決済がありますので、確認してみましょう。
 

キャッシュレス決済

今はさまざまな方法でお金を支払うことができます。決済のタイミング別に見ていきましょう。

・前払い

主に交通機関で使われているSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)のように、事前にカードにお金を入れておく(チャージしておく)ことで使えるプリペイドカードです。

・即時決済

デビットカードは、支払いのタイミングで即時に支払口座から引き落としがされます。口座に入っている金額までしか使えませんので、使いすぎの防止になります。支払い明細が通帳に記載され、お金の管理もしやすいカードです。

・後払い

クレジットカードは、カード会社が支払い額を立て替え、後から請求がくるカードです。支払い回数も選べますので、高額なお買い物の際は便利なカードと言えます。使いすぎに注意しながら、貯まったポイントも活用するなど、工夫して使うとよいでしょう。
 
これらのカードは現物としてのカードがあるのですが、今は携帯(スマートフォン)に決済アプリを入れて利用することもできます。
 

携帯での決済アプリ

携帯(スマートフォン)に決済アプリを入れるので、「スマホ決済」や「モバイル決済」と呼ばれています。LINE Pay、PayPay、楽天ペイなどCMでもよく目にするかと思います。
 
決済アプリを携帯に入れて、支払い方法を選択しておきます。口座引き落としやクレジットカードなど、各アプリにより利用できるものが異なりますので、ご自身がよく使われる決済にしておくとよいでしょう。
 
スマホ決済のメリットは、携帯一つで決済が完了できることです。お財布を持たなくても、携帯さえあれば買い物ができるので、とても便利です。また、支払金額に対してポイント還元などがあり、お得に買い物ができることが多いのもよい点でしょう。
 

お子さまやご高齢者に向いているものは?

さまざまなキャッシュレス決済がありますが、お子さまやご高齢者に向いているのは、プリペイドカードやデビットカードだと思います。カードで利用できる金額は、プリペイドカードであればチャージしておいた金額ですし、デビットカードであれば口座に入っている金額までです。
 
万一、カードを落としてしまったり、盗まれてしまったりしても、被害額が想定できます。クレジットカードにも限度額はありますが、高額なものも購入できてしまうため、日常使いにはあまりお勧めできません。旅行先で使うなど、使う場面に合わせて選ぶとよいでしょう。
 

お金の管理がしやすいのも魅力

プリペイドカードは、使うと「残額」が出ますので、あといくら使えるということが目に見えて分かります。1日いくら、1週間でいくら、などお金の管理をしながら使うことができます。
 
デビットカードも通帳に支払い明細が記帳されますので、家計簿として活用されるのもよいでしょう。キャッシュレス決済にしておくことで、たくさんの現金を持ち歩かなくて済み、安心・安全な暮らしにつながります。キャッシュレス決済でお金の管理をしながら、生活を便利にしていただければ幸いです。
 
執筆者:藤井亜也
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長


 

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