【優待】イオンで「毎月3000円分」を“無料で買い物”できる!? 実質利回りは配当込みで「16%」! 投資額はいくら必要? 株価の推移と“注意点”も確認
本記事では、イオンの株主優待によって毎月3000円分をお得にするにはどれくらいの投資が必要か解説します。
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
目次
株主優待とは?
株主優待とは、企業が株主に対して自社商品や割引、ポイント還元などを提供する制度です。配当金とは別に受け取れるため、実生活での節約効果を実感しやすいのが特徴です。
特に小売業の株主優待は、日常的に使えるケースが多く、「投資+家計改善」を同時に狙える点が魅力といえるでしょう。
イオンの株主優待の概要
イオンの株主優待の中心となるのが、オーナーズカードです。このカードを提示して買い物をすると、保有株数に応じて、半年ごとにキャッシュバックが受けられます。還元率は以下のとおりです。
・100~499株:3%
・500~999株:4%
・1000~2999株:5%
・3000株以上:7%
日々の買い物金額に対して還元されるため、イオンをよく利用する家庭ほど恩恵を感じやすい仕組みです。
「毎月3000円分」還元されるのはどんなケース?
仮に、イオンで毎月10万円買い物をするとします。100株保有の場合、還元率は3%のため、その場合のキャッシュバックの金額は次の通りです。
・10万円×3%=3000円
このように、月あたり3000円分が半年ごとに実質的に戻ってきます。年間にすると3万6000円にもなりますので、日常的にイオンを使用する人にとっては魅力的な還元でしょう。
100株買うのに必要な投資額は?
2025年12月時点において、イオンの株価は1株あたり2400円程度です。そのため、100株購入するには、約24万円(2400円×100株)必要です。
配当金も含めた「実質利回り」は?
イオンの配当金は、1株あたり年40円(2025年2月期実績)ですので、100株保有の場合、年間配当金は4000円(40円×100株)です。先ほどの株主優待(年間3万6000円相当)と合わせると、以下のとおりとなります。
・優待:3万6000円
・配当:4000円
・合計:4万円
イオンの株約24万円に対して4万円のリターンがあるため、実質利回りはおよそ16%となります。なお、配当金には約20%の税金がかかる点には注意が必要です。
もちろん、これは「毎月10万円イオンで使う」という前提があってこその数字ですが、生活費と直結する優待ならではの高い体感利回りといえるでしょう。
イオンの株価の推移と注意点
イオンの株価は、2020年ごろは1株3000円前後で推移していました。その後、2025年に1株を3株にする株式分割が行われています。この分割を考慮すると、現在の株価1株2400円前後は、分割前ベースでは「約7200円相当(2400円×3)」にあたります。
つまり、株価は見た目こそ下がっているように見えますが、分割を考慮した実質的な株価は、2020年より2倍以上になっています。ただし、株価は今後も上下する可能性があるため、優待の魅力だけでなく、価格変動リスクを理解したうえで投資判断をすることが重要です。
これからイオン株を検討してもよい人
イオン株は、短期売買で利益を狙う人よりも、以下のような人に特に向いている銘柄です。
・イオンで日常的に買い物をしている
・優待を「節約効果」として活用したい
・長期保有を前提に考えられる
当てはまる人は、これからイオン株の購入を検討しても良いでしょう。
まとめ
イオンの株主優待は、日常の買い物で実質的な割引を受けられる点が大きな魅力です。100株を保有し、毎月10万円イオンで利用すると、3%還元で月3000円、年間3万6000円相当が戻ってきます。配当金と合わせるとかなりの利回りが期待できます。
とはいえ、株価は変動するため、優待を活用しながら長期保有できる人に向いた銘柄といえるでしょう。
出典
イオン株式会社 株主優待制度
イオン株式会社 配当情報
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
