友人の親が亡くなったとき手続きが大変だったと話していました。親が元気なうちにやっておくべきことは?相続・手続きリスト
こうした事態を防ぐためには、親が元気なうちから相続や各種手続きについて準備しておくことが重要です。本記事では、将来に備えて事前にやっておくべき相続・手続きのポイントを分かりやすく解説します。
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親が元気なうちに確認しておきたい財産と相続の基本
株式会社ハルメク・エイジマーケティングが行った「終活に関する意識・実態調査 2025」によると、「終活」の認識で最も高いのは「金融口座・金融商品の整理」でした。
親が元気なうちに、相続手続きをスムーズに進めるためには、まず親の財産状況を把握しておくことが大切です。
預貯金、不動産、有価証券、保険など、どこに何があるのかをリスト化しておくだけでも、相続発生後の負担は大きく軽減されます。特に通帳や証券口座は金融機関ごとに手続きが必要なため、事前に情報を整理しておくと安心です。
また、相続人が誰になるのか、法定相続分はどうなるのかといった基本的な相続ルールも、家族で共有しておくことが望ましいでしょう。場合によっては、遺言書の作成を検討することも有効です。遺言があることで、相続トラブルの防止につながり、残された家族の精神的な負担も軽減できます。
医療・介護・万一のときの意思表示を話し合っておく
相続だけでなく、医療や介護に関する意思を事前に確認しておくことも重要です。延命治療を希望するかどうか、介護が必要になった場合の住まいや介護サービスの希望などは、元気なうちでなければ話し合いが難しいテーマです。事前に本人の考えを聞いておくことで、家族が判断に迷う場面を減らせます。
また、かかりつけ医や持病、服用中の薬、介護保険証の保管場所なども共有しておくと安心です。これらの情報は、緊急時や亡くなった直後の手続きでも役立ちます。事前のコミュニケーションが、結果として家族全体の負担を軽くすることにつながります。
デジタル情報や各種契約の整理も忘れずに
近年見落とされがちなのが、デジタル関連の情報や契約の整理です。スマートフォンやパソコンのパスワード、ネット銀行、サブスクリプションサービスなどは、本人しか把握していないケースが多く、相続後に対応できず困ることがあります。最低限、IDや契約内容の一覧を残してもらうだけでも、手続きは格段に楽になります。
さらに、公共料金、クレジットカード、携帯電話などの契約状況も確認しておきましょう。解約や名義変更が必要になるものを事前に把握しておくことで、無駄な支払いを防げます。デジタル時代だからこそ、こうした準備は欠かせないポイントです。
事前準備が家族の負担を大きく減らす
親が亡くなった後の手続きは、短期間で多くの対応を求められるため、何の準備もないと大きな負担になります。
財産や相続の整理、医療・介護の意思確認、デジタル情報や契約の把握などを元気なうちに進めておくことで、家族は安心して手続きを進められます。難しい話題だからこそ、早めに少しずつ話し合い、将来に備えることが大切です。
出典
株式会社ハルメク・エイジマーケティング 終活に関する意識・実態調査 2025
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
