更新日: 2020.05.24 その他暮らし

みんなはごはんのおともに何を食べているの?ダントツで人気の食材とは

みんなはごはんのおともに何を食べているの?ダントツで人気の食材とは
外出制限が要請される日々。解除された自治体でも、外出は控えめにと申し渡されているでしょう。そうなると、毎日自宅でごはんを食べることになります。いい加減、メニューに困ってきませんか?
 
そこで大事なのは「ごはんのおとも」じゃないでしょうか。みなさんの家では何が愛されていますか?
 
藤木俊明

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

やはり強いのは「納豆」でした

ちょっと前の調査で恐縮ですがマイボイスコム株式会社が「ご飯のおともに関するアンケート調査」を行いました(※1 : 2018年)。
          
自宅でご飯を食べる人に、ご飯と一緒に食べるものを聞いたところ(複数回答)、ダントツチャンピオンが「納豆」(63.8%)です。続いて「焼き海苔・味付け海苔」「ふりかけ」「明太子、たらこ」が各4割ということです。
 
え、関西は納豆食べないのでは……。やはり地域差があるようで、同調査では、北海道・東北・関東では「納豆」と回答した人は全体の7~8割にのぼるようですが、近畿・中国・四国では各5割だそうです。
 
また、「とろろ芋」「塩辛」「いくら、すじこ」。これらも「ごはんのおとも」として魅力的ですが、これは北海道・東北で高く、西日本で低い傾向のようです。逆に近畿・中国では「ちりめんじゃこ、ちりめん山椒」が人気とのことです。どれもごはんがすすみそうではありますね。
 
このアンケートは複数回答ですので、「納豆」と答えても、それだけということではないです。他にも「明太子・たらこ」「生卵」「ふりかけ」「キムチ」など多士済々です。しかし、やはり強いのは納豆。

水戸をおさえて福島市、盛岡市という東北勢が金と銀

これほどまでに「ごはんのおとも」として人気がある納豆ですが、家計に占める割合はとみると、総務省家計調査(平成31年)の都道府県庁所在市および政令指定都市平均の1年間の消費額は4140円。
 
そして、納豆をよく買っている県庁所在市および政令指定都市のベスト10はというと、次の通りです。
 
1位 福島市 6601円
2位 盛岡市 6189円
3位 水戸市 6171円
4位 山形市 5723円
5位 前橋市 5648円
6位 長野市 5567円
7位 仙台市 5507円
8位 宇都宮市 5409円
9位 秋田市 5355円
10位 青森市 5084円
 
見事に東日本とくに東北・北関東が上位にランクインしていますね。「水戸納豆」という言葉があるのですが、実は福島が納豆消費額日本一(この時点)だったのです。ちなみにこの時点で一番納豆を買っていないのは和歌山市でした(2306円)。
 
ついでに、と言っては何ですが、同家計調査で「ごはんのおとも」と認められそうなものを探してみましたら、次のようなものがありました。それぞれよく買っている県庁所在市および政令指定都市ベスト3をピックアップしておきます。
 
みなさんの「ごはんのおとも」は何ですか?
 
■梅干し
1位 和歌山市 2906円
2位 さいたま市 2276円
3位 青森市 1979円
 
■ふりかけ
1位 山口市 2432円
2位 福井市 2161円
3位 熊本市 2131円
 
■こんぶつくだ煮
1位 大津市 2021円
2位 福井市 1999円
3位 富山市 1861円
 
出典
※1: マイボイスコム株式会社「ご飯のおともに関するアンケート調査」
※2: 家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング
 
執筆者:藤木俊明
副業評論家


 

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