更新日: 2023.11.24 その他ローン

ノンバンク系ビジネスローンは審査に通りやすいって本当? 銀行系ビジネスローンとの違いって?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ノンバンク系ビジネスローンは審査に通りやすいって本当? 銀行系ビジネスローンとの違いって?
ビジネスを立ち上げたり、新たな事業を展開したりする際には、資金が必要になります。その調達方法はさまざまですが、ビジネスローンの利用も一つの選択肢となるでしょう。サービスを提供している企業によって、ビジネスローン商品はいくつかの種類に分けられます。
 
今回は、ノンバンク系と銀行系の違いから、ノンバンク系のビジネスローンは審査に通りやすいといった話について深掘りし、解説していきましょう。
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ビジネスローンの特徴

まず、利用前にビジネスローンについて理解しておかなければいけません。ビジネスローンとは、事業資金の借り入れを目的として利用できるローン商品のことです。そのため、利用者は法人経営者や個人事業主に限定されます。一般の人が借り入れできるカードローンとは異なり、事業以外の用途での利用はできません。
 
また、総量規制の対象とならない点も特徴です。個人がカードローンなどを利用する場合は、年収の3分の1を超える借り入れはできないというルールがあります。この総量規制が適用されないため、例えば、個人事業主でも年収の3分の1を超える金額の借り入れがビジネスローンでは可能です。
 

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ビジネスローンのノンバンク系と銀行系の違い

ビジネスローンは、主にノンバンク系と銀行系に大別可能です。銀行系とは、文字通り、民間銀行のビジネスローン商品を指します。ノンバンク系とは、消費者金融業者など、銀行以外の企業が取り扱うビジネスローン商品です。
 
以下で、ノンバンク系と銀行系のビジネスローンの違いをみてみましょう。
 

・主な違いは金利と審査

ノンバンク系は銀行系と比較して、金利が高い傾向があります。法律の上限となる金利を設定しているノンバンク系のビジネスローン商品も少なくありません。銀行系は、ノンバンク系よりも金利を抑えているビジネスローン商品が多くみられます。
 
審査に関する違いは、主に2つです。1つは審査スピード、1つは審査基準です。審査スピードに関しては、ノンバンク系の方が早いといわれています。また、比較的審査に通りやすいとされているのもノンバンク系です。銀行系と比較して借りやすいと表現できなくもありませんが、そのぶん金利が高い点は押さえておく必要があります。
 

ノンバンク系ビジネスローン利用時の注意点

すぐに事業資金を調達したいときには、借り入れまでのスピードが比較的速く審査にも通りやすいとされているノンバンク系のビジネスローンの利用も検討の余地があるでしょう。しかし、注意点もあります。
 
ここでは、ノンバンク系ビジネスローン利用時に気をつけておきたいことを紹介しましょう。
 

・審査がないわけではない

「ノンバンク系ビジネスローンは審査に通りやすい」といわれることがありますが、これはあくまでも銀行系ビジネスローンと比較した場合です。審査がないわけではなく、また、甘いとも限りません。
 
審査基準は公表されておらず、企業や商品ごとにも違いがあります。どのような基準でも問題がないよう、しっかりと準備や対策をしたうえで申し込まなければ、容易には審査を通過できないでしょう。
 

・少額利用を心がける

ノンバンク系のビジネスローンは銀行系と比較して、金利が高く設定されている傾向があります。借入金額が大きくなると金利負担も増大するため、可能な限り少額利用を心がけましょう。大きな事業資金が必要な場合には、そのほかの調達手段も視野に入れながら、慎重に決定する必要があります。
 

・短期利用を徹底する

高く設定された金利は、長期利用の際の負担も大きくします。ノンバンク系のビジネスローンを利用する際には、借り入れから返済までの期間が短くなるよう注意しなければいけません。早急に資金が必要で、かつ返済のめどがあるときなどに利用するとよいでしょう。
 

ノンバンク系のビジネスローンにも審査はあり利用の際には注意も必要

ノンバンク系のビジネスローンは銀行系と比べて、審査スピードが速く審査に通りやすいといった話があります。そのような傾向は確かにありますが、ノンバンク系だからといって審査が甘いとは限らず、申し込めば必ず審査に通るわけではありません。
 
また、ノンバンク系は銀行系よりも金利が高く設定されている傾向もみられます。利用の際には少額および短期での借り入れを心がけましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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