最終更新日: 2019.12.26 公開日: 2019.04.27
クレジットカード

カードローンやリボのキャンペーンってお得なの?

執筆者 : 林智慮

クレジットカードの請求書に、いろいろなキャンペーンが満載のチラシが入ってきます。「・・・へご招待」「・・・プレゼント」「◯◯円off」
 
そんな中、よくよく見ると、カードローンやリボ払い、キャッシングの広告がコッソリ混ざっています。
 
 
林智慮

執筆者:

執筆者:林智慮(はやし ちりよ)

CFP(R)認定者

相続診断士 
終活カウンセラー 
確定拠出年金相談ねっと認定FP
大学(工学部)卒業後、橋梁設計の会社で設計業務に携わる。結婚で専業主婦となるが夫の独立を機に経理・総務に転身。事業と家庭のファイナンシャル・プランナーとなる。コーチング資格も習得し、金銭面だけでなく心の面からも「幸せに生きる」サポートをしている。4人の子の母。保険や金融商品を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー。

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林智慮

執筆者:

執筆者:林智慮(はやし ちりよ)

CFP(R)認定者

相続診断士 
終活カウンセラー 
確定拠出年金相談ねっと認定FP
大学(工学部)卒業後、橋梁設計の会社で設計業務に携わる。結婚で専業主婦となるが夫の独立を機に経理・総務に転身。事業と家庭のファイナンシャル・プランナーとなる。コーチング資格も習得し、金銭面だけでなく心の面からも「幸せに生きる」サポートをしている。4人の子の母。保険や金融商品を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー。

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初めての方限定 キャッシング編

一例として、「初めての方限定。10万円以上のキャッシングの利用で、もれなく初回利息分がキャッシュバック!」という期間限定のキャンペーンがあったとします。
 
キャッシュバックって言葉は目に付きます。しかし、通常のショッピングの場合の一括払いは購入者に手数料はかかりませんが、キャッシングは翌月一括返済でも利息がかかります。
 
例えば、10万円を年利18%で初回返済日までに30日間借りて一括返済の場合、
100,000×18%×30/365≒1,479
の利息がキャッシュバックとなります。
 
初回利息分がキャッシュバックなら、他の借り入れを検討していられない急な出費で、給料が入れば一括返済できてしまうような場合は、検討してもいいかもしれません。ただ、こういった場合、翌月の返済分の引き落としがキャッシュバックの条件になっていることがあります。
 
金利が高いからと早めに返済してしまっては対象にならず、引き落とし日まで待って一旦利息を払って、その後キャッシュバックを受け取ることになる、ということかもしれません。
 
また、返済方法が「残高スライド元利均等返済方式」だったとします。この残高スライド元利返済方式とは、残高によって返済の上限が変動するものです。
 
例えば、10万円の残高に対して返済が1万円や8,000円などの設定の場合、11回から12回の返済になります。返済期間が長くなれば利息が増えますが、キャッシュバックされるのは初回の利息分のみです。
 

初めての方限定 ショッピングリボ編

ショッピングリボ(リボルビング払い)の金額によってポイントが付くキャンペーンの場合はどうでしょうか。ひとつの例から見てみましょう。
 
期間中に一定額以上の買い物をして、初めてショッピングリボを利用する場合、または全リボが新規の場合、さらにポイントが付くというキャンペーンがあったとします。
 
例えば、「10万円以上のショッピングで1,000ポイント、リボを初めて利用する場合に1,000ポイント、その他の条件を満たすことでさらに1,000ポイント、合計ポイントが3,000ポイント付き、約3%お得になります」。これを見ると、とてもお得な気がしますね。
 
ただし、このキャンペーンは対象期間が決まっていて、その期間が3月21日~5月20日であった場合、7月20日の時点で残高が残っている必要があります(※日付は一例。キャンペーン内容やカード会社によって異なります)。
 
つまり、申し込みしてすぐに一括返済をして、ポイントだけを貰おうということは出来ません。ショッピングリボの利息を支払う必要があります。ショッピングリボは平均して実質年利15%。キャッシングの平均年利18%より低いですが、高い金利には違いありません。
 

商品券をプレゼント

系列銀行のカードローンの新規募集で、一定の条件を満たして借り入れすれば商品券をプレゼントする、といった内容を例にとって考えてみます。「月末の借り入れ残高が1万円以上の場合に1,000円分の商品券をプレゼント」というものですが、これは一回限りです。
 
そして、「キャンペーン期間後1ヶ月が経過していても、借り入れ残高が10万円以上であれば1万円分の商品券をプレゼントする」ということですが、こちらは抽選です。
 
こういった系列銀行のカードローンの場合、入会金、年会費、担保、保証人が不要と謳っていたり、キャッシングやショッピングリボの金利が低くなっていたりするものもありますが、「商品券が貰えるからお得」ということだけで考えるには、様々な面でリスクがあるかもしれません。
 
クーポンやキャンペーン、プレゼントと聞くと、とてもお得に思えてしまいます。しかし、「お得」「便利」「手軽さ」に引っ張られ、肝心な「金利」を見落とさないようにしたいですね。
 
執筆者:林智慮(はやし ちりよ)
CFP(R)認定者
 



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