更新日: 2023.10.24 申し込み

キャッシングの申し込みは複数できる? 複数社利用の審査やポイントを紹介

キャッシングの申し込みは複数できる? 複数社利用の審査やポイントを紹介
複数のキャッシングの申し込みを考えていて「キャッシングは複数で申し込みできる? 」「信用情報に傷はつかない? 」「複数利用した場合の対処法は? 」など、疑問を持っている方は多いでしょう。
 
複数利用する際は、総量規制や返済額の多さ、返済日の管理など、さまざまな注意点があります。注意点や対処法を知っていれば、よりよい条件で利用でき、滞納などのリスクも軽減可能です。
 
ここでは、キャッシングを複数利用する際の審査や注意点について解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

新井智美

監修:新井智美 / あらい ともみ

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

聞くのは耳ではなく心です。
あなたの潜在意識を読み取り、問題解決へと導きます。
https://marron-financial.com

キャッシングの複数申し込みは可能

キャッシングは「6社までなら申し込みOK」「5社以上は申し込みNG」など、複数申し込みへの明確なルールはありません。そのため、一度に何社でも申し込めます。ただし、複数へのキャッシング申し込みは多くの注意点があります。   注意点を知らずに複数社へ申し込みをすると、返済が厳しくなったり、今後数年間借り入れができなくなったりするため気をつけてください。

 

複数でも借入金額は年収の3分の1まで

キャッシングの申し込みを複数社に行う場合は、総量規制に注意しなければなりません。総量規制とは、貸金業法の一部で、個人向けの貸し付けにおいて借入総額が年収の3分の1までに制限される制度です。   例えば、年収が300万円の場合の借入限度額は100万円、年収600万円の場合は借入限度額が200万円までとなります。もし、年収300万円の方がA社で30万円、B社で50万円キャッシング利用している場合、新たにC社で利用できるのは最大で20万円です。それ以上の希望額で申し込んでしまうと審査落ちしてしまいます。   ただし、必ずしも年収の3分の1まで借りられるわけではありません。審査の結果、実際の借入金額が年収の3分の1未満になる可能性もあります。   なお、総量規制は貸金業法で定められた規定なので、銀行法が適用される銀行や信用金庫は総量規制の適用外です。年収の3分の1を超える貸し付けが認められていますが、カードローンにおいては各銀行によって独自の規制ラインを設定しています。銀行や信用金庫のカードローンであっても高額な借り入れは難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

 

 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

キャッシングを複数申し込むとどうなる?

キャッシングを複数申し込むと、毎月の返済金額が多くなり、返済し続けるのが困難になります。また、各社によって金利や返済日が異なり、返済総額や返済期日の管理が大変です。   複数申し込むことで、「申し込みブラック」という状態に陥る場合もあります。ここでは、複数申し込んだ場合のデメリットを詳しく紹介します。

 

毎月の返済金額が多くなる

キャッシングを複数利用すると、毎月の返済金額が増えてしまいます。今まで1社のみから借り入れて月1万円を返済していたのに、新たにもう1社契約して月1万円返すことになれば、月の返済額は2万円です。返済し続けることを考えると、容易に借りてよいものではないとわかります。   月々の返済が増えれば、当然家計が圧迫され、やりくりが大変です。返済が滞ると、信用情報に傷がつき、遅延損害金の発生も考えられます。   また、キャッシングは借入金額によって金利が異なる点にも注意が必要です。上限金利は、利息制限法によって以下のとおり定められています。  

元本 上限金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

  例えば、100万円を借りる場合、1社から借りると上限金利は年15%ですが、4社から25万円ずつ借りると年18%です。   複数社から借りてしまうと金利負担が増え、完済までに時間がかかってしまいます。一方、1社に絞って借りると低い金利で借り入れでき、支払総額を抑えられる可能性があります。   キャッシングの申し込みを複数社に行う場合は、事前に返済計画を立てましょう。

 

借入先によって金利が違う

キャッシングの申し込みを複数社に対して行う場合の注意点の1つが、借入先によって金利が違うことです。上限金利は法律で決められていますが、それを超えない範囲であれば消費者金融や信販会社は自由に金利を設定できます。   同じ金額を借りる場合でも、金利が異なれば返済総額も変わります。試しに、30万円を180日間借りた場合の利息を計算してみましょう。  

・年15%の場合 30万円×15%×180日÷365日=約2万2191円 ・年18%の場合 30万円×18%×180日÷365日=約2万6630円

  できるだけ金利の低いところで契約したほうが、利息を抑えられます。申し込む前に借入先の金利をチェックしましょう。

 

返済日が異なるため管理が大変

複数でキャッシングした場合、借入先によって返済日が異なる可能性があるため、返済の管理が難しくなるかもしれません。A社は27日、B社は10日、C社は15日など借入先によって返済日はバラバラです。返済日を忘れないようしっかり管理し、お金も用意しなくてはなりません。   返済を延滞してしまうと、遅延損害金が発生し、支払金額が増えます。複数社から借りていると、うっかり返済日を忘れて各社で遅延損害金が発生してしまう事態に陥るかもしれません。遅延損害金の金利は20%前後で、カードローンの一般的な金利より高いです。   また、返済が滞る状態が続くと、返済能力に問題があると判断され、今後借り入れができない可能性もあります。返済日をスマホカレンダーに登録するなどして、忘れないよう工夫しましょう。

 

「申し込みブラック」になるかも

複数のキャッシングに同時に申し込むと「申し込みブラック」の状態に陥る可能性があります。申し込みブラックとは、1ヶ月から3ヶ月ほどの短期間に3社以上申し込んだ状況です。   信用情報機関では、キャッシングの利用や返済、滞納履歴だけではなく申し込み履歴も残ります。短期間のうちに複数申し込みをしていると、お金に困っているのではないかと判断され、審査に不利です。   同時に複数申し込むのは控え、どうしてもまとめて申し込みたい場合は2社にとどめましょう。   申し込みブラックになると、6ヶ月から1年ほど履歴が残ります。申し込みブラックになってしまった方は、履歴が消えてから再度申し込みをするのがおすすめです。

 

 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

複数社にキャッシングする時の審査とは

複数社にキャッシングを申し込みする時は、その都度審査があります。すでに何社か契約している方は、審査に通るのか心配でしょう。   申し込み履歴や借り入れ状況は、信用情報機関に照会されるので隠そうと思っても不可能です。そのため、他社借り入れがある方ほど、本当に貸しても大丈夫かどうか厳しく審査されます。   また、借入総額が100万円を超えると収入証明書が必要です。複数社申込時の審査の注意点を紹介します。

 

信用情報が残り審査に悪影響する可能性も

複数社にキャッシングの申し込みをすると、審査に悪影響を及ぼすことがあります。   同日あるいは1週間以内に複数の申し込み記録があれば「一気に複数に申し込みをしているので、なにかあるのでは? 」「審査に落ちそうだからダメもとで複数に申し込みをしているのでは? 」など思われ、審査に不利です。   複数社への申し込みは、マイナス評価になってもプラス評価になることはほとんどありません。どうしても同時申し込みしたい場合は、期間を空けましょう。

 

他社借り入れが3件以上だと審査が厳しい

他社借入件数が多いと、多重債務者になる恐れがあると判断され、審査落ちしてしまう可能性が高くなります。3件以上だと審査通過が難しくなり、4社以上だと審査に通る可能性は極めて低いです。   他社借り入れの状況は、件数と金額をチェックされます。金額が低くても件数が多いと審査では不利に働きます。   カードローンを契約しているが借り入れはしていない、あるいはキャッシング機能付きのクレジットカードを持っているけれど借りていないという状況は、他社借り入れの件数としてカウントされないので安心してください。

 

借入総額が100万超えると収入証明書が必要

他社借り入れとあわせて借入総額が100万円を超える場合は、収入証明書の提出を求められます。収入証明書とは給与明細書や源泉徴収票、確定申告書、所得証明書などです。どれも原則直近のもので、給与明細書においては2ヶ月分など数ヶ月分が必要になる場合もあります。   提出できないと、希望額の借り入れができなかったり、審査落ちしたりします。提出を求められたら、速やかに出してください。   また、1社のみの契約でも利用限度額が50万円を超える場合や、その他借入先の規定によって提出を求められるケースもあります。

 

 

複数のキャッシング申し込みは大手を選ぼう

複数のキャッシング申し込みはデメリットが多いですが、どうしてもお金が必要でキャッシングに頼らざるを得ないこともあるでしょう。複数社に申し込むなら、大手消費者金融がおすすめです。利用者が多く対応も丁寧で、借り入れ方法や返済方法が豊富など、サービスが充実しています。   また、即日融資やカードレスでの借り入れができる消費者金融もあり、急ぎで借りたい方、カードの所持や郵送による家族バレが心配な方にもぴったりです。

 

SMBCモビット

ネットで10秒簡易審査ができるSMBCモビット。SMBCモビットでは最短即日融資も可能です。   三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っていて、全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)または組合保険証を持っている方は、WEB完結に申し込みができ、電話連絡や郵送物なしで借り入れできます。キャッシング利用していることを、会社や家族にバレたくない方におすすめです。   お急ぎの方はコールセンターに電話すると、すぐに本審査が開始され、手続き完了後最短3分で指定口座への振り込みが完了します。

\【PR】最短即日融資も可能/

(公式)SMBCモビット お申し込みはこちら

アコム

アコムでは初めての方に限り、30日間金利0円サービスを利用できます。契約の翌日から30日以内に返済すれば、利息が発生しません。  
審査スピードは最短20分です(※)。   返済期日を自分の都合に合わせて選べたり、返済期日を知らせてくれるeメールサービスがあったりと、サポートが整っています。   ネットからは借り入れ可能かを判断する3秒診断ができるので、まずは診断をしてみてください。

\【PR】最短20分融資(※1)も可能/

(公式)アコム お申し込みはこちら

※ファイナンシャルフィールドでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しております
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミス

土日祝日や夜間でも申し込みできるプロミス。   WEBで申し込むとカードレスで融資できるため、郵送物がありません。初めての方はメアド登録とWeb明細利用で30日間無利息で利用でき、WEB手続きによる返済やコンビニATMでの夜間の返済も受け付けています。   取引状況が一目でわかるアプリや、契約内容の問い合わせができるLINEチャットサービスがあり、返済管理が苦手な方も賢く利用できるでしょう。詳しくはプロミス公式サイトをご確認ください。

\【PR】最短3分融資も可能/

(公式)プロミス お申し込みはこちら

※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。新規契約時のご融資額上限は、本審査により決定となります。

 

 

キャッシングを複数申し込みした時のポイント

複数社からキャッシングした場合は、早めの完済を目指すことや生活費の見直し、返済日管理などが大切です。これらの対処をすることで、家計に余裕が生まれやすくなり、返済遅延を防げます。場合によっては、借り換えやおまとめローンを検討するとよいでしょう。   ここでは、複数社からキャッシングした場合の4つの対処法について解説します。

 

少しでも早く完済できるようにする

複数社でキャッシングを利用している場合は、早めの完済を意識しましょう。複数借り入れは、借入金額が多く返済負担が大きいため、早めに返してしまったほうが経済的にも精神的にも楽です。頑張って少しでも早く完済できれば、返済に追われる生活を終えられます。   また、総量規制があるため、返済を進めないと新たにまとまった金額を借り入れできません。1つでも返済が滞ってしまうと、信用情報機関に情報が載り、数年間はローンやクレジットカードなどの審査が通らない可能性があります。   複数社でキャッシングをする際は、無理のない範囲で計画的に利用し、少しでも早い完済を目指しましょう。

 

借り換え・おまとめローンも検討する

金利の高いところでお金を借りている場合は、借り換えやおまとめローンを検討したほうがよいかもしれません。借り換えとは、新たにキャッシングを利用してお金を借り、そのお金で契約中のキャッシングを完済することです。より低い金利のキャッシングを新たに契約することで、負担を軽減できます。   ただし、返済総額が減っても、毎月の返済額の設定方法によっては返済期間がのび、減額効果が少ない場合もあります。借り換えを行う際は、消費者金融や信販会社の窓口などに相談し、慎重に検討してください。   おまとめローンは、複数社からの借り入れを1本にまとめる返済専用のローンです。複数社のキャッシングを1社にまとめることで、返済額や利息の負担を軽減できる可能性があります。   例えば、以下のように複数社からお金を借りているケースについて見てみましょう。   ●A社:30万円、金利18%、返済期間36回→毎月返済金額1万845円   ●B社:20万円、金利18%、返済期間36回→毎月返済金額7230円   ●C社:50万円、金利18%、返済期間36回→毎月返済金額1万8076円   合計:借入金額100万円、毎月返済金額3万6151円   上記3社のキャッシングを、金利15%のD社にまとめると、毎月返済金額は次のようになります。   D社:100万円、金利15%、返済期間36回→毎月返済金額3万4665円   毎月返済金額は約1500円安くなり、年間で約1万8000円、総返済額は約6万5000円も少なくなります。   おまとめローンは1社からまとまった額を借り入れることで金利が下がり、返済負担が軽減される仕組みです。返済日を統一でき、返済遅延も防げるでしょう。   複数社でキャッシングを利用している方は、条件のよい商品への借り換えもしくはおまとめローンを検討してみてください。

 

返済日を忘れないように管理する

キャッシングを複数利用する際は、返済日管理が大切です。   返済遅れが続いてしまうと、信用情報機関に情報が残り、今後のローン審査などが通らない可能性があります。それぞれの返済日をメモやスマホに記録し、返済を忘れたり勘違いしたりしないようにしてください。   期日前になるとメールが届いたり、公式アプリから通知が来たりするサービスを行っている消費者金融もあります。便利なサービスがあれば、利用しましょう。

 

そもそもの生活費を見直す

複数のキャッシングを利用すると、借入金額が増え、返済金額が多くなる傾向があります。返済負担が大きくなることで、生活費が圧迫されるケースも少なくありません。   毎月の収支に少しでも余裕をつくり、円滑に返済をしていくために生活費の見直しを行いましょう。携帯を格安SIM、保険をネット保険に変更するだけで月5000円以上出費を抑えられることもあります。   削れる可能性のある生活費を以下に挙げます。  

●携帯代 ●保険料 ●月額サービス費用 ●水道光熱費 ●駐車場代

  また、家賃の安いところに引っ越すと毎月数万円生活費を抑えられます。できるところから節約を始めましょう。

 

 

キャッシングの複数申し込みは避け計画的に

今回は、キャッシングを複数利用する際の注意点について解説しました。大事なポイントをおさらいします。  

・複数のキャッシング利用は可能 ・総量規制によって借入総額は年収の3分の1まで ・複数申し込みをすると毎月の返済金額が多くなり、借入先によって金利や返済日が異なるため管理が大変 ・どうしても複数申し込みをしたいなら大手消費者金融がよい ・借り換えやおまとめローンを検討 ・生活費の見直し、返済日の管理をして返済遅延がないようにする

  返済負担が大きくなるため、なるべく複数のキャッシング利用は避けましょう。どうしても複数社に対してキャッシングの申し込みをする場合は、計画的に行ってください。

 

 

  執筆者:FINANCIAL FIELD編集部   監修:新井智美 CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用) DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員  

■アイフル
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要
■アコム
※ファイナンシャルフィールドでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運用しております。
■dスマホローン
※1 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。