【電気代】寝てる間「暖房」は消すべき? つけっぱなしで「月5000円」高くなるという結果に
その場合、心配になるのが電気代です。もし、寝ているときも暖房を点けたままにした場合、消したときと比べて電気代はどの程度変わってくるのでしょうか。検証してみましょう。
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就寝時に暖房を点けっぱなしにした場合の電気代は?
まず、就寝時にエアコンを稼働させていた場合の電気代を算出してみましょう。
寝室の広さが10畳程度として、10畳用の暖房を就寝中に点けたままにした場合の電気代で想定します。メーカーや機器の性能にもよりますが、暖房稼働時のエアコンの消費電力は約660Wです。電気代は消費電力×0.001×電力料金単価で1時間当たりの料金を求めることができます。全国家庭電気製品公正取引委員会によれば、電気料金の目安単価は31円です。
すなわち、消費電力660Wのエアコンの1時間あたりの電気代は、660W×0.001×31円で20.46円となります。夜の11時から翌朝7時まで、暖房を8時間稼働させたとすれば、20.46円×8時間=163.68円です。1ヶ月に換算すると、5074.08円となります。あくまで単純計算となりますが、就寝時に暖房を点けっぱなしにした場合、暖房を消した場合に比べて5000円程度は電気代が高くなる計算になります。

