タンス預金がついに「300万円」に!不安なので、銀行で「複数の口座」に分けて預けようとしたら口座開設を断られてしまいました。なぜでしょうか?
今回は、タンス預金が300万円に達したことをきっかけに同じ銀行に複数の口座を開設し、分けて預けようとした際、開設を断られてしまったのはなぜなのか、またどうすればよいのかについて考察します。
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タンス預金の現状
タンス預金とは、金融機関に現金を預けず、自宅などに保管することを指します。最近は金融機関の金利が上昇傾向にありますが、それまで長年にわたり続いた低金利などを理由に、現金を手元に置く選択をする人が一定数いるようです。
日本銀行の資金循環統計(2024年3月末)のデータでは、家計において保有する現金が105兆1200億円にのぼることが分かっています。このうち、実際にどの程度がタンス預金の額なのかは不明ですが、多額の現金が自宅に保管されていると予想されます。

