会社員・個人事業主ともに知っておきたい。税金の年間スケジュールを把握しておこう!
配信日: 2023.04.28
このように、納税時期や大体の金額をあらかじめ把握しておくと、家計のキャッシュフローを考えたときにスムーズです。
そこでこの記事では、個人が意識しておきたい税金の年間スケジュールについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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主な税金の年間スケジュール
私たちが暮らしの中で納税しなければいけないタイミングは複数あります。1年間の中で納税するタイミングについて、以下まとめました。
●固定資産税…年4回(4月、7月、12月、翌2月)
●自動車税・軽自動車税…5月末ごろまでが目安
●住民税
●所得税
会社員では住民税と所得税は源泉徴収される
会社員や公務員など給与所得者は、住民税と所得税は毎月の給与から天引きされ納付しています。そのため、別途納付書などで納税する必要はありません。
一方、個人事業主の場合は自身で確定申告をすることで、所得に応じた住民税と所得税を自身で納付する必要があります。
同様に、健康保険料(健康保険税)についても個人事業主は自身で納付する必要があります。会社員など給与所得者では、勤務先が加入している健康保険に加入するため、保険料は給与天引きです。
納税のタイミングに備えてキャッシュフローを意識しよう
毎年必ず支払っている税金では、大体の金額や納税時期の把握ができます。あらかじめ把握して納税資金を準備しておくと、家計全体のキャッシュフローが円滑です。
例えば、自動車税や軽自動車税、固定資産税は、車や家を保有している人が対象です。固定資産税が大きく変更されることは通常あまりありません。一方、自動車税や軽自動車税に関しては、初度登録から一定の年数が経過すると金額が高くなります。具体的には、13年を経過した自動車および軽自動車は、税金が高くなります。
そのタイミングもあらかじめ把握し、納税資金を確保しておくと備えられて安心です。
まとめ
毎年必ず支払うべき税金に関しては、あらかじめ金額や納税時期を把握しておくことで、家計全体のキャッシュフローが円滑です。また、近年はキャッシュレス決済を活用した納税方法も増えてきているため、その点も合わせてリサーチしておくとなおよいでしょう。
会社員の場合は、給与天引きされている税金と、自身で納税すべき税金を把握しておくことも重要です。
出典
総務省 自動車税・軽自動車税種別割
総務省 個人住民税
国税庁 税金の納付
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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