楽天ペイでのポイントは何に使える? 有効活用方法を解説
配信日: 2020.05.21 更新日: 2020.05.25
楽天ペイを使えば使うほどポイントが貯まり、そのポイントを1円から日常の支払いに使えるため、毎日の支出を減らすことができます。この記事では楽天ペイのポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している
楽天ペイってどんなサービス
楽天ペイは、楽天ペイメントが運営するスマホ決済サービスです。楽天サービスの利用で貯まる「楽天スーパーポイント」をそのまま日常の支払いに使うことができるので、楽天ユーザーには特にメリットが大きく、便利なスマホ決済サービスとなっています。
楽天ペイのメリット
楽天ペイのメリットは以下となっており、ポイントが貯まりやすいこと、貯まったポイントをいろいろな場所で使えることが魅力です。
・楽天サービスで貯まったポイントを日常生活で使うお店で使える
・楽天ペイの利用で貯まったポイントもいろいろなお店で使える
・期間限定の楽天スーパーポイントを無駄にせずに使える
・ラクマの売上金をそのまま支払いに使える
・楽天ペイを使えるECサイトの数が多い
楽天ペイでは特に「期間限定ポイントを無駄なく使える」という点が大きな魅力といえます。楽天では「期間限定ポイント」をもらえることがありますが、これは一定期間後に消えてしまうポイントです。
今までは「期間限定ポイントが消えるともったいない」と無理に買い物をしていた人も多いと思いますが、楽天ペイを使えばこの問題が解決します。
楽天ぺイでは、利用設定で「ポイントをすべて使う」と設定すると、自動的にポイント払いが優先されます。同じポイントでも期間限定ポイントから自動的に使われていきますので、ポイントをムダにせずに効率的に使うことができます。
楽天ペイを使うと、「楽天のサービスで新たに買い物をせずに、効率的に期間限定ポイントを使うことができる」という点が楽天ユーザーにとって大きなメリットといえます。
また、楽天ペイは多くの実店舗だけではなく、5000を超えるECサイトの決済に対応しているところも魅力です。「スマホ決済サービスを使いたいけれど、使える場所が少なくてポイントを貯めにくい」と感じている人は、実店舗とECサイトの両方で利用できる楽天ペイがおすすめです。
楽天ペイのデメリット
楽天ペイのデメリットは、以下となっています。
・電波が届かない場所では決済できない
・スマホの電池が切れると使えない
・登録できないクレジットカードがある
・支払い上限額がある
楽天ペイの一番のデメリットは、電波が届かなかったりスマホの電源が切れたりすると使えないことです。もっとも、これは楽天ペイに限らず、どのスマホ決済サービスにもいえるデメリットですから、万が一のことを考えてやはりお財布も一緒に持っていく方が良いでしょう。
また、楽天カードはクレジットカードを登録できるスマホ決済サービスですが、「楽天カード」か「VisaやMasterCard」しか登録することができません。
楽天ペイでは楽天カードを登録して楽天銀行を利用すると1.0%が還元されます。また、新規に楽天カードを作ると5000ポイントがもらえるキャンペーンが実施されていますから、楽天ペイを利用するときには楽天カードを新しく作ることもおすすめです。
楽天ペイのポイントの使い道
楽天ペイのポイントは、以下のようにさまざまな場所で使うことができます。
・楽天ペイでの支払い(楽天ペイ対応の実店舗やECサイトにおける支払い)
・ラクマでの支払い
・楽天ペイのポイントを楽天Edyに移行し、電子マネーとしての支払い
・楽天市場の買い物での支払い
・さまざまな楽天サービスでの支払い
楽天ペイを利用すると貯めたポイントをムダにせず、1ポイント単位で支払いに使えることができることが魅力です。
楽天ペイではどれくらいポイントがたまる?
楽天ペイを利用すると、政府が行っている「キャッシュレス・ポイント還元事業」で支払い金額に応じたポイントをもらうことができます。もらったポイントが実際に楽天ペイに反映されるまでには一定の期間が必要ですが、反映されたポイントはそのまま支払いに使うことができます。
楽天ペイのポイントの有効活用方法
楽天ペイのポイントはさまざまな店舗やECサイトで使えることはもちろんのこと、【表1】のような他の楽天サービスの支払いもすることができます。
【表1】
楽天証券では、楽天ペイで貯まったポイントを楽天証券での投資信託の買い付けに利用することもできます。また、「楽天でんき」を利用すれば、ポイントを毎月の電気代に充てることができますし、楽天銀行では、ポイントを振込料に充てることもできます。
このように、楽天のサービスを利用すると、貯まったポイントをさまざまな生活費に充てることができます。楽天ペイを利用するときには利用できる楽天サービスがないか探してみると良いでしょう。
Q&A
楽天ペイはポイントを貯めやすく便利ですが、他のスマホ決済サービスと比べてメリットは多いのでしょうか。【表2】のように、楽天ペイとPayPay、メルペイを比較してみました。
【表2】
ポイント還元率はPayPayが0.5%から1.5%と高くなっていますが、楽天ペイも楽天カードと楽天銀行を使うことで1%の還元率になります。
メルペイは、メルペイの利用自体で貯まるポイントがないため、高い還元率でポイントを貯めたい場合は、PayPayもしくは楽天カードを使った楽天ペイが一番お得ということになります。
クレジットカード登録では、メルペイは登録不可となっており、PayPayもヤフーカードのみとなっています。チャージする手間がかからず手軽に利用できるのは、いろいろなクレジットカードを登録できる楽天ペイといえるでしょう。
楽天ペイは他のスマホ決済サービスに比べて使えるECサイトの数が格段に多くなっています。使える店舗が多いということは、ポイントを貯める機会が多いということですので、楽天ペイは一番利便性が高く、ポイントを貯めやすいスマホ決済サービスであるということができます。
まとめ
楽天ペイは、貯まったポイントを使えるお店の数も多いということが大きなメリットとなっています。
また、楽天では「楽天モバイル」「楽天カード」「楽天保険」など、指定されたさまざまな楽天サービスを利用することで、「ポイント4倍」など、楽天スーパーポイントがよりお得に貯まる仕組みがあります。
「通常の買い物だけではなく楽天サービスも多く利用して効率的にポイントを貯めて、そのポイントを日常の支払いに使う」という好循環サイクルを作ることができるのも楽天ペイの大きな魅力です。
スマホ決済サービスを利用して毎日をお得に過ごしたいという人は、楽天スーパーポイントをたくさん貯めて使える楽天ペイを使ってみてはいかがでしょうか。
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー