ブラックカードは「高所得者」が持つものというイメージがあります。所有するための明確な基準はあるのでしょうか?
配信日: 2025.03.08

今回は、ブラックカードの概要と取得条件や審査、年収の基準があるのかを紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ブラックカードとは
ブラックカードとは、最高グレードのクレジットカードです。クレジットカードのグレードは、「一般、ゴールド、プラチナ、ブラック」の順にランクが上がり、ブラックカードは、上限額が高く、ハイクオリティなサービスを利用できます。年会費が高く、多くが招待制(インビテーション制)であり、審査の難易度が高いことが大きな特徴です。
ブラックカードの主なメリットは、所有する人の社会的信用度を証明し、さまざまな特典サービスが利用できることです。
例えば、「Mastercard Black Card」には、ホテルやゴルフ場などの優待・予約サービス、映画館や美術館で使える鑑賞券など、アクティブな富裕層をサポートするための魅力的な特典が充実しています。
● キャッシュバック還元率1.25%
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● 各種特別優待サービス
なお、「Mastercard Black Card」の年会費は11万円(税込)、家族会員は2万7500円(税込)で利用できます。
ブラックカードを持つための条件
「Mastercard Black Card」のように自分で申し込めるものもありますが、多くの人がイメージするブラックカードの取得には、カード会社からの招待が必要です。招待される条件や審査基準は非公開で、利用者側から申請できるものではないため、カード会社からの招待を待つしかありません。
したがって、ゴールドカードやプラチナカードなどのステータスカードを取得して、可能な限り有効活用する必要があります。
具体的には、以下のポイントを押さえておくと、カード会社から招待がくる可能性が高くなります。
● ステータスカードを保有する(ゴールドカード、プラチナカードなど)
● クレジットカードの利用額を増やす
● クレジットカードの支払い状況が良好である
ブラックカードは年収いくらで招待される?
ブラックカードを取得できる条件として、明確な年収の基準は公開されていません。ただし、カード会社から招待される人の傾向として、クレジットカードの利用額と利用頻度が高いことは想像に難くないでしょう。
つまり、高額な買い物が頻繁にできる層であれば、高所得者だと判断できるというわけです。年収の明確な基準はないものの、Mastercard最上位のブランドとしてラグジュアリーカードを発行しているBlack Card Ⅰ 株式会社が、会員を対象にした調査結果が参考になります。
ラグジュアリーカード調べの調査結果によると、本調査はラグジュアリーカード会員で世帯年収2000万円以上の方を対象としており、回答者の世帯年収は表1の通りです。
表1
世帯年収 | 割合 |
---|---|
1億円以上 | 9.4% |
5000万以上1億円未満 | 18.4% |
3000万以上5000万未満 | 26.9% |
2000万以上3000万未満 | 45.3% |
Black Card Ⅰ株式会社 「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」より筆者作成
以下は、ラグジュアリー会員が、直近1年で購入した最も高いもののランキングです。
表2
直近1年で購入したもの | 金額 |
---|---|
不動産 | 15億円 |
一棟マンション(賃貸物件) | 7億円 |
マンション | 6億円 |
クルーザー | 4億5000万円 |
ドバイの不動産 | 3億円 |
会社 | 3億円 |
クリニック | 1億5000万円 |
国内上場株 | 1億円 |
Black Card Ⅰ株式会社 「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」より筆者作成
また、項目別では、自家用車23.7%、時計14%、不動産5%、旅行4%など、投資価値のあるものにお金を使う傾向があります。
ブラックカードを利用するための明確な基準は公開されていない
ブラックカードの保有には、申請可能なものを除いて、明確な条件や審査、年収の基準が公開されていないため、カード会社からの招待を待つ必要があります。
招待を受けるためには、ゴールドカードやプラチナカードを利用して、信用情報や利用履歴を良好な状態にしておく必要もあるでしょう。良好な状態に保った上で利用額と利用頻度が高いと判断されれば招待を受けられるかもしれません。
出典
Black Card Ⅰ株式会社 ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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※2 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
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例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
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