片づけの美学73 掃除した後、車内のきれいをキープする4つのヒント

配信日: 2020.06.27

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片づけの美学73 掃除した後、車内のきれいをキープする4つのヒント
愛車に気持ちよく乗るために、洗車とともに、車内のお掃除はとても大切です。快適な車内空間は気持ちのいいドライブに欠かせません。今回は、掃除した後、車内のきれいをキープする方法をご紹介します。
奥野愉加子

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

車に乗るたびに「車内の片づけ」が思い浮かぶ

車に乗っていると、ゴミやほこり、汚れが気になることがあります。ただ、車内の乱れは乗っている最中は気になっても、車から降りた途端、すっかり忘れてしまうということはないでしょうか。
 
掃除した後、きれいをキープするために大切なポイントは「車から降りる時」です。降りる時に、荷物を下ろすのと同じように汚れの元も落としてあげましょう。うまくいけば、掃除の回数を減らすことができるかもしれませんよ。

コツ(1) ゴミはすぐに捨てる

ゴミは、自宅に着いたらすぐに捨てましょう。ドアのポケット部分やダッシュボードに、お菓子の包み紙・レシート・入場券などいろいろなモノをためてしまう方も多いのではないでしょうか。大切なのは、ポケットなど見えないところに入れて、しまい込まないことです。
 
レシートなどのゴミが出た時は、オープンな小物入れなど、車内で目立つところに置いておけば、下車する時に気づける可能性が上がります。
 
出たゴミは、その日のうちに捨てることを鉄則にしましょう。余計なモノが車にない状態をキープできるので、とてもスッキリしますよ。

コツ(2) お菓子の包み紙・食べカス対策をする

子どもがいる家庭の場合、汚れの原因は子どものお菓子の食べカスが多いのではないでしょうか。
 
掃除をすると、お菓子の包み紙・食べカスがびっくりする量で、見つかることもありますよね。車内でお菓子を食べさせる時は、ゴミ入れの袋を持たせておくと、食べ散らかしを防ぐことができます。
 
他にも、キャンディ・1口サイズのお菓子など、食べカスが出づらいお菓子をチョイスするのも手です。クッキーやスナックなどは食べカスが出やすいので、できれば避けたいお菓子ですね。長時間のドライブなど車内で飲食する時は、ゴミ袋を持ち込むことも鉄則にしたいですね。

コツ(3) ゴミ箱を置かない

車内にゴミ箱を置くと、ゴミがあちこちに散らかることは防げます。
 
ただ、ゴミ箱があると、ゴミ箱がいっぱいになってから捨てるという習慣になりやすく、車内にゴミがたまりやすくなってしまいます。悪臭などの原因にもなるので、おすすめしません。ゴミが出たら、すぐ出すことを習慣づけるほうが、きれいをキープできますよ。

コツ(4) プチ掃除を時々する

おすすめのプチ掃除は、拭き掃除と足元の汚れ落としです。
 
拭き掃除は、軽い汚れなら古い布を使って水拭きでも十分です。また、車専用の掃除用品がいろいろと売られています。車内の汚れをふき取るウエットシートなどもあるので、いくつかダッシュボードに入れておいてもいいですね。
 
汚れに気づいたら、2、3分でも拭き掃除ができれば、汚れが固まらず、簡単にきれいにできます。
 
足元の汚れは、フロアマットが引いてあれば、軽い汚れならはたくだけできれいになります。少し砂ぼこりが気になったタイミングで掃除ができれば、手軽なメンテナンスだけで済みます。気になったタイミングがやり時。プチ掃除することで、汚れの積み重ねを防いでいきたいですね。

掃除の回数を減らしても、気持ちいい清潔さをキープ

4つのコツを続けることで、大掛かりな車内清掃の回数を減らすことができるとうれしいですね。きれいな車内空間で快適なドライブを楽しんでいきましょう。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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