住宅ローン審査の流れとは? 審査のポイントと必要書類についても解説 | ファイナンシャルフィールド

更新日: 2021.11.11 審査

住宅ローン審査の流れとは? 審査のポイントと必要書類についても解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

住宅ローン審査の流れとは? 審査のポイントと必要書類についても解説
住宅ローンを組むとき、審査がどのようにして進むのかよく分からず不安を感じる人は少なくないでしょう。住宅ローンの審査でトラブルがあれば、ローンを組めず住宅購入計画が大きく狂ってしまうこともあります。
 
住宅ローンの審査には、正式な審査に加え仮審査があり、審査が2段階に分かれています。それぞれ申し込み方法が異なるので、ミスのないように進めましょう。
 
この記事では、住宅ローン審査の基本的な流れや必要書類、審査でチェックされるポイントについて解説します。スムーズに住宅ローンを組むため、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

新井智美

監修:新井智美

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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住宅ローンの審査は厳しい?

住宅ローンの審査は厳しいといわれることも少なくありません。借り入れる金額にもよりますが、住宅ローンは返済期間が長期にわたります。
 
金融機関としても、計画的にきちんとローンを完済してくれる人なのかしっかりチェックしておきたいと考えるでしょう。
 
住宅ローンを組むためには、審査に通過することが必要です。ここからは住宅ローンと審査の基本知識を紹介するので、ぜひ最初に確認しておいてください。
 

住宅ローンを組むには審査通過が必須

金融機関で住宅ローンを組むには、金融機関が定めた審査に通過する必要があります。審査なしの住宅ローンはないので、住宅を購入する場合はあらかじめ審査についても考えておかなければいけません。
 
住宅ローンを組まず、一括で住宅を購入する場合であれば審査がないこともあります。しかし、一般的な収入では住宅の一括購入が厳しいため、審査を受けことを前提に住宅ローン選びを進めましょう。
 

審査は複数回に分かれていることも

住宅ローンの審査では、審査が仮審査(事前審査)、本審査(正式審査)などと複数回に分かれていることも多いです。審査の名称は金融機関によって異なりますが、2回に分けて審査が行われるのが一般的です。
 
また、それぞれの審査で必要な情報や用意する書類が異なります。
 
もし一回目の審査で落ちてしまった場合、次の審査には移れず申し込んだ金融機関では住宅ローンが組めなくなります。
 

住宅ローン審査の基本的な流れ

ここからは、住宅ローン審査の基本的な流れを以下のとおり詳しく説明します。
 

  • 1.必要事項を入力して申し込む
  • 2.事前審査を受ける
  • 3.事前審査の結果を確認する
  • 4.正式審査に申し込む
  • 5.正式審査の結果を確認する
  • 6.本契約を行う

 
審査の流れはローンを申し込む金融機関によって少し異なりますが、基本的な流れを知っておくことで準備ができます。
 
流れを把握して、不明な点は早めにローンを組みたい金融機関に相談してみましょう。
 

必要事項を入力して申し込む

申し込む住宅ローンが決まったら、WEBや窓口で事前審査に申し込みをします。事前審査では、申込者にローンを支払う力があるのか簡易的にチェックされます。
 
事前審査に通過しないと物件を購入できない不動産会社も多くあるため、購入を決めたら早めに住宅ローンを検討し始めることが大切です。
 

事前審査を受ける

申し込みが無事に完了したら、事前審査(仮審査)を受けます。事前審査の結果は本審査と比べ早めに分かることが多く、メールもしくは電話、郵送で通知がくることから、電話はすぐ取れるようにしておきましょう。
 

事前審査の結果を確認する

事前審査の結果が出たら、金融機関に指定された方法で事前審査の結果を確認します。電話がかかってくるところ、郵送で結果を送付してくるところなど連絡方法はさまざまです。
 
もし事前審査の時点で落ちてしまうと、以降の申し込みができなくなり住宅ローンが組めません。もし落ちてしまった場合は、他の金融機関が提供する住宅ローンを検討しましょう。
 

正式審査に申し込む

事前審査に無事通過できたら、正式審査(本審査)に申し込みます。正式審査には必要書類が多くあり、準備に時間がかかることも少なくありません。
 
書類に不備があると正式審査に申し込むことができないので、事前審査に申し込んだ段階から準備を始めておくと安心です。
 
正式審査の申し込みには保証人予定者も同伴するケースが多いため、申し込みを窓口で行う金融機関がほとんどです。しかし、中にはWebから正式審査への申し込みができる金融機関もあるので、窓口に行くのが難しい場合は事前に審査方法をチェックしましょう。
 

正式審査の結果を確認する

申し込みが完了したら、正式審査の結果を確認します。正式審査では事前審査よりさらに慎重な審査が行われるので、結果が出るまでに時間がかかることもあります。
 
結果の連絡方法は金融機関によって異なるため、あらかじめ審査にかかるおおよその期間と連絡方法を担当者に確認しておきましょう。
 

本契約を行う

正式審査で問題がなければ、本契約に移ります。本契約は、担当の人と対面で話せる場所で行います。保証人予定者の同席が必要なケースもあるので、スケジュールを調整しておきましょう。
 

住宅ローン審査に必要な書類

住宅ローンの正式審査では、仮審査よりさらに詳しい情報が必要です。ここからは、正式審査の前に一般的な金融機関で求められる書類を以下のとおり解説します。
 

●本人確認書類
●物件に関する書類
●収入に関する書類

 
書類には準備が必要なものもあります。審査直前に慌てることのないよう、あらかじめ確認しておきましょう。
 

本人確認書類

審査申し込みの際には、申込者本人だと確認できる書類が必要です。本人確認書類として有効なものは、以下のとおりです。
 

●運転免許証
●パスポート
●健康保険証
●マイナンバーカード

 
金融機関によっては他にも本人確認書類として使えるものもあります。使えるかどうか分からない書類がある場合は、早めに相談しましょう。
 

物件に関する書類

審査の際は、ローン対象となる不動産に関する書類も必要になります。不動産に関する書類として用意するのは、以下のとおりです。
 

●不動産登記事項証明書(土地・建物)
●重要事項説明書
●売買契約書
●住宅地図・公図

 
購入する物件・土地によってはさらに資料が必要なケースもあるので事前に確認しましょう。
 

収入に関する書類

最後は、審査で重要になる収入関連の書類です。収入関連の書類では、契約者本人の収入や勤務状況が分かるものを用意します。
 
一般的な金融機関で必要になる書類は、以下のうちから1つです。
 

●所得証明書
●住民税決定通知書
●納税証明書

 
本人の属性によっては、過去数年分の証明が必要となるケースがあります。また、自己資金を証明する書類として預金通帳や証書も用意しておきましょう。
 

住宅ローン審査で見られるポイント

住宅ローン審査ではどんなポイントがチェックされるのか、事前に知っておきたいという人は少なくないでしょう。ここからは、住宅ローン審査で見られるポイントを以下のとおり解説します。
 

●年齢・健康状態
●不動産の価値
●本人の収入状況

 
すぐに対処するのが難しい項目もありますが、住宅選びの段階でローン審査のポイントを知っておけば無理のない契約ができるはずです。それぞれ確認し、できるものは準備をしておきましょう。
 

年齢・健康状態

年齢が高すぎたり、持病があったりする場合は収入が十分でも審査に落ちてしまうことがあります。
 
年齢に関してはローンを組む期間を調整したり、自分の年齢に合うプランを探したりすることで解決できる可能性も少なくありません。また、持病がある場合はさまざまな人が加入できるワイド団信への申し込みを検討してみましょう。
 

不動産の価値

担保となる不動産の価値が低すぎると、返済ができなくなったときに家を売却しても借金が残ってしまいます。そのため、不動産の価値が低い場合も審査に落ちる可能性が高いです。
 
住宅ローンが組めるくらいの価値があるのか、不動産業者にあらかじめ相談して物件を決めると安心です。
 

本人の収入状況

勤務年数が短い、収入が低い場合は返済能力が十分だと評価される可能性があります。収入状況が思わしくない場合、返済期間や返済額を調整する、勤務年数を増やすため住宅の購入を遅らせる、などの工夫が必要です。
 

住宅ローン審査の流れをおさえて準備をしておこう

住宅ローン審査は複数回に分けられており、それぞれ申し込み方法や伝えるべき情報が異なります。スムーズにローンが組めるよう、必要なものはあらかじめ準備しておきましょう。
 
また、審査に通るか心配という人は、慎重に住宅ローンを選ぶことが大切です。無理のない返済計画を立てれば、将来のトラブルも減らせるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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