お金がない人の特徴とそこからの脱出法とは？

お金がない人には、いくつか共通する特徴があります。
 
では、それはどういった特徴なのか、そしてそこから脱出する方法にはどんなものがあるのかについて述べていきたいと思います。
 

 

特徴１：見栄を張りたがる

見栄を張るにはお金がかかります。つまり他人の目を気にする人ほど、お金が貯まらない体質であるといえます。
 
グレードの高い車を新車で購入したり、いつも流行りの服を身につけていたり、人から羨望のまなざしで見られることに快感を覚えている人は、その状態を維持するために多額のお金を必要とします。
もちろん、支出以上の収入があるのであれば、問題ありません。そこまでの収入が無いにもかかわらず、それ以上の生活水準を保とうとすると支出が増え、貯蓄もできず、最終的に家計は破綻してしまいます。
 
考えれば単純なことなのですが、実際にはなかなかそこから抜け出せず、自己破産にまで追い込まれる人が増えていることも事実です。
 

 

特徴２：浪費家

例えば年収が1,000万円以上あったとしても、貯蓄が出来ていない人もいます。その理由は「無駄な出費の多い浪費家としての自覚がない」という言葉に尽きるでしょう。
 
そして、浪費家としての自覚がない人には、「必要なもの（お金をかけるべきもの）」と「欲しいもの（お金をかけるべきではないもの）」の区別がついていないという特徴があります。
 
では、必要なものと欲しいものとはどう区別されるのでしょうか。一般的に必要なものと欲しいものの定義は以下のように表すことができます。
 
必要なもの：生活に必要なもの（生活必需品）。例）通勤用のスーツ
欲しいもの：なくても生活できるもの（贅沢品）。例）ブランド物のスーツ
 
例えば、通勤用のスーツはブランド物のスーツである必要は全くありません。ブランド物のスーツを購入したいというのは、いわば「物欲」であり、自分をよく見せたいという気持ちから欲しいものに分類されます。
上で述べた「見栄を張りたがる」と同じで、自分のなかでは必要なものだと思っていても、実際には、必要なものが欲しいものにすり替わっていることに気づいていないことが問題なのです。
 
この認識が甘ければ、いつまで経ってもお金がない状態から抜け出すことは出来ません。
 
また、浪費家としての自覚がない人には、「自分に甘い」という特徴もあります。自分に厳しく努力している人は、欲しいものがあっても本当に必要なものなのかを見極めるために、その場一瞬で判断せずにじっくりと時間をかけて検討するようにしています。
 
そういった一つ一つの努力の積み重ねが、貯蓄ができるかどうかの違いとなって表れてくると言うことができるでしょう。
 

特徴３：お金の流れを把握していない

お金の流れ、つまり毎月の収支を把握していないこともお金がない人の特徴です。単純に考えて、収入よりも支出が少なければ、その分お金は増えていくわけです。しかし、収支を把握していないと、使い過ぎに気づくことが出来ず、結果として支出のほうが増えてしまうという結果に陥ります。
 
毎月の収入はいくらで、支出はいくらなのかをきちんと把握しておくことは、日々の生活の中でお金を使う際の指針になるということを心得ておきましょう。
 

 

まずは生活を見直したい

まず日々の生活の中でのお金の使い方を把握することが大切です。収入と支出については家計簿を利用して日々把握することで、支出の占める割合が多かったり、不要な支出があったりするなどの無駄の発見に繋がります。
 
ここで注意しておきたいのは、家計簿にただ収支を書き込むだけでは駄目だということです。
 
その支出は本当に必要なものだったのか、他に節約する箇所はないのかを、その家計簿から導き出すことが出来なければ、真の見直しには結びつきません。
 

１．支出を見直す

支出には家賃や保険料などの固定費と、食費などの変動費に分けることができます。固定費はなかなか見直しがしにくいと思われがちですが、実は見直しの効果が一番高いのがこの固定費です。固定費には纏めて支払うことで割引がきくものもあります。
 
たとえばＮＨＫの受信料や生命保険料などは年間一括払いを選択することで、毎月支払うよりも安く済ませることが可能です。
 
携帯電話を契約する際に加入したアプリの利用料についても一年間でみるとかなりの金額に上ります。利用していないアプリの利用料ほどもったいないものはありません。そのようなものがあれば、すぐに解約してしまいましょう。
 
その他、有料チャンネル放送についても、最初は物珍しくみていたけれど、最近はあまり見ていないという方も多いのではないでしょうか。今の自分の生活スタイルを振り返り、支払う対価ほど閲覧していないのであれば、プラン変更や解約を検討してみましょう。
 

２．生活のリズムを整える

実は、「生活のリズムはお金と関わりが深い」と言われています。生活リズムが乱れていると、無駄な外食や不要な買いだめなど、無駄な出費が増えてしまいます。正しい生活習慣に変えていくことよって、自己管理や家計管理ができるようになり、結果としてお金を適切に使えるようになるでしょう。
 

 

 

すぐにお金が必要な場合、即日融資可能なカードローンも検討しよう。

カードローンというと、借金というイメージが先行してしまいがちですが、特徴をきちんと理解して賢く使えば怖いものではありません。
 
今回は即日融資可能なカードローンとしてアイフルを紹介します。アイフルのカードローンは満20歳以上69歳までで安定かつ継続した収入がある人であれば申し込むことができます。
 
最短1秒で借り入れできるかわかる簡易審査の1秒診断もあり、最短即日融資にも対応しています。金利（実質年利）は消費者金融のカードローンでは一般的な3.0%~18.0%に設定されています。
 
また、アイフルを初めて利用する人であれば、「最大30日間利息0円サービス」を受けることが可能です。他にも「カードレスで利用可能」、「セブン銀行ATMにて原則24時間利用可能」「郵送物一切なしのWEB完結」など、使いやすいサービスを提供していることも人気の理由となっています。
 
もし、アイフルの利用が初めてで、すぐに返済できる見通しがあるのであれば、「30日間無利息期間サービス」を利用することで、利息0円で借りることも出来ます。利用するのであれば賢く計画的に使うようにしましょう。
 

 

まとめ

お金がない人は、お金がない人全般に共通する「計画性のなさ」を改める必要があります。生活習慣を見直したとしても、根本的な考えに「できるだけ節約して、余ったらその分は貯金しよう」という意識があるうちはお金が貯まることはないと思ってください。
 
そのような状況から抜け出すには、まず「収入の一部をすぐに貯金にまわす」ことを習慣にするようにしてみましょう。貯金専用の口座を一つ作るのも良策です。本当に必要なものについては我慢する必要はありません。
 
また、計画的に購入する方法を考えてみるようにすることも大切です。お金がたまらない理由は自分自身を見つめることで、大概のことは解決することができます。一度自分自身をしっかり見つめなおし、今後の計画をきちんと立てるとともに、それをきちんと守っていくように心がけましょう。
 
「決意」だけでは、節約も、貯金もできません。まずは生活習慣の改善から始め、「お金が増える環境」を少しずつ作っていきましょう。
 

 
執筆者：新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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