最終更新日:2019.01.10 公開日:2018.07.06
相続

贈与・相続・退職金・宝くじ。まとまったお金で身を滅ぼさないための4つのポイント

みなさんは、数千万円というお金を一度に受け取ったことがあるでしょうか?私は数千万どころか数百万単位のお金ですら、一度に受け取った経験は数えるほどしかありません。
 
住宅ローンの実行日に銀行から入金され、一瞬にして住宅会社に支払われて、記帳だけが通帳に残っている……というのを見たぐらいです。
 
高額のお金を一度にもらえるというと、思いつくのは「宝くじ」ですね。誰しも一度は一獲千金に憧れたことがあるのではないでしょうか。
 
今回は宝くじに限らず、贈与・相続・退職金など、一度に大きなお金が入るときのための心構えをお届けします。
 
塚越菜々子

執筆者:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

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塚越菜々子

執筆者:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

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お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
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1.安易に言わないこと

お金は上手に使えば、とても便利で幸せになれる力を持っていますが、悲しいことに時に人の心を狂わせることがあります。
 
もちろん自分がお金持ちになったと言いふらす人はそうはいないと思いますが、うっかりすると言葉や行動の端々に表れてしまうこともあります。
 
泥棒に入られるなどのわかりやすい被害ではなくとも、寄付を要求される、投機的な運用を勧められる、援助を頼まれる……。どこで聞いていたんだ、と思うような声がかかることがあります。
 
そんなことが続くと「誰かが狙っている」「お金がとられてしまう」という強迫観念に駆られて、かえって苦しくなりかねません。
 
使うな、ということではありませんが「今までどおり」の暮らしから急に離れないためにも、普段がどんな暮らしなのか、いくらぐらいのお金を使っているのかを、しっかりと意識しておきましょう。
 

2.維持に費用がかかるものに変えないこと

今までの暮らしだったら手が届かなかったものでも、当てにしていなかったお金が入ってくると、買えてしまうものもあります。例えば車やバイク、もしかしたらもう1軒の住居などかもしれません。
 
仕送りや、継続してする寄付などもそうかもしれませんね。買うのは一瞬ですが維持していくのは毎日です。
 
初めにかかる費用だけではなく、維持していくためのお金も含めて、それにお金を使っていいのかしっかりと考えておきましょう。
 
例えば今すでに持っている車なども、すべての維持費を計算して「10年分の費用」などを出してみると、いかに高い買い物かわかることもあります。安易に生活レベルを上げてしまうと、後々苦しむことになりかねません。
 

3.儲け話にむやみに乗らないこと

元手が大きくなると、それをもとにもっと増やすことができるのではないか、減らさずずっと使えるのではないか、と思うかもしれません。
 
確かに元手が大きくなれば増える可能性も大きくなりますが、安易に手を出すのは危険です。
 
もともとないお金だからという思いが、ついついギャンブル的・投機的なお金の使い方を助長してしまうことがあります。
 
せっかくの元手をさらに活かすのなら、慣れない投資などに手を出す前に、まずはそこからきちんとした知識を得ることにお金を使っていただき、それから増やすことを考えるようにしましょう。
 

4.あっという間になくなるものだと心得ること

一度にまとまったお金を見る機会がそうないと、こんなにあったらいくらでも使えるかもと思ってしまいます。数千万円だったら一生困らない、くらいの意識になってしまうかもしれません。
 
ですが、使い道を意識していないお金というのは、本当にあっという間になくなるものです。
 
宝くじの高額当選者がその後苦しんでいるという話もしばしば耳にします。退職金を2000万円もらったにもかかわらず、いわゆる老後破産したという例も枚挙にいとまがありません。
 
2000万のお金を手にしても、年間400万円使っていたら5年で底をつきます。それくらい、お金とは無意識に使ってしまえるものなのです。
 

自分の力で得たことのないお金は簡単に扱うことはできない

日ごろコツコツと暮らしているほど一獲千金に憧れるものですし、大きなお金を手に入れる機会があれば、思った以上に舞い上がってしまうものです。
 
働きたくなくなったり、おごったり寄付したくなったり、今までできなかったことをしてしまいたくなるかもしれませんね。
 
貯金が数千万あるという人はそれほど珍しくありません。ですがそれは、自分の手で得てきたものであることが多いでしょう。
 
それに比べて“棚からぼたもち”のように降ってきたお金を取り扱うのは大変難しいものです。
 
もし大きなお金を手にすることがあったのなら「自分の力で得ていないものは簡単には扱えない」と思い出していただき、落ち着いて使い方と向き合ってみてください。
 
Text:塚越 菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催

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