公開日:2019.07.18 家計

家計簿が続かない人が考えるべき対策を解説

早いもので2019年も7月に入り、後半がスタートしました。「今年こそ家計簿をつけるぞ」と2019年を始めた方の中にも、すでに挫折してしまった方がいらっしゃるのではないでしょうか?
 
そもそもなぜ家計簿をつける必要があるのかというところから、続かない理由について考えてみましょう。
 
秋口千佳

執筆者:

執筆者:秋口千佳(あきぐちちか)

CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士

秋口千佳

執筆者:

執筆者:秋口千佳(あきぐちちか)

CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士

家計簿は本当に必要なのか?

みなさんは家計簿と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 面倒くさい……、続かない……、そう思う方も多いのではないでしょうか? でも心配ありません。
 
驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ファイナンシャル・プランナーの多くは家計簿をつけていないことがほとんどです。家計簿とは、家計を把握するためのもの。あなた自身が「家計を把握している」のであれば、必ずしもつける必要はないのです。
 

家計を把握しているか、チェックをしよう

では、「家計を把握している」とはどういう状況なのか。以下の質問に答えられれば、把握していると考えてよいでしょう。
 
・収入はいくらですか(※共働きの方は、2人の合計の収入です)。
・銀行引落のものは何がありますか。また、金額はいくらですか。
・クレジットカード決済のものは何がありますか。また、金額はいくらですか。
・銀行引落とクレジットカード決済以外の支出の金額はいくらですか。
・毎月いくら、貯金できていますか。

 
いかがでしたか。これらの金額は、円単位で把握する必要はありません。入ってくる金額と出ていく金額をきちんと認識しておく。これが「家計の把握」です。
 

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家計簿に代わるもの、ないですか?

家計は把握したいけど、家計簿は面倒くさくてつけられません、という声をよく耳にします。たしかに、毎日のレシートを集計するのは大変です。そこでお勧めなのが、集計する必要のない、目に見える管理方法です。
 
毎月1日(もしくは給料日、または決めた日)に決まった金額を財布に入れます。例えば3万円なら、いつも通り生活をして、3万円が何日まで財布の中にあるのか、ということだけを目で確認します。
 
先ほども記しましたが、「家計の把握」は、入ってくる金額と出ていく金額を認識することです。どこに支払ったではなく、支払った金額に着目することが大切です。
 
ですので、3万円を外食に使ったのか、文房具の購入に使ったのか、雑誌の購入に使ったのか、ということではなく、3万円あれば何日間生活できるのか、をざっくりと知っておくことが必要です。
 
これを何回も繰り返す中で、「1ヶ月生活するのに、財布の中には5万円が必要だ」と理解できれば良いのです。別の言い方をするならば、「収入-銀行引落分-クレジットカード決済分-財布の中」がプラスであれば、良いのです。
 

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家計簿は続かないものだし、つける必要がないものだと理解する

「今年こそ家計簿をつけるぞ」という人は、たいてい続きません。それは、家計簿をつけなければいけない、と考えるからです。「今年こそ家計を把握するぞ」と考えている人のほうが長続きします。なぜならば、目的がはっきりしているからです。
 
前者は「つける」ことが目的であるため、途中で面倒になってしまいます。一方、後者は「把握する」ことが目的なので、家計簿に縛られずに家計を把握する方法を考えるようになります。
 

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家計簿はライフスタイルが変わるときに道具として使う

何度も述べますが、家計簿は家計を把握するための道具です。つまり、家計を把握しているのであれば家計簿は必要ありません。
 
ただし、家計簿は、ライフスタイルが変わるタイミング(例えば就職・転職・結婚・子どもができた・子どもが進学した・定年になった、など)では、必要になってきます。
 
なぜならば、入ってくる金額や出ていく金額が変わるからです。ですので、いま家計を把握しているのであれば、次のライフスタイル変更のタイミングまで、家計簿をつける必要はないと考えてよいでしょう。
 
家計簿はあくまでも家計を把握するための道具であり、目的は「家計を把握する」ことです。もし家計簿が続かないとお悩みの方は、前述した目に見える管理方法を試してみてはいかがでしょうか?
 
執筆者:秋口千佳
CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士 

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