母のクレジットカードから、「月額4980円」が毎月引き落とされていることが判明…! 本人は「身に覚えがない」と言いますが、過去の支払いはどこまでさかのぼって返金を求められるのでしょうか?

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母のクレジットカードから、「月額4980円」が毎月引き落とされていることが判明…! 本人は「身に覚えがない」と言いますが、過去の支払いはどこまでさかのぼって返金を求められるのでしょうか?
母親のクレジットカードの明細を確認したところ、毎月4980円の引き落としが続いていたら驚くでしょう。本人が「使った覚えがない」と言っている場合、不正利用を疑う人もいるかもしれません。
 
ただし、身に覚えのない請求が必ずしも第三者による不正利用とは限りません。また、不正利用だったとしても、過去の支払いがすべて補償されるとは限らないため注意が必要です。
 
今回の記事では、毎月4980円の請求を例に、確認すべきポイントや不正利用だった場合の補償について解説します。
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毎月4980円の請求は「不正利用」?

最初に確認したいのが、毎月4980円の請求が本当に不正利用なのかという点です。
 
例えば、動画や音楽の配信、アプリなどのサブスクリプション(サブスク)を以前に契約し、そのことを忘れている可能性があります。サブスクとは、月額料金などを定期的に支払ってサービスを利用する契約です。一般的には、自分で解約しなければ契約と支払いが続きます。
 
そのため、まずはカードの利用明細に記載された利用先を確認しましょう。利用先の名称だけでは分からない場合は、カード会社に問い合わせる方法もあります。過去のメールやアプリの購入履歴などを調べることも有効です。
 
本人が契約していたサービスだった場合、「利用していなかった」という理由だけで過去の料金が返金されるとは限りません。返金できるかどうかは、サービスの利用規約などを確認する必要があります。
 

不正利用の補償は「60日」が目安! 過去の請求がすべて戻るとは限らない

確認した結果、本人や家族が利用したものではなく、第三者による不正利用の可能性が高い場合はすぐカード会社へ連絡しましょう。
 
伊勢市によると、多くのクレジットカード会社では、不正利用の補償期間を60日としています。61日以上経過すると補償の対象外になる場合があるため、過去の不正利用分がすべて補償されるとは限りません。
 
例えば、毎月4980円の不正利用が1年間続いていた場合、合計は5万9760円です。しかし、カード会社の補償対象が直近60日程度であれば、1年分すべてが戻ってくるとは限りません。
 
実際の補償期間や、どの日から期間を数えるのかはカード会社の会員規約などによって異なります。カード会社に連絡し、どの請求まで調査や補償の対象になるのかを確認することが大切です。
 

身に覚えのない請求に気づいたらカード会社へすぐ連絡しよう

身に覚えのない請求を発見したら、「かなり前だから」と諦めず、直ちにカード会社へ連絡しましょう。経済産業省も、利用明細に身に覚えのない請求があった場合は、すぐカード会社に連絡するよう呼び掛けています。
 
カード会社には、「毎月4980円の請求があり、本人には利用した覚えがない」と具体的に伝えます。不正利用が疑われる場合は、カードの利用停止や再発行、不正利用の調査などについて案内を受けましょう。
 
伊勢市によれば、カード会社の調査で第三者による不正利用と判断された場合、請求が取り消されることがあります。いったん支払った後、調査終了後に返金されたり、別の請求額と相殺されたりする場合もあります。
 
カード会社や事業者とのやり取りで解決できない場合は、消費者ホットライン「188」に相談する方法もあります。最寄りの消費生活センターなどにつながるため、対応に困ったときに活用するとよいでしょう。
 

まとめ

月額4980円でも、1年間続けば5万9760円、2年間なら11万9520円になります。不正利用だった場合、発見が遅れるほど補償期間を過ぎた請求が増える可能性があります。
 
そのため、クレジットカードの利用明細は毎月確認することが大切です。カード会社が提供する利用通知サービスを設定しておけば、普段と違う利用にも気づきやすくなります。
 
身に覚えのない請求を見つけたら、まず利用先や契約履歴を確認しましょう。それでも不正利用が疑われる場合は、速やかにカード会社へ相談することが重要です。日頃から明細を確認して早めに対応することで、被害が広がるリスクを抑えられるでしょう。
 

出典

伊勢市 クレジットカードの不正利用
経済産業省 ご注意!クレジットカードの不正利用被害が急増しています
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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