更新日: 2021.02.26 住宅ローン
10年固定の住宅ローンはどんな人におすすめ? メリットとデメリットを解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
聞くのは耳ではなく心です。
あなたの潜在意識を読み取り、問題解決へと導きます。
https://marron-financial.com
【PR】おすすめの住宅ローン
目次
10年固定金利の住宅ローンを選ぶメリット・デメリットは?
10年固定金利の住宅ローンは、変動金利タイプの中の固定金利期間選択型と呼ばれるものです。借入から10年間は固定金利が適用され、10年後以降は金利タイプを選択できるという特徴があります。
一見、固定金利タイプと変動金利タイプのいいとこ取りができるように思えますが、向き不向きがあります。
メリット
10年固定金利のメリットは、変動金利タイプでありながら10年間は固定金利が適用されるという点です。固定金利と変動金利では、固定金利の方が金利が高く設定されているのが一般的です。
しかし、10年固定金利のタイプは、固定金利期間の間でも通常の固定金利タイプより金利が低く設定されている商品があります。また、借入から10年間は金利が変わらないため、返済計画が立てやすくなるのもメリットの1つです。
デメリット
10年固定金利のデメリットは、10年後以降の金利が上昇する可能性があるという点です。社会情勢の変化などによって金利の引き上げがなされていた場合、10年後以降の返済額が増加してしまう可能性があります。
また、借入から10年間は固定金利であるため、固定金利期間中に金利の引き下げがあっても、金利が下がることはありません。
変動金利であれば、金利が下がることによって返済額が少なくなりますが、10年間固定金利の場合はその恩恵を受けることができないということもデメリットといえるでしょう。
10年固定金利の住宅ローンはどんな人におすすめ?
メリットもデメリットもある10年固定金利の住宅ローンですが、どんな人が利用すればメリットを上手に活用することができるのでしょうか。ここからは、10年固定金利の住宅ローンを選択した方が良いと考えられる方をご紹介します。
10年後までに収入増が見込まれる人
10年固定金利タイプの住宅ローンは、10年後に金利が上昇する可能性があります。
しかし、それまでの10年間は固定金利が適用されるので、10年後までにある程度の収入増加が見込まれる人は、10年固定金利タイプを選択するとよいでしょう。10年間は安定した固定金利を利用し、10年後以降に金利が上がっても問題なく返済ができるのでおすすめです。
10年後以降に繰上げ返済を予定している人
10年後以降に繰上げ返済を予定している人は、10年間の固定金利適用期間には安定した金利で返済を行い、金利が変動する10年後以降に繰上げ返済でまとめて返済を行うことができるので、金利の上昇があったとしても影響が少なくて済みます。
固定金利期間中も通常の固定金利タイプよりも金利が低く設定されている商品が多いので、メリットを最大限活用できておすすめです。
10年固定金利を選ぶ際の注意点とは?
注意したいのが、金利だけを見て判断しないことです。
例えば下記のような住宅ローンがあった場合、金利だけを見るとA社の方がお得です。
A社の10年固定:金利6%
B社の10年固定:金利6.5%
しかし、契約条件によっては固定期間終了後、A社の金利が格段に高く設定されることがあります。
このあたりは、契約者がどのような返済計画を立てているかによって変わってきますので、一概にどちらがいいということはできません。
例えば、10年後に入る退職金で一括返済を考えているなら、固定期間10年間の金利が低いA社を選ぶべきです。しかし11年目以降も支払いを続けようと考えているなら、B社を選ぶ方がよいかもしれません。必ず契約条件を確認して、長い目で見てお得になる方を選びましょう。
住宅ローンは自分のライフスタイルに合った金利タイプを選択しよう
住宅ローンは大きな金額を借り入れ、長期間にわたって返済していくものです。金利が低い方がお得に見えるかもしれませんが、メリットやデメリットを合わせて考えると、必ずしもそうではないことがわかるでしょう。
ライフスタイルや収入と支出のバランスを長期的な視点で考えて、自分にあった金利タイプを選択しましょう。
[出典]住宅金融支援機構「金利のタイプとは?」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~
※弊社の提携会社のランキング
変動金利
固定金利10年
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年11月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
【PR】おすすめの住宅ローン