2018.03.08 家計

散財しているように見えるのにお金が貯まる人の3つの特徴とは?

Text : 前田 菜緒

読者の皆さんのまわりには、決して節約していそうになく、お金を使っているように見えるのに、しっかりと貯蓄がありそうな人はいませんか? 

本人に聞いてみないと、実際貯蓄があるかどうかはわかりませんが、貯蓄がある人には、やはり貯まる理由が存在します。ではその理由とは。

頭の中で収支の計算をしている

やりくり上手な人は、ある程度の収入と支出を頭の中で把握できています。
 
そのうえで、収入があるとまず貯蓄に回すお金を除きます。貯蓄ができる月とできない月があるかもしれませんが、貯蓄が少ない月があれば翌月は多めに貯蓄するなど貯蓄のバランスは崩していません。
 
収入から貯蓄を除いた残りのお金が出費にまわるわけですが、ここで支出の目安を決めてしまいます。
 
例えば、今月は子どもの習い事の発表会で出費がかさむため、外食はいつもより控えめにしておく、などあらかじめ目安となる上限を決めておくのです。上限といっても金額をきっちり決めるわけではありません。
 
発表会の金額と同等分の外食金額を減らすなど、おおよその上限を決めておくのです。それが決まれば自由に出費しても問題ありません。
 
ときには節約もしますが、このように先に貯蓄を除いておけば、貯まる仕組みが出来上がっているので、上限内であれば気兼ねなく支出ができるわけです。
 
もし、「月初に使い過ぎて給料日前にはお金がなくなってしまうかも」など、1カ月バランスよく支出ができそうにない人は、月初めに1日の支出上限額を決めておくのもよいかもしれません。最初は1カ月のバランスがわかりづらくても、2〜3カ月で感覚をつかめてきます。
 

無駄を徹底的に省く

これは買い控えるという意味ではありません。「必ずしも必要ではないが、あると少し嬉しいもの」これを代替品にしています。
 
どういうことかというと、例えば毎朝通勤途中でコーヒーを買っていたとしましょう。200円ほどとはいえ毎日購入すれば年間換算で7万円ほどになります。これをドリップパックに変更するのです。ドリップパックを会社に持参して、会社でコーヒーを作るという作戦です。ペットボトルも同様です。
 
今すぐ飲み物が必要というわけではないなら、少し我慢して家で飲むなど「なくてもどうにかなるもの」については、購入しないというルールをきっちり守っているのです。
 

運用している

支出を減らすだけでお金は増えません。運用をしてお金を増やしているかもしれません。
 
運用といっても、株式投資など投資にエネルギーを要するものではなく、投資信託をたまに買って長期保有していたり、積み立て投資をしていたり、比較的エネルギーの不要な投資を、気が向いたらする程度かもしれません。
 
また、投資に費やす金額は決して大きくないかもしれません。しかし、投資をすることで堅実にお金を育てています。
 
このように「使っているのにお金が貯まっていそうな人」には、実は使っていそうに見えて、支出の上限を決めていたり徹底的に無駄を省いたり、何かしら対策をとっています。
 
無計画に使っていると絶対に貯蓄はできませんので、貯蓄をできている人はその人なりのルールを持っているのです。試しに1週間自分のルールを作って実行してみてはいかがでしょうか。
 
厳しいルールではなく、続けられそうなやさしいルールを実行してみるのです。1週間後、変化が訪れるかもしれません。
 
Text:前田 菜緒(まえだ なお)
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者

前田 菜緒

Text:前田 菜緒(まえだ なお)

1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者

子連れでも参加可能なマネーセミナーの開催や子供が寝てからでもオンライン相談ができるFPとして江戸川区を中心に活動中。“今をオトクに将来を豊かに“の考えのもと、「子育て世代が生涯にわたり経済的不安のない生活を送れるように」をモットーとしている。
確定拠出年金相談ねっと認定FP、確定拠出金ビジネスアカデミー会員
https://wiselife.biz/fp/nmaeda/

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