公開日: 2019.10.27 家計

【副業】40代以降は会社に認められやすい社外活動「プロボノ」で人脈を作っておこう

執筆者 : 藤木俊明

マスコミからは副業解禁が進んでいるような報道が見受けられますが、実はそれはほんの一部の事例であり、まだまだ広がっていません。たとえ会社が副業を認めていても、実際上司に申請すると嫌な顔をされることもあるようです。
 
とくにミドル世代・シニア世代になってくると、「そんな時間よくとれますね?」「お暇なんですね」なんてイヤミを言われるかもしれません。
 
しかし、「業務時間以外にボランティアで社会貢献活動をしたい」と告げると、これを拒める上司はなかなかいないと思います。しかし、「ボランティア活動じゃ将来につながらないんじゃないの?」と計算をしてしまう人もいるでしょう。そうとも限りません。「プロボノ」という活動に注目しましょう。
 
 
藤木俊明

執筆者:

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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藤木俊明

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執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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会社で培った技術で社会貢献したい

現在、少子高齢化社会が進んできて社会課題が満載です。行政の手が届きにくい社会課題については、各地域のNPO法人ががんばって活動をしています。しかし、NPO法人もそんなに人手や知見が足りているわけではありません。
 
そこで、そういうNPO法人の活動を支援するため「プロボノ」と言われる人たちが存在します。プロボノとは、ふだんはサラリーマンであり、会社で培った技術を生かして支援する人たちです。
 
たとえば、NPO法人が「もっと自分たちの活動を知ってもらいたいのでホームページを作りたい」といったときには、Webサイト制作のスキルのあるプロボノメンバーが力を貸すことができます。
 
「アンケートのデータ集計を助けてほしい」というときには、Excelなど計算ソフトを駆使したり、分析したりする技術が役に立ちます。プロボノで検索すれば近くで受付してくれる組織が見つかりますし、会社ぐるみでNPOに協力している場合もあります。
 
しかし、基本はボランティアです。実費がもらえることもあるかもしれませんが、金銭的な実入りはないと考えてください。「じゃ何のために?」
 

人的ネットワークが長期的な資産になり得る

一番は社会課題の解決に貢献して、人に喜んでもらえるという精神的な充実感が得られることでしょう。また、会社以外のところで新たな社会課題の現実を知り、それを本業のビジネスのヒントにしていくこともあると言われています。
 
そして、大きなメリットは、「同じような志を持った会社では知り合えない優秀な人たちと知り合える」ことではないでしょうか? プロボノ活動はボランティアと言っても、会社で従事する業務と変わらない真剣さが求められます。その中で人的ネットワークができていくのです。
 
実際に、会社を定年退職したAさんが、プロボノ活動で知り合った人に定年後の仕事をあっせんしてもらったと言う例があります。これは人的ネットワークが生きた例です。
 
また、別のBさんは、プロボノ活動で知った訪問看護の現場を支援するために新規事業を考え、会社に話して新しい会社を設立した例があります。これは、プロボノ活動が本業にインパクトを与えた例でしょう。
 

まとめ

まず副業をやりにくい会社でもプロボノは認められる可能性が高いです。そうしてプロボノに参加しても短期的にはお金のメリットはありません。
 
しかし長期的に見て、プロボノ活動でできた人的ネットワークが自分の助けになることがあります。ぜひ、社会貢献を行いながら、会社以外の人的ネットワークを広げていきましょう。
 
執筆者:藤木俊明
副業評論家

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