更新日: 2024.10.10 貯金

200万円を超える紙幣を交換する際の注意点

200万円すべてが自分の貯めたタンス預金であっても、銀行などで紙幣交換する際には押さえておきたいことがあります。日本には「犯罪による収益の移転防止に関する法律」があり、一般的には「犯罪収益移転防止法」と呼ばれています。これは、顧客との取引で犯罪に関連したものである疑いがある場合は、金融機関が行政庁に届け出を行わなければならないとされている法律です。
 
一般社団法人全国銀行協会では、犯罪収益移転防止法に関連して、200万円を超える現金の受け払いをする際には、氏名や住居、生年月日などの確認をすると定めています。いわゆるマネーロンダリング(資金洗浄)を防止することが目的ととらえておきましょう。
 
自分で努力をして貯めた200万円でも、金額が大きいため、本人確認などを求められるケースがあるということです。そうしたケースを念頭に銀行で紙幣の交換を申し入れることで、不快な思いをしたり無用なトラブルに発展したりすることを避けられます。
 

新札発行後も旧札の使用は可能
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