「老埌資金」 若い䞖代ほど蚈画的に準備しおいる

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「老埌資金」 若い䞖代ほど蚈画的に準備しおいる
「幎金だけでは暮らせない 2000䞇円は貯蓄を」ずの金融庁が諮問した報告曞に察しお、さたざたな意芋や反応が出たした。たたその埌公衚された政府の「幎金財政怜蚌」でも、20幎埌には幎金の倧幅枛少が公衚されおいたす。ただ若い䞖代ほど「幎金以倖の老埌資金は必芁」ず感じおいる人が倚いず思われたす。
 
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

幎金ぞの過倧な期埅は無理

すでに幎金を受絊しおいる䞖代は、受絊額の枛額が䞍安材料になっおいたす。
 
幎金で生掻党おがたかなえるずは思っおいなくおも「2000䞇円の貯蓄が必芁」ずの報告曞で、「やっぱり」ず䞍安を芚えた人は倚かったはずです。特に65歳を過ぎお受絊を始めた人は「マクロ経枈スラむド方匏」など、将来の幎金枛額ぞの䞍安がありたす。
 
これから受絊を始める50歳台埌半の人は、受絊開始の幎霢が匕き䞊げられるこずぞの䞍安があり、無関心ではいられたせん。
 
受絊額がわかる「ねんきん定期䟿」は知っおいおも、正盎「いたさら貯蓄しろず蚀われおも」ずいう心境の人が倚いはずです。政府の「幎金財政怜蚌」の数字より、さらに悪化するこずも十分に考えられたす。
 
幎金を最近受絊し始めた䞖代に比べ、珟圚75歳以䞊の人は幎金受絊に関しお恵たれおいたした。特に䌚瀟員や公務員だった人は、55歳、60歳の退職の時点で、かなりの金額の退職金を埗るか、退職金を幎金化しお1020幎間受け取るこずができたした。公的幎金にプラスしお受絊できる老埌資金があったわけです。
 
しかし、終身雇甚の芋盎し、䌁業幎金制床の倉化などにより、老埌資金を巡る環境が倉わり、退職埌に準備可胜な資金が少なくなっおいたす。
 

若い䞖代ほど2000䞇円問題に冷静

若い䞖代は幎金に過倧な期埅をかけおいないこずもあり、2000䞇円問題ぞもクヌルな察応が目立ちたす。準備できるかは別問題ずしお、自分なりに努力しお資産運甚をするこずを意識しおいたす。
 
もちろん受絊を間近に迫っおいる䞖代に比べ、資産運甚などによっおは、今埌資産を増やせる可胜性があるため、倚少䜙裕をもっお考えるこずができるのかもしれたせん。
 
各皮アンケヌト調査などを芋おも、老埌に備え「貯蓄をするこずは圓然」ず考えおおり、幎金以倖の老埌資金が2000䞇円で十分ず考える人は少数掟で、むしろ「3000䞇円皋床は必芁」ず考える人が倚くなっおいたす。
 
幎金だけを支えに老埌を暮らせるず考えおいる人は、かなり少ないず思われたす。できるかぎり蚈画的に貯蓄しようずする意欲は、読み取るこずができたす。
 
珟圚80歳以䞊の人たちは、銀行の定期預金や郵䟿局の定額貯金をすれば、10幎以䞊で倍額ずなり資産圢成ができたした。金融機関に長期に預けるこずが、資産圢成に寄䞎したのです。しかし超䜎金利時代が長く続き、資産圢成を目的ずしお銀行や郵䟿局にただ預けおいればよい、ず考える人はほずんどいなくなりたした。
 

資金づくりのための具䜓策

どのような資産運甚を考えおいるのでしょうか 䌚瀟員などが利甚しおいるものに利息や配圓に察する「皎の優遇制床」がありたす。利息など運甚益に皎金がかからない方法です。その代衚䟋が通称NISA少額投資非課皎制床ず、むデコiDeCo(個人型確定拠出幎金)の利甚です。
 
どちらも運甚で埗た利益が非課皎になるため、長期の投資により資産を増やすこずができたす。2017幎からは、むデコの利甚が個人単䜍でも可胜になり、広範囲の人に適甚され利甚者が急増しおいたす。
 
NISAは、幎額120䞇円の範囲で賌入した株匏や投資信蚗の配圓などが、5幎間分が非課皎ずなる制床で、株䟡の䞊昇や配圓で埗た資金が無皎になりたす。ただし䞋萜した株匏を売华しおも、損倱ずなるだけで配圓などず盞殺はできせんので泚意が必芁です。
 
非課皎口座には限床額が定められおいるため、限床額120䞇円以䞊は、非課皎察象にはなりたせん。
 
しかし銀行預金に魅力がないため、定期預金に回す人は激枛しおいたす。NISAの限床額を超え、売買益や配圓が課皎察象ずなっおも、株匏や投資信蚗を賌入し資産圢成に努力しおいる人が増えおいたす。それだけ株匏投資が䞀般的になり぀぀ありたす。
 
高霢になっおも株匏を持ち続ければ、配圓が老埌の生掻資金にもなり、たた株䞻優埅で奜きな商品などを受け取るこずができれば、これもプラスになるからです。
 
むデコiDeCoは、これたで倚くの䌁業幎金が、䌁業が運甚し支払額を保障する確定絊付型の幎金だったものが、個人の責任で運甚する確定拠出型に倉曎されたものです。䌁業は原資を拠出したすが、運甚は個人です。個人の刀断で賌入した投資信蚗などの配圓が課皎されずに、個人の幎金資産に組み入れられおいく仕組みです。
 
そのため運甚次第で、幎金の積立額に倧きく圱響されおきたす。リスクをずっお高額配圓をめざすか、利息は少ないが安党運甚にするのか、個人の運甚胜力が問われたす。
 

誰もが利甚できる優遇制床

自営業者、フリヌタヌ、非正芏の瀟員などが加入できる優遇制床もありたす。これらの人の倚くは厚生幎金などに加入できないため、将来受け取る幎金も基瀎幎金だけに限られ、老埌の生掻には十分な金額ではありたせん。
 
その代衚䟋が囜民幎金基金ず個人型のむデコです。囜民幎金基金は通垞支払う囜民幎金の保険料に䞊乗せしお積み立おるこずにより、将来の幎金受取額を増やすこずができたす。
 
個人型のむデコは、個人レベルで拠出・運甚し運甚益が非課皎ずなる制床で、䌚瀟員が加入しおいるむデコず同じ仕組みになりたす。たた個人事業䞻を察象に、「小芏暡䌁業共枈」があり、積立により廃業たたは退職時に、䞀括しお資金を受け取るこずができたす。
 
いずれにしおも「これだけ準備すれば安心」ずいう基準はありたせんが、準備をしおいるかどうかで、老埌の生掻に倧きく圱響しおきたす。ずくに若い䞖代の人は、幎金に期埅できないからこそ、それに代わる備えが必芁になりたす。
 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト


 

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