「3歳になったら保育料無料」のはずが、「年間73万2000円」の支払い!? 保育料無償化の落とし穴を解説
「3歳の誕生日を迎えたら保育料が無料になって、家計の負担が減る」と思っている人もいますが、実は無償化制度の概要を勘違いしている可能性があります。無料になると思っていたら該当せず、年間数十万円の負担になることもあるかもしれません。
本記事では、幼児教育・保育の無償化制度についてよく勘違いされる年齢要件について解説します。
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幼児教育・保育無償化制度とは
幼児教育・保育無償化制度とは、保育園や幼稚園などを利用する3歳から5歳までの全ての子どもたちの利用料が無料になる制度です。
0~2歳は所得に応じた保育料
0~2歳児の子どもについては、保護者の所得によって決められた保育料を支払わなければなりません。保育料は国で基準を設けており、それを基にして各自治体で決められます。
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」をもとに、30代前半の男女の平均年収を合計すると794万円になります。この年収を共働き夫婦の平均とする場合、国が定める基準に当てはめると、3歳未満の保育料は1ヶ月当たり約6万1000円となります。
3歳以上は保育料無料
保育園を利用する場合、満3歳を迎えた後の4月1日から小学校入学前までの3年間が保育料無償化の期間となります。保育料は無料になりますが、副食費や通学費用、行事費用などは原則として別途負担が必要です。

