最終更新日: 2020.10.20 公開日: 2020.10.21
暮らし

子どもに習い事をさせすぎて貯金にまわせない! どうしたら良い?

執筆者 : 前田菜緒

幼児期の子どもに習い事をさせすぎて、貯金ができていない状態は、危険といっても過言ではありません。それはどうしてでしょうか。その理由と教育費の作り方についてお伝えします。
 
前田菜緒

執筆者:

執筆者:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

https://www.andasset.net/

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前田菜緒

執筆者:

執筆者:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

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習い事を安易に増やしてはいけない

今や0歳から習い事をさせるのは珍しいことではありません。幼児期の習い事は小中学生の習い事に比べると低料金のケースが多く、手軽に始められる上、ママもわが子の成長を楽しく見ることができ、ついつい気楽に始めがちです。
 
しかし、子どもの習い事は一度始めるとなかなかやめづらいものです。習い事をしているからこそ、できるようになったこともあるでしょう。やめるとなると、その時点で成長が止まってしまいますから、やめる決断がなかなかできないものです。
 
だからこそ、始める前に慎重になる必要があります。何のための習い事なのか、そして、優先すべき教育費は何か考えてみましょう。もし、今の習い事が原因で、優先すべき教育費を貯金できていないのなら、本末転倒です。すぐに習い事を見直す必要があります。
 

大学に進学するなら、進学にかかる費用を考えよう

筆者は、ファイナンシャルプランナーとして幼児期の子を持つ保護者の方から多く相談をいただきます。相談の中では、大学卒業までの費用をどう準備していくのかという課題が必ず含まれます。
 
この場合、教育のゴールが大学進学なので、優先すべきは大学進学費用です。これは私のお客さまに限ったことではないでしょう。大学進学を考えるなら、子どもが幼児期の頃から準備を始める必要があります。そうでないと間に合いません。
 
大学にかかる費用は、学校によって異なりますが、入学金、授業料など一般的な金額は下記のとおりです。
 


 
今の段階で進路は決まっていないかもしれませんが、おおよその方向性は決められるはずです。例えば私立大学の文系かなと予想するのであれば、子どもが18歳になるまでに約500万円を貯める必要があります。
 
自宅外通学であれば、仕送り4年分も確保しておきたいところです。今から準備するのは厳しいということであれば、せめてその半分は準備しておきましょう。ただし、残りの半分はその時の家計から支出することになりますから、その時点で学費を支払えるだけの収入が必要です。
 
高齢出産であれば、子どもが大学生になった時、給料が減少傾向に転じている可能性があります。その時の収入でやっていけるのか、子どもが大学生になった時の世帯収入を予想してみてください。子どもが2人以上いるなら、それぞれの年齢を考え、その年に必要な教育費と収入を書き出してみてください。
 
また、大学進学にかかるお金は、授業料や入学金だけではありません。受験料も必要です。私立大学の一般入試なら受験料は約3万円ですから、5校受けると15万円、受験地までの交通費、宿泊代、食事代も必要です。
 
そして、大学生活においては教科書代、定期代、ランチ代、スマホ代、パソコン代に加え、車の免許を取りたいというかもしれません。もちろん、親がどこまで負担するかという問題はありますが、授業料以外にも支出があることは認識しておく必要があります。
 

習い事は、優先すべき教育費の準備ができてから

幼児教育無償化がスタートし、3歳以降は子どもにかかる費用を抑えることができるようになりました。幼児期が最も貯金できる時期ですから、できる限り貯金をしておきましょう。
 
習い事をさせるにしても、優先させる教育費の準備をしっかり行っていることが前提です。まずは、将来必要になる費用を見積もりましょう。そして、準備ができていない状態であれば、習い事をやめることが必要です。やめることが将来にとって賢明な選択であると考えると、やめる勇気を持ちやすくなるでしょう。
 
執筆者:前田菜緒
FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

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