更新日: 2022.01.14 ふるさと納税

ふるさと納税をやっている人は増えている? 控除額の平均はどれくらい?

執筆者 : 柘植輝

ふるさと納税をやっている人は増えている? 控除額の平均はどれくらい?
テレビCMやインターネットの広告などで目にすることもある「ふるさと納税」ですが、特に所得が確定しつつある年末付近には、毎年多くの方が関心を高めていると思います。
 
そこで今回は、ふるさと納税による寄付を行っている人は増えているのか、控除額の平均はどれくらいなのか、ふるさと納税の現状について見ていきます。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

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ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、ふるさと納税のサイトを通じて任意の自治体に寄付を行うことで、寄付金額に応じた返礼品を選んで受け取ることができるほか、寄付の総額から自己負担額2000円を差し引いた金額については、所得税や住民税から控除を受けられる大変お得な制度です。
 
思い出がある地域や応援したい自治体に、自分の意思で寄付ができる制度があってもいいという考えの下で創設されたため、ふるさと納税の対象として出身地以外の好きな自治体を選ぶことができます。
 

ふるさと納税を行っている人は増えている?

総務省自治税務局市町村税課の「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和3年度実施)」によれば、ふるさと納税の受入件数は年々増え続け、令和2年度では約3489万件となっています。
 
特に令和元年度からの増加数は驚くべきものがあり、約2334万件だったものが1年間で1.5倍ほど跳ね上がりました。
 


出典:総務省自治税務局市町村税課 「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和3年度実施)
 

ふるさと納税の控除額の平均はどれくらい?

多くの人が実施しているふるさと納税ですが、控除額の平均はどれくらいなのでしょうか。
 
NTTコム リサーチの「ふるさと納税に関する調査結果」によると、ふるさと納税の1回当たりの平均寄付金額は5001円から1万円が最多で、これまでに行った平均寄付回数は10.5回となっています。
 


出典:NTTコム リサーチ 「『ふるさと納税』に関する調査結果」
 
ここから考えると、ふるさと納税による寄付金額のうち、自己負担分を除いた税金の控除額の平均は5万500円から10万3000円程度となることが推測できます。
 

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ふるさと納税を始めたいときは?

2022年からふるさと納税を始めてみたいと思っている方は、ふるさと納税のサイトをチェックして見てみてください。ふるさと納税の仕組みは簡単で、サイトで自治体と返礼品を選択し、寄付を申し込むという流れでスマートフォンやパソコンから簡単に行うことができます。
 
ふるさと納税はサイトによって取り扱っている返礼品が異なったり、ポイント還元など特典に違いがあるため、いくつかサイトを見比べてみるといいでしょう。また、自治体や希望する返礼品のジャンルから、複数のふるさと納税のサイトをまとめて検索できるサービスもあります。
 

まとめ

受入件数の推移から、ふるさと納税を行う人は年々増えていることが分かります。寄付金額の平均も手頃で、税金の控除も受けられるため、まだ一度も行ったことがないという人は、これを機に2022年から始めてみてはいかがでしょうか。
 
出典
総務省自治税務局市町村税課 ふるさと納税に関する現況調査結果(令和3年度実施)
NTTコム リサーチ 「ふるさと納税」に関する調査結果
船橋市 ふるさと納税額と市民税控除額の推移
総務省 ふるさと納税研究会報告書
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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