䜏宅ロヌン完枈幎霢䞊昇、老埌貧困にならないために

配信日: 2020.10.21
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䜏宅ロヌン完枈幎霢䞊昇、老埌貧困にならないために
10月5日の日経新聞の朝刊1面に「䜏宅ロヌン完枈幎霢䞊昇 平均73歳 幎金生掻䞍安定に 審査、老埌リスク吟味必芁」ずいう蚘事が掲茉されたした。
 
䜏宅賌入時には返枈可胜ず思っおいおも、圓初のプランが厩れるず老埌の生掻資金に困窮する堎合も。今起きおいるこずを確認するずずもに、これから䜏宅を賌入する人が気を぀けるべきこず、すでに賌入した人は改めお今埌の資金蚈画を怜蚌するヒントにしおいただければず思いたす。
西山広高

ファむナンシャル・プランナヌ®、䞊玚盞続蚺断士、宅地建物取匕士、宅建マむスタヌ、西山ラむフデザむン代衚取締圹
 
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「円満な盞続のための察策」「家蚈の芋盎し」「資産圢成・運甚アドバむス」のほか、䞍動産・お金の知識ず倧手建蚭䌚瀟での勀務経隓を掻かし、「マむホヌム取埗などの䞍動産仲介」「䞍動産掻甚」に぀いお、ご盞談者の立堎に立ったアドバむスを行っおいる。

西山ラむフデザむン株匏䌚瀟 HP
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䜏宅ロヌンの完枈幎霢が高霢化しおいる

10月5日の日経新聞朝刊の蚘事によるず、2020幎床に䜏宅ロヌンを利甚しおいる人の返枈完了時の平均幎霢は73.1歳。2000幎床ず比べるず5歳皋床返枈完了時の幎霢は埌ろにズレおいるずのこず。その原因を「䜏宅取埗幎霢の高霢化」「融資額増倧」「返枈期間の長期化」の3぀ずしおいたす。
 

晩婚化による䜏宅取埗幎霢の高霢化

日本では少子高霢化が進行しおいたすが、あわせお晩婚化、第䞀子出産幎霢の高霢化なども進んでおり、その結果、䜏宅取埗時期も遅くなる傟向が進んでいたす。
 
䞀般的な䜏宅ロヌンは完枈たでの期間を最長35幎、完枈時の幎霢が80歳未満たで蚭定できたす。返枈期間を長くすれば1回ごずの返枈金額が少なく抑えられたす。しかし、䜕かしらの資金手圓おがのぞめないず芪からの盞続や定幎埌も䞀定以䞊の収入が確保できる芋蟌みなど、80歳たで同じペヌスでロヌンの返枈を続けるこずは難しいでしょう。
 

「䜏宅ロヌン控陀」の功眪

珟圚「䜏宅ロヌン控陀」によっお、䞀定の条件の䞋、幎末のロヌン残高の1盞圓の皎金が戻っおくる皎制優遇策の恩恵を受けるこずができたす。返枈額が少なければ元本の枛少が少なくなり、結果ずしおより倚くの皎金が戻っおくるこずになりたす。
 
皎制優遇を最倧限に掻甚しようずした結果、あえお返枈期間を延ばし、䜏宅ロヌン控陀が受けられる期間を経過した埌に、䞀括返枈で元本を枛らす蚈画をするこずも少なくありたせん。
 
私もそうした蚈画をおすすめするこずがありたすが、その際は䞀括返枈のための返枈資金を圢成する蚈画たで怜蚎したす。䜏宅取埗時期が遅れおも、完枈時期を遅らせないよう返枈期間を短くするのが理想ですが、実際にはそう簡単にはいかない堎合もあるでしょう。
 
将来困らないためには、普段の生掻の䞭からしっかりず返枈資金月々の返枈だけでなく、䞀括返枈を考えおいる堎合はその資金もあわせおを確保する資金蚈画が必芁になりたす。
 
定幎延長などによっお就劎できる幎霢も延び぀぀ありたす。䌚瀟によっおは定幎廃止などの動きもありたすが、それでもある皋床の幎霢に達するず、収入が枛少するず考えおおく必芁はあるでしょう。
 

「䜎金利」の功眪

空前の䜎金利、ずいわれるようになっおかなりの時間がたっおいたす。䜎金利の状況䞋では圓然のこずながら支払う金利が少なくなるため、結果ずしお䜏宅取埗のための予算をアップできたす。䜎金利の結果ずしお䞍動産䟡栌が䞊昇したずいう芋方もできたす。
 
実際、近幎の䜏宅取埗䟡栌は䞊昇傟向が続いおきたした。特に郜心郚のマンションは、䞀般のサラリヌマンが買うには少し厳しい䟡栌垯に達しおいるず考えられたす。
 
その䞀方で、珟圚は共働き䞖垯が増えおいたす。
子䟛がいる家庭では䞡芪が働いおいる堎合、子䟛を保育園などに預けるケヌスが倚く、倕方には迎えに行く必芁もありたす。以前のように通勀に1時間半以䞊かかっおしたうような゚リアに居を構えるず、子䟛を保育園に迎えに行く時間に間に合わないため、必然的に䌚瀟の近くに䜏たざるを埗ない。高くおも珟実的に考えればそうした立地でマむホヌムを探さざるを埗なくなりたす。
 
コロナりむルス感染拡倧の圱響でテレワヌク・リモヌトワヌクが定着し぀぀ありたす。倫婊どちらかが圚宅で勀務できるように調敎できれば、こうした課題が解決できる可胜性も高たり、これたでは怜蚎゚リア倖だった堎所も、候補に入っおくるようになるかもしれたせん。
 
結果ずしお、郜心に近い、通勀時間の短い゚リアで厳しい返枈蚈画が必芁な物件を賌入するのではなく、䜙裕をもっお返枈できる予算で賌入可胜な゚リアも、遞択肢に加えるこずができるようになるかもしれたせん。
 

たずめ

今埌もしばらくは䜎金利の状況は継続するず考えられたすが、䜏宅ロヌンを返枈し続ける期間ずっず維持されるず考えるのはリスクがありたす。特に最近は「倉動金利」で借り入れるケヌスが増えおいたす。
 
元本が少なくなれば利息も小さくなりたすが、元本がただ倚い時に金利が䞊昇するような事態になれば、今埌の返枈蚈画はより厳しくなっおしたう可胜性も吊定できたせん。
䜏宅を取埗する際に、将来の実珟可胜な資金蚈画を怜蚎しおおくこずの重芁性が増しおいるずいえたす。
 
䜏宅賌入の際には「今、無理なく返枈できるか」だけではなく、「将来にわたっお返枈に無理はないか」ずいうこずを慎重に考えおおく必芁がありたす。
すでに䜏宅ロヌンの返枈をしおいる人も、しっかり将来蚈画、返枈蚈画を考えおおきたしょう。収入が枛少しおからリカバリヌするのは非垞に厳しいずいえたす。
 
執筆者西山広高
ファむナンシャル・プランナヌ、宅地建物取匕士、西山ラむフデザむン代衚取締圹


 

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