45歳独身です。結婚は諦めました。老後資金はいくらあれば足りますか?持ち家はあります。
ただし、持ち家がある場合は家賃が不要なため、必要な資金は大きく変わる可能性があります。本記事では、独身者の老後資金の目安や持ち家がある場合の考え方、今からできる備えについて解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
独身者の老後生活費の目安
老後資金を考える際、まず把握しておきたいのが老後の生活費の目安です。総務省の家計調査によると、高齢単身世帯の平均消費支出は月およそ15万円前後とされています。ただし、これは平均値であり、生活スタイルによって大きく変わる点に注意が必要です。
例えば、外食や旅行などを楽しみたい場合は月20万円以上になるケースもあります。一方、持ち家で住宅費がほとんどかからない場合や、生活費を抑えた暮らしをする場合は、月12万円程度に収まるケースもあります。
つまり、老後資金を考える際には「自分がどのような老後生活を送りたいか」を想定することが重要です。
公的年金でどのくらいカバーできる?
次に考えたいのが、公的年金でどの程度生活費をカバーできるかです。同調査によると、高齢単身無職世帯の社会保障給付額は約12万円です。一方、自営業など国民年金のみの場合は月6万〜7万円程度になることが一般的です。
例えば、厚生年金で月14万円ほど受け取れる場合、生活費が月15万円であれば不足額は月1万円ほどです。年間では約12万円となり、仮に老後を25年過ごすとすると300万円程度の準備が必要になります。
ただし、年金額や生活費は個人差が大きいため、自分の「ねんきん定期便」などで受給見込み額を確認しておくことが大切です。
持ち家がある場合の老後資金の考え方
持ち家がある場合、老後資金の負担は比較的軽くなる可能性があります。賃貸住宅では家賃が毎月発生しますが、持ち家で住宅ローンを完済していれば、大きな固定費は発生しません。そのため、老後の生活費を抑えやすいというメリットがあります。
ただし、持ち家でも固定資産税や修繕費は必要です。例えば、外壁や屋根の修繕、設備の交換などで数十万円から100万円以上の費用がかかることもあります。
こうした住宅メンテナンス費用として、老後までに200万〜300万円程度の余裕資金を見込んでおくと安心です。持ち家がある場合は「住宅費がゼロ」ではなく、「維持費がかかる」という視点で資金計画を立てることが重要です。
45歳から老後資金を準備する方法
45歳からでも老後資金を準備することは十分可能です。仮に65歳まで20年間ある場合、毎月3万円を積み立てると約720万円になります。さらに運用を取り入れれば、資産を増やせる可能性もあります。
近年は、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用する人も増えています。特にiDeCoは掛金が所得控除の対象になるため、節税効果を得ながら老後資金を積み立てられます。
また、独身の場合は生活費をコントロールしやすいというメリットもあります。固定費を見直し、余剰資金を積み立てや投資に回すことで、老後資金の不安を軽減できるでしょう。
独身でも持ち家があれば老後資金は大きく変わる
45歳で独身の場合でも、持ち家があることは老後資金を考える上で大きな安心材料になります。一般的に単身者の生活費は月15万円前後が目安とされ、年金で不足する分を補う形で資金を準備することになります。
厚生年金に加入している場合は数百万円程度の不足で済むケースもありますが、生活スタイルや年金額によって必要額は変わります。45歳からでも積み立てや資産運用を活用すれば老後資金の準備は十分可能です。自分の生活設計を見直し、無理のない範囲で早めに準備を進めることが安心につながるでしょう。
出典
総務省 家計調査報告 家計収支編
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
