最終更新日: 2019.09.02 公開日: 2018.02.15
家計

外食は家計にとって「悪」なのか?外食してもお金が貯まる人と貯まらない人の違いとは

家計の相談を受けていると、罪悪感をあらわに「やめなければいけないとわかっているんですけど」と言われることが多いのが『外食費』です。

とにかく外食=悪という風潮が強いのはなぜなのかと思うほど。主婦たるもの何を差し置いても家族に食事を作らねばならない→外食が多いなんて怠けている、という強迫観念に駆られている方が多いです。

これだけ外食産業が栄えているのは、多くの方が外食するからにほかならず、悪いことだと思っているのは本人だけだったりします。

外食しているからと言って罪悪感を感じる必要はありません。とはいえ、やはり支出は支出。外食していてもお金がたまっている家計と、そうでない家計の違いを挙げてみます。
 
塚越菜々子

執筆者:

執筆者:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

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塚越菜々子

執筆者:

執筆者:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
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安いからとフードコート・ファーストフードで食べている家計は貯まりにくい

子供が生まれて家族で外出するようになってから、筆者もフードコートには大いに助けられました。
 
だいたいどこのフードコートに存在する「うどん屋」さん。子供でも食べやすく、何より安い。290円~なんて安い!と思うものの、素うどんに近いものを家族で食べるわけにはいかず、サイズを大きくし、てんぷらなどのトッピングを付けてたら結局一人当たり700円ぐらいだった・・・・なんてことも多くありました。
 
同じようにファーストフード店も、一見安いものの、だからといって毎週、習慣のように行っていれば月の合計はなかなかの額になってしまいます。家族、とりわけ子供がいる場合は、食事の時間はおおよそ決まっていることが多いはずです。
 
そうすると外食が必要かどうかはあらかじめ分かっていることが多いのです。外食費を減らしたいと思うなら「安いものを食べる」より「食べない」ほうが明らかに支出は減ります。外出の時間を工夫したり、自宅から持っていくことができないか、などの計画性も貯蓄には大きくかかわってきますね。
 
とにかく安さを追求して外食する場合は、「何か食べること」「安いこと」に重きが置かれてしまいます。当然、何を食べたかは記憶に残らず、満足度も低い。こういう支出が「何に使ったかわからないけど気づいたらお金がない」という原因にもなっているのです。
 

値段で決めず、目的に合わせたレストランを選ぶ人は貯まっている人が多い

一方、同じ外食でも「食事をすること」自体を目的としている人もいます。もちろんそれぞれが許容できる範囲内でですが、この場合値段はそれほど問題にはなりません。
 
例えば、「焼肉食べ放題でいろいろ食べたい」「ずっと行きたかったラーメン屋さんで食べたい」「回転ずしではないお寿司屋さんを子どもに体験させたい」「記念にフルコースでリッチな気分を味わいたい」「フードコートで各自が好きなものを選ぼう」というような感じです。
 
また、楽しむための外食に限らず「今日はご飯を作る精神的余裕がない!」ということもあるかもしれません。そんな場合も「食事を作る労力をお金で買う」という明確な目的があれば、それでいいのです。
 
一回の値段は結果として安いこともあれば、高い外食のこともあります。ですが、目的が明確である分、記憶に残りやすいものです。仮にその月の支出が多かったとしても「〇〇を食べたからね」とわかっていれば、納得感が違います。
 

結局のところ「なんとなく外で食べる」人が一番貯まらない

家計の相談を受けているなかで「収入が少ないわけではないのに、なぜか貯まらない」という方の多くは、とにかくなんとなくお金を使っています。食事を楽しむわけではなく、時間や労力をお金で買うわけでなく、なんとなく外食しているのです。
 
外食に限らず、なんとなく支出するのを極力やめ、「このお金を何と交換するか」という意識を持つことで、金額や支出の種類にとらわれない満足度の高い使い方ができるといいですね。
 
Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者

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