海外旅行へ行くなら、外貨調達はクレジットカードのキャッシングがおすすめ!
配信日: 2019.02.27 更新日: 2023.09.13

「使える場合はできるだけクレジットカードにしよう。でも、現金しか使えない場合に備えて、どこで日本円を両替したらいいだろうか?」こんな風に思ったことがあると思います。
どうしたら最も有利に、効率的に現地通貨を手に入れられるか。ムダなお金を使わずに、海外旅行に行くためのポイントのひとつですよね。そこで、役に立つアイデアをご紹介したいと思います。

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー
東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表。
ファイナンシャル・プランナーの上位資格であるCFP(日本FP協会認定)を最速で取得。証券外務員第一種(日本証券業協会認定)。
FPとしてのアドバイスの範囲は、住宅購入、子供の教育費などのライフプラン全般、定年後の働き方や年金・資産運用・相続などの老後対策等、幅広い分野をカバーし、これから人生の礎を築いていく若い人とともに、同年代の高齢者層から絶大な信頼を集めている。
2023年7月PHP研究所より「70歳の現役FPが教える60歳からの「働き方」と「お金」の正解」を出版し、好評販売中。
現在、出版を記念して、サマーアロー・コンサルティングHPで無料FP相談を受け付け中。
早稲田大学卒業後、大手重工業メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超え、海外の話題にも明るい。
サマーアロー・コンサルティングHPアドレス:https://briansummer.wixsite.com/summerarrow
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日本の空港で両替するのが手っ取り早い?
「海外旅行に行く道すがら、羽田空港や成田空港の銀行や両替所で、円を現地通貨に両替して持って行ったら手っ取り早いよね」と思う方も、多いのではないでしょうか?
これがとんでもない!少しでも、外国為替の知識がある人なら、ギャッと驚くようなレートが表示されています。
2018年11月3日の羽田空港のアジア諸国通貨に関する両替所のレートを表にまとめました。
「売り」「買い」は両替所から見た動作を表しています。両替所が顧客に、現地通貨1単位を売るときにもらう日本円の金額を「売り」に表示し、両替所が顧客から、現地通貨1単位を買うときに支払う日本円の金額を「買い」に表示しています。
「仲値」はその中間値、これが本来の為替レートです。海外旅行へ行く場合は、現地通貨が欲しいので、「売り」のレートを見ればよいわけです。
台湾ドルを例に、ご説明します。台湾ドルの「売り」のレートは1台湾ドルあたり4.18円、仲値の3.68円から見て、14%も高いレートです。
為替取引で売り買いの差があるのは当然です。それは、通貨を両替する銀行や業者の手数料になります。それを極力小さくして、できるだけ仲値に近いレートで取引をしないと、メリットは出ません。
現地の空港で両替したら?
現地の台北松山空港の銀行で両替した場合のレートは次の通りです。1台湾ドル当たり3.756円。仲値の3.68円から見て+2.07%です。羽田より、だいぶ安くなっています。
空港では、もう1つの方法があります。ATMでキャッシングする方法です。つまり、クレジットカードを使って、カード会社から現地通貨でお金を借りることになります。
この場合、その日の為替レートにプラスして、借入日から返済日までの金利を支払えばOKです。金利は年18%程度になりますが、帰国後に一括で繰り上げ返済すれば、金利の支払いを最低限におさえられます。
例えば、7日間の旅行で帰国日の翌日に返済したとすると、18%×(7÷365)=0.345% これだけで、借り入れと返済が済んでしまいます。クレジットカード会社やATMでキャッシングすると、交換手数料を取られることもありますが、かかったとしても1回100~200円程度です。
ATMは空港だけでなく、ホテル、コンビニやショッピング・モールなど街中にあり、急に現地通貨が必要になった場合でも調達可能です。まず、空港で1万円くらいを両替して、タクシー代や電車賃を確保し、その後、ホテルや街中で必要なだけ調達することが可能になります。
今まで述べた方法を、台湾ドルを例にとって表にまとめました。レートは日時によって変化するので、大体の傾向を表すものとしてみてください(2018年11月3日のレートをもとに算出)。
現金はいくら調達したらいいか?
旅行資金として現地通貨はいくら必要でしょうか?これが難しいところです。
レストラン、ホテルなど、クレジットカードが使えるところは、クレジットカードで済ませる。土産物屋やタクシーなどで、現金が必要なところは現地通貨を用意する……といっても、実際にいくらで済むかよく分かりません。
余って羽田空港の両替所で日本円に替えたら「売り」では、1台湾ドル当たり4.18円も取ったのに、「買い」では3.18円しか戻してくれません。30%も損をしてしまいます。
現地通貨を多めに替えて、余った場合は、次の方法がおすすめです。余った現地通貨を、まず、ホテルの支払いに充当すればよいのです。そして、現地通貨で払いきれないホテル代を、クレジットカードで支払うことにすれば、効率よく現地通貨を使いきれます。
まとめ
海外旅行に行く際の、現地通貨調達方法のおすすめは、クレジットカードによるキャッシングと帰国後の一括返済です。これが、為替交換の手数料を最小にして、かつ、どこでも、いつでも調達できる、最も効率的な方法ではないでしょうか。
この方法は、米ドルやユーロも含め、基本的にどの国でも適用可能です。今度、海外旅行に行ったときに、試してみてはいかがでしょうか。
執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー
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