クレジットカードを複数所有する場合のメリットとデメリットを教えて!

配信日: 2023.11.08
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クレジットカードを複数所有する場合のメリットとデメリットを教えて!
クレジットカードは、審査をクリアすれば何枚でも所有できます。貯まるポイントや特典などは、クレジットカードによって異なります。1枚だけよりも、複数枚のクレジットカードを所有したほうがお得なのではと思う人もいるのではないでしょうか。
 
そこで、本記事では、クレジットカードを複数枚持つメリットやデメリットについて紹介していきます。
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クレジットカードの平均所有枚数は?

クレジットカードの利用者は、どのくらいの枚数を所有しているのでしょうか。株式会社ジェーシービーが2022年9月に実施した「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの平均所有枚数は3枚でした。平均携帯枚数は、2枚となっています。平均所有枚数を男女別でみると、男性は「3枚」、女性は「2枚」でした。
 
世代別でみると、もっとも多かったのは、60代男性で「4.2枚」です。60代女性は、同年代男性の約半分の「2.3枚」でした。反対に、平均所有枚数がもっとも少なかったのは、20代男性で「1.7枚」でした。この調査結果からは、年齢が高い男性ほどクレジットカードの所有枚数が多いことが分かります。
 

クレジットカードの複数持ちのメリット・デメリット

クレジットカードの平均所有枚数は、3枚です。複数枚のクレジットカードを持つことは、一般的といえるでしょう。では、複数枚のクレジットカードを持つことには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
 

・複数持ちのメリット

複数枚のクレジットカードを所有するメリットは、利用できるお店が増えることです。クレジットカードは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどといったようにさまざまな国際ブランドが存在しており、お店によって利用できる国際ブランドが異なります。
 
異なる国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、いろいろなお店で利用できるので、支払いができなくて困ることはないでしょう。複数枚を所有していれば、破損、紛失、磁気不良などのトラブル時に、ほかのクレジットカードで代用できるので、リスク分散につながります。
 
決済できる金額が増えることも、複数持ちのメリットです。クレジットカードには限度額が設定されており、その額を超える決済ができません。複数のクレジットカードを持っていれば、限度額を超えてしまった場合でも、他のクレジットカードで支払いを済ませることが可能です。
 
そのほかにも、いろいろなポイントが貯まる特典や利用できるサービスが増えるといったメリットもあります。
 

・複数持ちのデメリット

デメリットは、管理の手間がかかることです。クレジットカードの枚数が増えると、利用額や引落日の確認、ポイント額の把握、暗証番号の管理などが煩雑になってしまいます。
 
住所変更、名義変更などの手続きも、クレジットカードごとに手続きを済ませなくてはなりません。年会費がかかるクレジットカードを保有している場合には、負担額が増えるというデメリットもあります。
 
複数枚のクレジットカードを入れた財布やカードケースを紛失したり、盗まれたりすると、被害額が大きくなる可能性もあります。リスクを避けるためにも、携帯するクレジットカードの枚数は絞った方がよいでしょう。
 

クレジットカードを複数枚所有するならば2~3枚くらいがベスト!

複数枚のクレジットカードを持っていれば、利用できるお店が多くなります。限度額を増やせる、いろいろなポイントが貯まる、特典や保証が増えるといったメリットもあります。ただし、クレジットカードの所有枚数が増えると管理が煩雑になりがちです。クレジットカードを複数枚所有するならば2~3枚くらいがベストといえるでしょう。
 

出典

株式会社ジェーシービー 【クレジットカードに関する総合調査】

Orico

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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