「空港ラウンジも使えてポイントも貯まりやすい」と言って、年会費「1万円」のゴールドカードへの切り替えを検討中の夫。あまり旅行に行かないわが家では、年会費分だけ損になるでしょうか…?
そこで本記事では、年会費1万円程度のゴールドカードがどのような人に向いているのかを分かりやすく解説していきます。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
ゴールドカードは空港ラウンジ以外にもメリットがある
ゴールドカードときくと、多くの方がまず思い浮かぶのは空港ラウンジでしょう。国内主要空港の対象ラウンジを利用できるカードでは、搭乗前にソフトドリンクなどのサービスを受けられる場合があります。ただし、このサービスは飛行機を利用する機会が少ない人にとっては、活用できる場面が限られるでしょう。
しかし、ゴールドカードの魅力はそれだけではありません。
多くのカードでは、一般カードよりポイント還元率が高かったり、年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえたりします。また、旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しているケースも多く、高額な買い物や旅行の際に安心感があります。
さらに、飲食店やホテル、レジャー施設などで割引や優待を受けられるカードもあります。日常生活でこうしたサービスを利用する機会が多い人なら、旅行をしなくても年会費以上の価値を感じられる可能性があります。
旅行にあまり行かない家庭でも年会費の元は取れる?
結論から言えば、旅行にあまり行かなくても、使い方によっては年会費を回収できる場合があります。
例えば、毎月の食費や光熱費、通信費などをすべてゴールドカードで支払う家庭では、年間利用額が100万円を超えることも珍しくありません。
カードによっては、年間利用額などの条件を満たすことで年会費が無料になったり、1万ポイント前後の特典が付与されたりするものもあります。そのため、利用状況によっては、こうした特典によって年会費相当の負担を抑えられる場合があります。
一方で、毎月のカード利用額が少ない家庭では、ポイント還元だけで年会費を取り戻すのは難しいでしょう。
例えば、年間利用額が30万円程度で還元率も一般カードと大きく変わらない場合、獲得できるポイントは年会費に届かないこともあります。その場合は、空港ラウンジや各種優待を利用しなければ、結果として年会費の負担が大きく感じられるでしょう。
つまり、「旅行に行く回数」よりも、「カードをどれだけ日常生活で使うか」が重要な判断材料になります。
ゴールドカードが向いている人・向いていない人
ゴールドカードが向いているのは、普段からカード決済を積極的に利用する人です。
生活費の多くをカード払いにしている家庭や、高額な買い物をする機会が多い人なら、ポイントや利用特典を受けやすくなります。また、年に数回でも飛行機を利用するなら、そのたびに空港ラウンジで快適に過ごせることもメリットです。
反対に、現金払いが中心でカード利用額が少ない人や、ポイントや優待をあまり活用しない人は、一般カードのほうが家計に合っている可能性があります。
また、近年では年会費が無料または低価格でも高還元率のカードもみられます。ゴールドカードだから必ずお得とは限らず、カード全体のサービス内容を比較することが大切でしょう。
年会費だけで判断せず、普段の使い方に合うかを確認しよう
ゴールドカードは、「空港ラウンジが使えるから得」という単純なものではありません。旅行が少ない家庭でも、日常の支払いを集約してポイントを効率よく貯めたり、年間利用特典や各種優待を活用したりできれば、年会費以上のメリットを得られる可能性があります。
一方で、カードをあまり利用しない場合は、年会費だけが負担になることもあります。そのため、「旅行に行く頻度」だけではなく、「年間いくらカードを利用するか」「ポイントや特典をどれだけ活用できるか」を家族で確認してから判断することが大切です。
切り替えを検討する際は、年会費だけを見るのではなく、自分たちの生活スタイルに合ったカードかどうかを比較して選べば、無理なくお得な1枚を見つけやすくなるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
