愛犬の治療費で急に「5万円」かかり、今月は家計が苦しいです…。ペットの医療費は年間どれくらい見込んでおくべきでしょうか?

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愛犬の治療費で急に「5万円」かかり、今月は家計が苦しいです…。ペットの医療費は年間どれくらい見込んでおくべきでしょうか?
愛犬が突然体調を崩し、動物病院で5万円の治療費がかかったら、家計への影響は小さくありません。「来月も治療が必要になったらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。
 
ペットの診療は人間の公的医療保険の対象ではないため、飼い主が診療費を負担することになります。病気やけがの内容によっては、まとまった支出になることもあります。
 
では、ペットの医療費にはどのくらい備えておけばよいのでしょうか。本記事では調査結果を参考に、急な治療費に備える方法を考えてみます。
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0~4歳の犬・猫では年間医療費「1万円以上3万円未満」が最多という調査もある

株式会社FPCが、0~4歳の犬または猫を飼っているペット保険未加入者を対象に実施した調査では、「ペットの医療費は年間1匹あたりいくらくらいかかっていますか?」という質問に対し、「1万円以上3万円未満」と回答した人が33.1%で最も多くなりました。
 
次いで「5,000円以上1万円未満」が26.6%、「3万円以上5万円未満」が17.1%でした。一方、「10万円以上」と回答した人も3.8%います。
 
今回5万円の治療費がかかったとすると、本調査で最も回答割合が高かった年間「1万円以上3万円未満」を、1回の支払いだけで上回る金額です。
 
ただし、この調査は0~4歳の犬・猫を飼っているペット保険未加入者を対象としたもので、犬だけを対象とした調査ではなく、年間医療費の平均額を示したものでもありません。また、実際に必要になる医療費はペットの年齢や健康状態、病気やけがの内容などによって異なります。
 
そのため、「年間○万円を用意すれば必ず足りる」と考えるのではなく、医療費には大きな幅があることを踏まえて備えることが大切です。
 

5万円の治療費に慌てないため「毎月積み立てる」方法もある

突然5万円の出費が発生して家計が苦しくなったのであれば、今後はペットの医療費を毎月の生活費とは別に準備する方法があります。
 
例えば毎月5000円を「愛犬の医療費」として積み立てると、1年間で6万円になります。毎月8000円なら、1年間で9万6000円です。
 
治療費として使わなかった分を翌年に繰り越していけば、急な通院や治療に使える資金を増やせます。例えば毎月5000円を3年間積み立てて一度も使わなければ、単純計算で18万円になります。
 
もちろん、この金額ですべての治療費をまかなえる保証はありません。手術や継続的な治療が必要になれば、積み立てた金額を上回る可能性もあります。
 
しかし、5万円の治療費をその月の生活費から急に捻出する場合と、あらかじめペットの医療費として準備していた資金から支払う場合とでは、毎月の家計への影響は異なります。
 
積立額に一律の正解があるわけではないため、まずは家計に無理のない金額から始め、余裕がある月に追加で積み立てる方法も考えてみましょう。
 

高額な治療に備えるならペット保険も選択肢になる

貯蓄だけで高額な治療費を準備するのが不安な場合は、ペット保険を利用する方法もあります。
 
ペット保険は、病気やけがなどで補償対象となる診療を受けた場合に、契約内容に応じて診療費の一部などが補償される保険です。
 
ただし、加入すればすべての診療費が補償されるわけではありません。商品によって補償割合や支払限度額などが設定されています。また、商品によっては、予防接種や健康診断など病気・けがの治療に該当しない費用が補償対象外となります。
 
加入前に発症していた病気やけがなどは補償対象外となる場合があり、健康状態によっては特定の傷病を補償対象外とする条件が付いたり、契約を引き受けてもらえなかったりすることもあるため、契約前に補償内容や対象外となるケースを確認することが重要です。
 
また、ペット保険に加入すれば保険料の支払いも発生します。そのため、貯蓄だけで備えるのか、ペット保険を利用するのか、あるいは保険と貯蓄を組み合わせるのかを、家計や愛犬の状況に合わせて検討するとよいでしょう。
 
保険を検討する場合は、保険料だけでなく、補償割合や支払限度額、補償対象外となる診療、加入できる年齢などの条件を確認することが大切です。
 

年間医療費には幅があるため、無理のない積み立てで急な支出に備えよう

株式会社FPCが、0~4歳の犬または猫を飼っているペット保険未加入者を対象に実施した調査では、ペット1匹あたりの年間医療費について「1万円以上3万円未満」と回答した人が33.1%で最も多い結果でした。一方、「10万円以上」と回答した人も3.8%おり、年間医療費の回答には幅がみられます。
 
さらに、今回のように一度の治療で5万円かかるケースもあることを考えると、調査で回答者が多かった金額だけを基準に予算を決めるのは難しいでしょう。
 
今回5万円の支出で家計が苦しくなったのであれば、まずは毎月の生活費とは別に、ペット医療費専用の資金を準備する方法があります。
 
例えば月5000円なら年間6万円、月8000円なら年間9万6000円を積み立てられます。ただし、これらは必要な医療費の目安ではなく、家計に合わせた積立額の一例です。
 
愛犬の医療費がいつ、いくら発生するかを正確に予測することは困難です。毎月無理のない範囲で積み立てつつ、高額な治療費への備えが必要だと感じる場合はペット保険も比較するなど、自分の家計に合った方法で準備しておくとよいでしょう。
 

出典

株式会社FPC 「未加入者からみたペット保険」に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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