「マンション管理人」は高収入って本当? 70歳の父が応募を考えていますが、平均年収や仕事内容はどのようになっているのでしょうか?
今回は、マンション管理人の平均収入や時給の目安、また仕事内容などについてご紹介します。マンション管理人の仕事に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
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マンション管理人の平均収入はいくらくらい?
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、居住施設、ビル等管理人の全体の平均収入は、「きまって支給する現金給与額」が27万300円、「年間賞与その他特別給与額」が45万7100円でした。仮に「きまって支給する現金給与額」を毎月受け取っていたとすると、平均年収目安は370万700円になります。
一方、70歳以降の居住施設、ビル等管理人の平均収入は「きまって支給する現金給与額」が19万6600円、「賞与その他特別給与額」は9万600円です。先ほどと同じ条件で計算すると、年収目安は244万9800円になります。
なお、マンション管理人はマンションの管理会社に雇用されて派遣されるケースのほか、マンションのオーナーや管理組合に直接雇用される場合もあります。勤務条件などによっては、平均より多く稼ぐこともできるでしょう。
時給だとどれくらい?
週5日(1ヶ月で20日)、1日につき8時間勤務し、「きまって支給する現金給与額」の全体平均を受け取っているとした場合、時給の目安は約1689円です。全国の最低賃金の平均が1121円であることを考慮すると、時給で見た場合の収入は高い水準にあることが分かります。
なお、老後に働きながら年金を受け取ると、給料の金額などによっては年金の一部が支給停止される可能性があります。老後のたくわえを増やす目的で勤務を考えている場合、支給停止となる基準は調べておきましょう。
マンション管理人の仕事内容とは
マンション管理人の仕事は、大きく分けてマンション内の見回り、マンションの清掃、住人の対応などです。
マンションの見回りでは、共用部分に異常がないかをチェックします。必要に応じて電球の交換や、管理人だけで対応できないところは修繕作業の立会いも行います。そのほか、エレベーターやエントランスなど、マンションのさまざまな場所を見回らなければなりません。歩きながら見回りをするため、足腰に負担がかかる点は理解しておきましょう。
時間によっては、見回り中に清掃業務も行います。清掃業務ではエレベーターホールや玄関などの共用部分に加え、駐車場や駐輪場の清掃も必要です。
また、住人からの相談に乗ることも、マンション管理人の仕事です。ときには、苦情を受け付けることもあります。これらの作業が終わったら、1日の報告をして終了です。
就業前に研修を設けている会社もあります。経験がない場合は研修制度が整っている会社を選ぶと、不安を軽減しやすくなります。
70歳以降の平均収入の目安は年収244万9800円
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、マンションなどの管理人の平均年収目安は370万700円、70歳以降で見ると244万9800円でした。また、時給の目安は1689円程度です。全国の平均時給よりも高いため、老後の貯蓄形成にもつながる可能性があります。
なお、マンション管理人はマンションの見回りや清掃、住人との対応など仕事内容は多岐にわたります。動き回る場合もあるので、高齢になってからマンション管理人を目指す場合は、動き回れるだけの体力があるかは確認しておくとよいでしょう。
また、働くにあたって、研修制度の充実している管理会社を選ぶと、仕事前の不安を軽減できます。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号5 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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