持株制床っおどういう仕組みどんなメリットや泚意点があるの

配信日: 2020.12.23 曎新日: 2025.06.26
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
持株制床っおどういう仕組みどんなメリットや泚意点があるの
お勀めの䌚瀟に持株制床持株䌚があり、実際にその制床を利甚しおいる方もいらっしゃるず思いたす。しかし、䌚瀟に勧められるたたに加入しおいるだけで、その仕組みなどに぀いお意倖ず知らないこずも倚いのではないでしょうか。
 
持株制床に぀いお、どのようなメリットや泚意点があるのかを解説したす。
岩氞真理

䞀玚ファむナンシャル・プランニング技胜士

CFP®
ロングステむ・アドバむザヌ、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、䞀般財団法人女性劎働協䌚 認定講垫。IFPコンフォヌト代衚
暪浜垂出身、早皲田倧孊卒業。倧手金融機関に入行埌、ルクセンブルグ赎任等を含め10幎超勀務。結婚埌は倫の転勀に䌎い、ロンドン・䞊海・ニュヌペヌク・シンガポヌルに通算15幎以䞊圚䜏。ロンドンでは、珟地の小孊生に日本文化を䌝えるボランティア掻動を展開。
CFP®ずしお独立埌は、個別盞談・セミナヌ講垫・執筆などを行う。
幅広い䞖代のラむフプランに基づく資産運甚、リタむアメントプラン、囜際結婚のカップルの盞談など倚数。グロヌバルな芖点からの柔軟な提案を心掛けおいる。
キン金融・幎金・皎金の知識の有無が人生の岐路を巊右するず考え、孊校教育でこれらの知識が身に぀く瀟䌚になるこずを提唱しおいる。
ホヌムペヌゞhttp://www.iwanaga-mari-fp.jp/

そもそも持株制床ずは

「誰が」「どんな䌚瀟の株匏」を取埗するのかにより、いく぀か皮類がありたすが、ここでは䞊堎䌚瀟の埓業員が自瀟の株匏を取埗する「埓業員持株䌚」に぀いお解説したす。
 
埓業員が、絊䞎倩匕きで䞀定額を拠出するこずで、単元株未満の自瀟株匏でも取埗できる制床です。さらに䌚瀟が奚励金などを付䞎するこずで、埓業員の財産圢成を助成したす。
 
䌚瀟偎のメリットは、自瀟の瀟員が株匏を取埗しおくれるこずで、自瀟にずっおは奜意的ず考えられる株䞻を䞀定数集めるこずができるこず等がありたす。
 
では、どのくらいの䞊堎䌁業が埓業員持株䌚制床を導入しおいるのでしょうか。
 
2019幎11月の東京蚌刞取匕所の調査によるず、2019幎3月末珟圚で東京蚌刞取匕所ぞ䞊堎しおいる囜内䌁業が3658瀟あるうち、倧手蚌刞䌚瀟5瀟のいずれかず埓業員持株制床の事務委蚗契玄を締結しおいる䞊堎䌁業は3206瀟にのがり、東京蚌刞取匕所の䞊堎䌁業の87.6が埓業員持株制床を導入しおいるこずがわかりたす。
 
同調査によるず、埓業員持株䌚の加入者1人圓たりの平均保有金額は197侇7000円、平均保有単元数は10.46単元ずなっおいたす。
 

埓業員のメリットずは

䞀般の株匏垂堎で自瀟株を買うこずず比范するず、
 
1.単元株未満でも自瀟株に投資するこずができ、配圓金も受け取れる
2.奚励金がある堎合が倚い
3.絊䞎倩匕きなので、無理のない金額の範囲内で買うこずができ、ドルコスト平均法泚による投資ができる
 
泚ドルコスト平均法ずは、䟡栌倉動がある金融商品を、䞀定の期間内に䞀定額を投資する方法です。結果的に䟡栌が高いずきの賌入量は少なく、䟡栌が䜎いずきの賌入量は倚くなるため、䞀定期間内を通しお平均賌入䟡栌を芋たずきに、比范的割安な䟡栌で買い付ける可胜性が高いず考えられたす。
 
ただし、3.の絊䞎倩匕きの䞀定金額を䞀定期間投資する方法に぀いおは、自瀟株に限れば持株䌚を利甚しなければできたせんが、金融商品ずいう芳点から芋れば、投資信蚗などほかの商品で代替するこずは可胜でしょう。
 
では、最倧のメリットずもいえる2.の奚励金はどのくらいもらえるのでしょうか。
 
前述の東京蚌刞取匕所の調査によるず、奚励金は調査察象䌚瀟党䜓の96.6にあたる3097瀟で支絊されおいお、出資金に察しお46未満を支絊しおいる䌁業が最も倚く38・1217瀟なっおいたす。その䞭でも5を支絊する䌚瀟が1195瀟ず倧半を占めおいたす。
 
次に倚いのは、出資金に察しお1015未満を支絊しおいる䌁業で、党䜓の35.7・1145瀟です。
 

埓業員にずっおの泚意点ずは

自瀟株ずはいえ、貯蓄ずは違い株匏投資なので、圓然ながら䟡栌倉動があるため、いくら奚励金が぀いおも株䟡によっおは自瀟株を売华持株䌚を退䌚した際に、出資額を䞋回る金額になる元本割れする可胜性がありたす。
 
たた、持株䌚独自の泚意点ずしお日本蚌刞業協䌚の「持株制床に関するガむドラむン」によるず、
●䞀床退䌚するず原則ずしお再入䌚はできない
●退䌚時に保有しおいる単元株未満の株匏は䌚瀟に時䟡で買い取っおもらうか、远加で出資しお単元株ずしお受け取る
などの芏定がありたす。
 
最も泚意しなければいけない点は「リスク分散ができない」こずです。
 
自瀟の業瞟が良いずきは、生掻の糧である絊䞎や賞䞎なども順調に支絊されるでしょう。しかし、逆に業瞟が悪くなれば、枛絊や賃金カットなどの憂き目にあう可胜性もありたす。その際には、業瞟䞍振により自瀟株が無配になるだけでなく、珟金化売华する必芁性が生じおも、株䟡が䞋萜しおいる可胜性が高く、売华すれば損倱を被るこずが予想されたす。
 
぀たり、生掻の基盀ずなる収入源ず、その収入源に異倉が起こったずきに支えずなるべき資産が同じ方向性を持぀こずになり、自瀟の業瞟によるリスクが分散できないこずが最倧の欠点ずいえたす。
 

たずめ

䞊堎䌁業の倚くは、埓業員持株制床を導入しおいたす。しかし、埓業員にずっおは、あくたでも株匏投資の䞀環ずいうドラむな認識を持぀こずが倧切です。
 
東蚌䞀郚䞊堎䌁業で2019幎末に、1幎で最も株䟡が䞋萜した䌁業の䞋萜率は−74.6でした。株匏投資ずはそれだけ倀動きの幅が倧きく、預金金利ず比べれば有利な奚励金5なども、株䟡の䞋萜によっおあっずいう間に吹き飛ぶ性質のものであるこずがわかりたす。
 
たた、珟圹時代に自瀟株を資産に加えるこずは、自瀟の業瞟リスクを増やすこずになるこずも理解した䞊で持株制床を利甚するようにしたいものです。
 

執筆者岩氞真理
䞀玚ファむナンシャル・プランニング技胜士
 

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