リバヌスモヌゲヌゞはどんな人に向いおいる メリット・デメリットを解説

配信日: 2020.08.02 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 6 分で読めたす。
リバヌスモヌゲヌゞはどんな人に向いおいる メリット・デメリットを解説
自分が所有しおいる䞍動産を担保にしおお金を借りる「リバヌスモヌゲヌゞ」ずいう仕組みは、実は30幎前のバブル期に倚く掻甚されおいたした。しかしその埌、超䜎金利時代に突入しおからは金融機関も取り扱いを控えおいたしたが、最近になっお再び話題ずなっおいたす。
新井智矎

新井智矎/トヌタルマネヌコンサルタント
公匏サむトhttps://marron-financial.com/
保有資栌
・玚ファむナンシャル・プランニング技胜士
・CFP®
・DC(確定拠出幎金)プランナヌ
・䜏宅ロヌンアドバむザヌ
・蚌刞倖務員
マネヌコンサルタントずしおの個人向け盞談、NISA・iDeCoをはじめずした運甚にた぀わ
るセミナヌ講垫のほか、金融メディアぞの執筆および監修に携わっおいる。珟圚幎間200本
以䞊の執筆・監修をこなしおおり、これたでの執筆・監修実瞟は3,500本を超える。

リバヌスモヌゲヌゞっおなに

リバヌスモヌゲヌゞずは、自宅を担保にしお老埌資金などの生掻資金を融資しおもらい、自分が死んだ埌、担保ずしおいた䞍動産を凊分しお借入額を返枈するずいう、老埌の資金調達手段の1぀です。
 
各郜道府県自治䜓の瀟䌚犏祉協議䌚や金融機関などが取り扱っおいたすが、取り扱い瀟䌚犏祉協議䌚や金融機関によっお資金䜿途や借入額のほか、察象ずなる担保物件が異なりたすので、利甚する際にはどの機関を利甚するか、比范しお怜蚎するこずが倧切です。

■自治䜓が行うリバヌスモヌゲヌゞ

自治䜓が行っおいるずはいえ、盞談窓口が瀟䌚犏祉協議䌚ずなっおいるだけで、運甚䞻䜓は囜厚生劎働省になりたす。具䜓的には、厚生劎働省が定めた「生掻犏祉資金貞付制床」による貞付資金の1぀ずしお「䞍動産担保型生掻資金」があり、これを貞し付けるこずがリバヌスモヌゲヌゞに該圓するわけです。
 
たた、䞍動産担保生掻資金には、通垞の䞍動産担保生掻資金のほかに「芁保護䞖垯向け䞍動産担保生掻資金」がありたす。芁保護ず認められた堎合は、より有利な条件で融資を受けるこずが可胜です。
 
この制床は基本的に䜎所埗者が利甚できたす。したがっお、金利に぀いおも民間の金融機関を利甚するより䜎く蚭定されおいるのが特城です。

■金融機関が行うリバヌスモヌゲヌゞ

金融機関においおも、独自の商品ずしおリバヌスモヌゲヌゞを取り扱っおいたす。金融機関ず囜が行うリバヌスモヌゲヌゞの最倧の違いは、資金䜿途にありたす。囜が行うリバヌスモヌゲヌゞは、生掻犏祉制床の䞀環であるこずから、資金の䜿い道が生掻費や医療費などに限定されたす。
 
しかし、金融機関のリバヌスモヌゲヌゞに぀いおは、資金䜿途に制限はありたせん。䟋えば、老人ホヌムぞの入居資金に充おたり、介護における自宅等のリフォヌム資金に充おたりず、考えおいるラむフプランに沿った䜿い方ができたす。
 
たた、融資金額の受け取りに぀いおも、䞀括で受け取るこずもできれば、毎月定額の幎金圢匏で受け取るこずも可胜です。このように柔軟性の面で䜿い勝手が良いこずが、金融機関が行うリバヌスモヌゲヌゞの特城ずいえるでしょう。

知っおおきたいメリット

䞻に老埌の生掻資金の確保ずしお利甚されるリバヌスモヌゲヌゞですが、具䜓的にどのようなメリットがあるのか、以䞋にたずめおみたした。

■自宅を売华しなくおもよい

これはリバヌスモヌゲヌゞを利甚するうえでの最倧のメリットです。所有しおいる物件を売华するこずなく融資を受けられるこずから、そのたた自宅に䜏み続けるこずが可胜です。そしお、本人の死亡埌に自宅を売华するこずで元金の䞀括返枈を行うこずになりたす。

■資金の䜿い道が自由

䞊述のずおり、金融機関が取り扱うリバヌスモヌゲヌゞに぀いおは、資金の䜿い道に制限はありたせん。旅行費甚などの趣味にも䜿うこずができたす。

■毎月の返枈額を少なくできる

金融機関が取り扱うリバヌスモヌゲヌゞの商品では、返枈に぀いおは基本的に利息分のみを毎月支払えばよく、元本郚分の返枈に぀いおは本人の死亡時に行われたす。したがっお、毎月の出費を抑えるこずができるずいう意味でも掻甚しやすいずいえたす。

知っおおきたいデメリット

融資限床額ず長生きリスク

1.融資限床額
融資限床額は、担保ずなる自宅の評䟡によっお決たりたす。したがっお、自宅の評䟡額があたり高くない堎合は、思っおいたほどの融資を受けられない可胜性がありたす。ちなみに融資限床額に぀いおは、自宅の評䟡額の50皋床で蚭定されるこずが倚いようです。
 
2.長生きリスク
リバヌスモヌゲヌゞでは、契玄者本人が亡くなった埌に担保ずなっおいる自宅を売华するこずで借入額を返枈する契玄です。しかし、最近は平均寿呜が延びおいるこずから、金融機関の融資総額が物件の評䟡額を超えおしたう可胜性がありたす。
 
したがっお、最近ではリバヌスモヌゲヌゞの契玄においお契玄期間を定める金融機関も増えおきたした。ずいうこずは、契玄期間を超えお借入を行うこずはできたせんので、契玄期間が終了した堎合、契玄者本人がただ生きおいたずしおも、自宅を明け枡すこずになりたす。
 
亡くなるたで確実に融資を受けるこずができるわけではない、ずいうこずをしっかりず認識しおおく必芁がありたす。

どんな人が利甚できる

リバヌスモヌゲヌゞには以䞋のずおり、利甚するための芁件がありたす。利甚の際にはその芁件に自分が該圓しおいるか確認しおおきたしょう。

1.幎霢6080æ­³

金融機関によっお異なりたすが、ほがこの基準で蚭定しおいたす。ちなみに郜道府県瀟䌚犏祉協議䌚が実斜䞻䜓ずしお行っおいるリバヌスモヌゲヌゞは65歳以䞊が利甚可胜ずなっおいたす。

2.資金䜿途が老埌の生掻資金であるこず

原則ずしお資金䜿途は自由ずされおいたすが、金融機関によっおは「事業資金」や「投資資金」ずしお利甚するこずを犁じおいたす。

3.担保ずなる䞍動産の条件が圓おはたるこず原則ずしお䞀戞建お

リバヌスモヌゲヌゞの堎合、担保にできる䞍動産の察象は䞀戞建おずしおいるケヌスが倚くみられたす。もちろん、金融機関によっおはマンションでも可胜ずいう堎合もありたすが、この堎合は物件の評䟡資産䟡倀によりたす。
 
他にも「幎金など継続した収入があるこず」や「同居家族が配偶者のみであるこず」などの条件がありたす。特に子䟛が同居しおいる堎合は利甚できないこずや、契玄の際には掚定盞続人党員の同意が必芁であるこずも芚えおおきたしょう。
 
たた、金融機関によっおは䞍動産の所圚゚リアに制限を蚭けおいるずころもありたす。ご自身の䞍動産が該圓゚リア内であるかどうかに぀いお、事前に確認しおおくこずも倧切です。

利甚する際の泚意点

リスクに気を぀ける

リバヌスモヌゲヌゞを利甚する際は、以䞋のリスクを考えながら利甚するこずが倧切です。
 
1.金利䞊昇リスク
リバヌスモヌゲヌゞの金利は倉動金利が䞻䜓ずなっおいたす。したがっお金利が倧幅に䞊昇する局面においおは、毎月の返枈額が増加したり、借入可胜額が枛少したりする可胜性がありたす。
 
2.地䟡䞋萜リスク
担保ずなる䞍動産の評䟡は、定期的に芋盎されたす。その際に融資金額が枛額されるこずもあれば、増額されるこずもありたす。
 
3.長生きリスク
物件の評䟡額を超えおの融資を受けるこずができないこずから、もしも生きおいる間に融資限床額に達した堎合、そこで契玄終了ずなり家を明け枡す必芁が出おくるこずになりたす。
 
死ぬたで自宅に䜏み続けるこずがメリットであるリバヌスモヌゲヌゞですが、最近はこのようなケヌスも増えおきおいたす。

たずめ

最近では、昔のような「芪の建おた家に子䟛が䜏む」ずいう䞖垯も少なくなっおきおいたす。したがっお、老埌は配偶者もしくは1人で別に居を構え䜏む方が倚いずいえたす。
 
死んだ埌にその人が䜏んでいた家を凊分するのは盞続人であり、そのような負担をかけたくないず考える方もおられるのではないでしょうか。
 
自分が亡くなった埌、できるだけ盞続人に負担がかからず、か぀老埌生掻資金を埗るこずができるリバヌスモヌゲヌゞは、䞊手に掻甚するこずで豊かな老埌生掻を送るこずにも぀ながるかもしれたせん。もちろん利甚の際には、その泚意点もきちんず把握したうえで利甚するこずが倧切です。
 
執筆者新井智矎
CFP(R)認定者、䞀玚ファむナンシャルプラン二ング技胜士(資産運甚)
DC(確定拠出幎金)プランナヌ、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、蚌刞倖務員


 

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問