ボーナス支給後のいまが「車」の買い時!普通車はなるべく「月初」に買うべき?自動車税を少しでも節約する方法も解説
本記事では車の購入を考えている方へ向けて、お得に買えるタイミングとその理由、車を所有した際に発生する自動車税・軽自動車税を少しでも節税する方法を解説します。
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「ボーナス時期」は車の買い時といわれている
ボーナスによって顧客の収入が増える傾向にある6月・7月は、販売店やディーラーが積極的に車の値引きを行い購入を促すため、定価よりお得に車を購入できる可能性があります。一括購入を考えている場合、まとまったお金が入る時期の方が買いやすいかもしれません。
その他にも、決算期の2月・3月や、中間決算の9月、締め日であることが多い月末や年末、そして購入を考えている車のモデルチェンジのタイミングなども狙い目でしょう。
軽自動車は「年度初め」が狙い目
総務省によると、軽自動車の所有者にはお住まいの市区町村に「軽自動車税種別割」を納める義務があります。軽自動車税種別割は4月1日時点で軽自動車等を所持している人に課税されますが、月割ではないため年度途中で新規購入した場合や、新規検査を受けた場合でも、その年に課税されることはありません。
したがって、4月2日以降に購入することで、その年1年分の軽自動車税を節約できるというわけです。
普通車はなるべく「月初」がお得
同じく総務省によると、「自動車税種別割」についても、4月1日時点における自動車の所有者に納税義務が生じます。一方、年度の途中で新規登録などがあった場合は翌月から年度末までの月割課税となります。
したがって、なるべく月初に自動車を購入・登録をすれば、実際の使用期間と課税期間との差が大きくなります。結果として約1ヶ月分の自動車税が浮くかたちになるため、お得になることがあります。
自動車税種別割は自動車の用途ごとに、総排気量や最大積載量などによって定められており、それらが大きくなるにつれて自動車税も高くなります。裏を返せば、総排気量が多い車ほど月初に買った場合に納めるべき税金が減るため、節約効果が高くなるといえるでしょう。
とはいえ、車の購入には複雑な手続きが含まれるほか、販売店が車庫証明を取得するのに1週間程度かかることもあるので、新車登録のタイミングは顧客が調整しにくいと考えられます。車を購入する際は余裕をもって取り組むことが大切です。
まとめ
6月・7月のボーナス支給時期に合わせて、販売店やディーラーは車の値引きを行うことがあるため、お得に車を購入するには適したタイミングかもしれません。
さらに節税対策として、軽自動車を購入する場合は4月2日以降、普通車の場合はなるべく月初に購入すると軽自動車税・自動車税が節約できるため、よりお得に買える可能性が高まります。ただし、手続きのタイミングを顧客側で細かく調整することは難しいので、車選びの際は余裕をもって取り組み、事前に販売店や担当者に相談されるとよいでしょう。
出典
総務省 自動車税・軽自動車税種別割
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
