更新日: 2021.06.30 クレカ

クレジットカードのボーナス払いに関する基礎知識を分かりやすく解説!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

クレジットカードのボーナス払いに関する基礎知識を分かりやすく解説!
「高級時計を買いたいけれど、今は資金が足りない」「英会話教室に通いたいけれど、授業料を今、一括で払えない」など資金不足で購入できないときの選択肢の1つとして挙げられるのが、クレジットカードの「ボーナス払い」です。
 
支払いを延ばせるので、現時点で資金が不足していても、埋め合わせできる点がメリットです。
 
しかし、ボーナス払いは「借金」であることに変わりなく、無計画な買い物をして自分の首をしめることにもなりかねません。今回は安心してクレジットカードのボーナス払いを利用できるように、基礎知識を分かりやすく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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クレジットカードのボーナス払いとは?

クレジットカードのボーナス払いとは、年に2回(夏と冬)のボーナス時に、一括あるいは2分割などでまとめて支払うことです。
 
上手に使えば、自分の欲しいものを購入できますが、計画的に利用しないと借りすぎてしまい返済時に困ることも。購入するときに、本当に自分に必要なものなのかを考える必要があります。
 
ここでは、クレジットカードのボーナス払いとはどのようなものかを簡単に解説します。

 

ボーナスのない人は使用できないのか

ボーナス払いとは、ボーナスがある人だけに適用される方法ではありません。ボーナス時にまとめて払うことを意味します。つまり、誰でもクレジットカードで買い物をする際に支払方法として「ボーナス払い」を選択できます。

 

ボーナス払いの決済月・支払日について

ボーナス払いの決済月や支払日は、カード会社によって異なります。決済月は、A社の場合「夏は6・7・8月、冬は12・1月」、B社であれば「夏は8月、冬は1月」とあらかじめ決められています。
 
またボーナス払いの支払日が「〇日」と指定されている会社もあれば、各カード会社の毎月の引落日がボーナス払いの支払日になる会社もあります。例えば、15日締めで10日払いの場合、7月16日~12月15日に利用した分が翌年1月10日に引き落とされるケースなどです。
 

決済日に引き落としがされない場合

万一、支払日に口座から引き落としができなかった場合、延滞金利が発生する可能性があります。うっかり忘れていた場合は早急に返済しましょう。
 
もし、延滞期間が長く続く場合は信用情報機関に延滞した情報が記録されます。信用にもかかわるので、ご自分の利用しているカード会社の仕様事項を確認することが大切です。

 

クレジットカードボーナス払いのメリット

ボーナス時にまとめて支払うようにすると、分割払いやリボ払いと異なるメリットがあります。資金が不足しているにもかかわらず、どうしてもほしいものがあるときに、欲しいものを手に入れることが可能です。
 
また、月々の分割払いのように、利息がかからないのも魅力。このようなメリットを生かして、ボーナス払いをお得に利用しましょう。

 

支払いを延ばすことができる

どうしても欲しいものがある場合に通常のクレジットカード一括払いなら、翌月か翌々月に引き落とされます。ボーナス払いはボーナスが出る月なので、いつもよりも金銭的に余裕のある時期。今すぐに支払わずに、ゆとりのある月に支払いを先延ばしできます。

 

一括払いなら手数料がかからない

ボーナス一括払いは手数料がかかりません。しかし、まとまった金額を月々の分割払いで返済すると、利息がつき、総返済金額が増えてしまいます。ボーナス一括払いなら金利と手数料がかからない分、総返済金額も購入金額と変わりません。

 

クレジットカードボーナス払いのデメリット

クレジットカードのボーナス払いにはメリットばかりでなく、デメリットもあります。例えば、支払回数によっては手数料がかかります。また、無計画な利用によって返済が滞ってしまうと、信用を失うことになります。こうした思わぬ落とし穴がありますので、デメリットをしっかりと理解したうえで利用しましょう。

 

支払回数によって手数料がかかる場合がある

一括払いでは手数料がかからないものの、2回の分割払いでは手数料がかかる場合があります。手数料はカード会社によって異なります。例えば、ある会社の手数料率は14.9%(実質年率)。購入価格に約15%もの手数料がかかると、総支払金額がかなり増えてしまいます。
 
また、「ボーナス一括払い」を選択した後でも、「一度に払うのはちょっと厳しい」と感じたときには、後から分割払いに変更できます。その場合にも、手数料がかかり、その分も踏まえた返済をしなければなりません。

 

無計画に使用してしまいやすい

ボーナス時期にまとめて支払えばよいと思って、無計画にボーナス払いで商品を購入していると気づいたときにはかなり大きな金額を支払う必要があります。
 
また、社会情勢の変化などから会社の業績が悪化して、突然ボーナスが支払われなくなる可能性もあるでしょう。あてにしていたボーナスがなくなることで路頭に迷いかねません。
 
ボーナス払いは、長期的な目線で計画的に利用しましょう。

 

ボーナス払いを上手に使うためのポイント

クレジットカードのボーナス払いのメリットとデメリットを理解したうえで、上手に利用すれば、ボーナス払いはお得なサービスです。しかし、クレジットカードには、利用限度額があり、ボーナス一括払いが適用されない場合があるなどの注意点もあります。
 
いざというときに困らないように、上手に使うためのポイントを解説します。

 

利用限度額に注意しよう

クレジットカードには利用可能枠が設定されています。例えば、利用限度額が50万円で実際のボーナスが80万円だったとしても、ボーナス一括払いの際は50万円までしか支払いはできません。
 
また、ボーナス一括払いを完済しなければ、利用している分だけ利用限度額は減らされたままの状態が続きます。それ以外の買い物の際に支障をきたすことがありますので気を付けましょう。

 

ボーナス払いを適用できない場合がある

ボーナス払いはどんな場合でも使用できるわけではありません。適用できない場合を考慮したうえで利用しましょう。
 
クレジットカードの利用加盟店に属していない店舗では、クレジットカードが使用できないので、当然ボーナス払いという選択肢がありません。クレジットカードが利用できる店舗でも、コンビニや飲食店など比較的少額の買い物ではボーナス払いを使用できません。
 
また、海外ではボーナス払いは適用できません。海外ではボーナス払いという支払方法がないからです。海外で買い物をするときは、通常は一括払い。分割払いやリボ払いを希望する場合は、帰国前か帰国後に手続きが必要です。
 
さらに、カード会社によってはボーナス払いの取扱期間が定められていることも。例えば、A会社ではボーナス払いが適用できる期間は「夏は12月16日~6月15日、冬は7月16日~11月15日」と規定されています。
 
つまり、A会社のクレジットカードを6月16日~7月15日、11月16日~12月15日に利用するときは、ボーナス払いが適用されないので注意しましょう。
 
また、ボーナス払いを希望するときには「30〜150万円の範囲内」というように、カード会社によって取り扱い最低金額が設けられていることもあります。利用する際には最低金額なども確認するようにしましょう。

 

クレジットカードのポイントがたまる場合がある

通常のクレジットカードの利用と同じように、ボーナス払いの場合もカード会社のポイントがたまります。ボーナス払いの場合、高額の買い物になるので、まとまったポイントをためられるチャンスです。
 
なかにはカード会社の提携先の会社のポイントやマイルに交換できるサービスもあります。

 

クレジットカードのボーナス払いは計画的に利用しよう

今回はクレジットカードのボーナス払いについて、基本的な知識を中心に解説しました。クレジットカードにはさまざまな支払方法がありますが、上手に利用しないと、返済総額が増えるだけで、かえって損をしている場合があります。
 
ボーナス払いのメリットとデメリットをしっかりと理解したうえで、少しでもお得に利用しましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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