運転中のスマホ操作は罰金「1万8000円」!? 信号待ちの間でも捕まってしまうの?「ながらスマホ」の危険性についても解説

配信日: 2024.04.14 更新日: 2024.09.19

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運転中のスマホ操作は罰金「1万8000円」!? 信号待ちの間でも捕まってしまうの?「ながらスマホ」の危険性についても解説
現代の生活必需品ともいえるスマートフォン。インターネットやゲームなどができ、常に持ち歩き、暇があればスマホを操作しているという人もいるでしょう。
 
そして多くの人が知っているとおり、運転中にスマホを操作する「ながらスマホ」は道路交通法に違反します。しかし、赤信号で停止している間はどうなのでしょうか?
 
本記事では、「ながらスマホ」の危険性に改めて触れたうえで、赤信号で停止している間の操作も道路交通法に違反するのか解説します。
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2019年12月から「ながらスマホ」に対する罰則が強化された


運転中にスマホや携帯電話で通話したり、画面を見たりすることに対しては、以前から罰則はありました。
 
そして、2019年12月1日からは「ながらスマホ」に対する罰則が強化されています。具体的には、スマホを保持して通話したり画面を注視したりした場合、「6ヶ月以下の懲役」または「10万円以下の罰金」が科されます。違反点数は3点で、さらに反則金として、普通車は1万8000円、二輪車は1万5000円を支払わなければなりません。
 
また、携帯電話の使用により事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合の処分はさらに重く、「1年以下の懲役」または「30万円以下の罰金」が科されます。この場合は違反点数も6点ですので、1発で免許停止処分を受けてしまいまいます。
 

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「ながらスマホ」は危険な行為!

このように、「ながらスマホ」に対しては厳しい処分が下されますが、対応の厳しさは「ながらスマホ」がそれだけ危険であるためです。
 
運転しながらスマホを注視すると、意識が画面に集中してしまいます。そのため、周囲の危険を発見できず、前車や歩行者に衝突してしまうような重大事故につながりかねません。
 
ちなみに、自動車は時速60kmで走行した場合、わずか2秒間の間に33.3m進みます。道路の状況は一瞬で変わりますので、「ながらスマホ」でちょっと道路から目を離したすきに、事故を起こしてしまう可能性もあるでしょう。
 

信号待ちの間にスマホを操作しても捕まらないが、安全上は操作しない方が良い

運転中の「ながらスマホ」が駄目なのはもちろんですが、赤信号で停車している時の操作はどうなのでしょうか。
 
道路交通法にはスマホの操作について「自動車が停止しているときを除き」、「携帯電話装置」にて「通話」や「注視」しないことと記載されています。
 
赤信号で待っている間は、「自動車が停止している」状態ですので、その場合は道路交通法違反の対象ではありません。つまり、赤信号で待っている間にスマホを操作していても、法律上は捕まることは基本的には無いといえます。
 
しかし、たとえ赤信号で完全に停車していたとしても、その間にスマホを操作することはおすすめできません。なぜなら、スマホを注視しているといつ信号が変わるか分からなかったり、前車の様子を把握できなかったりと、周囲の状況を適格に把握できないためです。突発的になにか危険な事態が起こった際の瞬時の対応も遅れてしまうかもしれません。
 

まとめ

「ながらスマホ」は大変危険な行為です。また、たとえ赤信号での停車中であっても、運転席に座っている限りはスマホを操作することはおすすめできません。
 
どうしてもスマホを操作する必要がある場合は、車を安全な場所に停止させたうえで操作するようにしましょう。
 

出典

警察庁 やめよう! 運転中のスマートフォン・携帯電話等使用
政府広報オンライン やめよう! 運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!
警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表
e-Gov法令検索 道路交通法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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