定年後、65歳まで「年収300万円」で働こうと思っています。受け取れる「年金」は、どのくらい増えますか? 働かない場合と比べてどれだけ多いでしょうか?
配信日: 2024.04.09
更新日: 2025.10.21
多くの会社では60歳で定年を迎えますが、「人生100年時代」と言われる現代では、多くの人が60歳以降も働いています。その場合、60歳以降も働いて厚生年金保険料を納付することで、どれくらい将来の年金受給額が増えるのかが気になる人もいるのではないでしょうか。
本記事では60歳の定年後、年収300万円で65歳まで働いた場合、働かなかった場合と比べて年金受給額がどれくらい増えるのかを解説しています。
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60歳以降の就業率は増加傾向
内閣府の「令和5年版高齢社会白書」によると、ここ10年で高齢者の就業率はかなり上昇しています。例えば、2012年の就業率は60~64歳が57.7%、65~69歳が37.1%でしたが、2022年では60~64歳が73.0%、65~69歳が50.8%と、両方とも10%以上も上昇しています。
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