遺族幎金の受絊金額は実際いくら䜕歳たで貰えるの受絊条件ず蚈算方法を解説

配信日: 2019.02.12 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 8 分で読めたす。
遺族幎金の受絊金額は実際いくら䜕歳たで貰えるの受絊条件ず蚈算方法を解説
遺された家族ぞの資金を準備するこずは、䞀家の倧黒柱にずっお倧きな関心事です。遺族の生掻費の準備には、たず生呜保険が思い浮かぶず思いたすが、保険契玄の前に遺族の生掻を支える公的な制床である「遺族幎金制床」に぀いお確認しおみおはいかがでしょうか
 
今回は、代衚的な遺族幎金制床である「遺族基瀎幎金」ず「遺族厚生幎金」の2぀の幎金の支絊額の算出方法ず、誰が、い぀たでもらえるのかを説明しおいきたす。
 
菊原浩叞

FPオフィス Conserve&Investment代衚

2玚ファむナンシャルプランニング技胜士、管理業務䞻任者、第䞀皮蚌刞倖務員、ビゞネス法務リヌダヌ、ビゞネス䌚蚈怜定2箚
補造業の品質・コスト・玍期管理業務を経隓し、Plan蚈画→ Do実行→ Check評䟡→ Act改善のPDCAサむクルを重芖したコンサルタント業務を行っおいたす。
特に人生で最も高額な買い物である䞍動産ず各皮保険は人生の資金蚈画に倧きな圱響を䞎えたす。
資金蚈画やリスク管理の乱れは最終的に老埌貧困・老埌砎たんずしお衚れたす。
独立系ファむナンシャルプランナヌずしお顧客利益を最優先し、資金蚈画改善のお手䌝いをしおいきたす。

http://conserve-investment.livedoor.biz/

遺族基瀎幎金に぀いお

日本の公的幎金制床は階局状になっおおり、1階郚分は囜内に䜏む党員が加入する囜民幎金になりたす。
 
遺族基瀎幎金は囜民幎金に加入しおいる人が死亡した堎合、その人に生蚈を維持されおいた「子」18歳未満。たたは、障害等玚1、2玚を持぀堎合は20歳未満の未婚の子、たたは、子のある配偶者などの遺族が前幎の幎収が850䞇円未満であった堎合に支絊されたす。
 
受絊察象者や支絊芁件からも掚察されるずおり、遺族基瀎幎金は基本的には遺児のための幎金ずなりたす。遺族基瀎幎金の支絊額は、平成31幎4月分からは幎間78侇100円+子の加算額1、2人目は幎額22侇4500円、3人目以降は7侇4800円を18歳に到達する幎床末たで受け取るこずができたす。
 
䟋えば母芪ず18歳未満の子が3人いる䞖垯の遺族基瀎幎金の幎間支絊額は以䞋のずおりです。
 
基本額78侇100円+第1子の加算額22侇4500円+第2子の加算額22侇4500円+第3子の加算額+7侇4800円 合蚈130侇3900円ずなりたす。
 
では次に、第1子が18歳に達し、子でなくなった堎合どうなるのでしょうか 遺族基瀎幎金は察象ずなる子の人数によっお倉化したす。第1子は長子ずいう意味ではなく、あくたでも察象ずなる子の順番ですので、長子が第1子で亡くなった堎合は次子が第1子ずなりたすので、䟋瀺の䞖垯の遺族基瀎幎金の枛額は、第3子の加算額である7侇4800円のみずなりたす。
 

幎金「15䞇円」は手取りだず実際いくら 匕かれる「皎金・瀟䌚保険料」に぀いお解説
幎金「15䞇円」は手取りだず実際いくら 匕かれる「皎金・瀟䌚保険料」に぀いお解説
幎金は老埌の生掻を支えおくれる倧切なものですね。幎金ねんきん定期䟿であらかじめ受絊できる幎金額を確認できる教えおもらえるのもうれしい䟿利な仕組みです。   しかし、幎金からも皎金・瀟䌚保険料が匕かれるずいうこずをご存じでしょうか。幎金ねんきん定期䟿に蚘茉されおいる金額がそのたた受絊できるず思っおいるず、いざ幎金を受絊しはじめたずきに思っおいたよりも少なくおがっかりしおしたうかもしれたせん。   本蚘事では、65歳で幎金を月15䞇円受絊した堎合の実際の手取りに぀いお解説したす。
曎新日:2025.10.21

遺族厚生幎金に぀いお

厚生幎金は公的幎金制床の2階郚分に属しおおり、䌚瀟員や公務員が加入しおいたす。遺族基瀎幎金は支絊芁件が厳しく、金額もさほど倧きくないこずから、䞇䞀の堎合に圹に立぀のか䞍安に感じられたず思いたす。
 
「子」に限定されおいた遺族基瀎幎金ずは異なり、遺族厚生幎金は、受絊察象者が前幎の幎収が850䞇円以䞋で生蚈維持の関係にあった劻、たたは55歳以䞊の倫、父母、祖父母等も含たれるようになっおおり、被保険者が死亡した堎合の生掻を支える保険ずしおの性質が匷化されおいたす。
 
遺族厚生幎金の受絊芁件は短期芁件ず長期芁件の2皮類があり、どちらかの芁件を満たすこずができれば遺族厚生幎金を受絊するこずができたす。
 
短期芁件は、被保険者が圚職䞭に死亡した堎合や圚職䞭に初蚺日のあるケガや病気が原因でその傷病によっお初蚺日から5幎以内に死亡した堎合などが該圓し、長期芁件は老霢厚生幎金の受絊資栌期間が25幎以䞊ある人が死亡した堎合などが芁件ずなりたす。
 
支絊額は短期・長期どちらの芁件に合臎するかで倉動し、以䞋の蚈算匏によっお支絊額が算出されたす。
 
A=平均暙準報酬月額×0.007125×平成15幎3月たでの被保険者月数
B=平均暙準報酬額×0.005481×平成15幎4月以埌の被保険者月数

 

短期芁件の遺族厚生幎金額

A+B×300ヶ月÷被保険者月数×3/4
 

長期芁件の遺族厚生幎金額

A+B×3/4
 
䟋えば平成15幎4月から厚生幎金に加入し、加入期間が192ヶ月で平均暙準報酬額が34䞇円の被保険者が圚職期間䞭(短期芁件)に死亡した堎合の遺族厚生幎金の支絊額は、䞊蚘の匏に圓おはめお蚈算するず、幎額玄41侇200円ずなりたす。
 
少ないず感じられるかもしれたせんが、子がいる堎合は遺族基瀎幎金も支絊されたすし、幎霢などの条件によっおはさたざたな加算制床が適甚されたす。
 

寡婊幎金ず死亡䞀時金、䞭高霢寡婊加算ず経過的寡婊加算ずは

「寡婊幎金ず死亡䞀時金ずは」

寡婊幎金ず死亡䞀時金はどちらも囜民幎金に付く加算で、寡婊幎金はその名のずおり女性だけが察象ずなる幎金制床です。
 
倫が自営業者第1号被保険者で劻の生蚈を維持しおいる堎合、倫が先だ぀ず、劻の収入が途絶しおしたう恐れがありたす。遺された劻が働きに出お賃金を埗られればいいのですが、タむミングによっおは難しいこずもありたす。
 
そこで、頌りになるのが「寡婊幎金」です。婚姻期間が10幎以䞊ある60歳から65歳未満の劻が、自分自身の老霢幎金を受け取るこずができるようになるたでの最倧5幎間、倫が受け取るはずであった囜民基瀎幎金の支絊額の4分の3を受け取るこずができたす。
 
しかし、老霢幎金を受絊する前に死亡し、遺族基瀎幎金や寡婊幎金の支絊芁件も満たせなかった堎合、保険料は党お掛け捚おずなっおしたい䞍公平が生じたす。
 
そのため、死亡者の保険料玍付枈期間などが36ヶ月以䞊ある堎合、その期間に応じお12䞇円32䞇円の「死亡䞀時金」を、生蚈を同䞀にしおいた遺族が受け取るこずができるようになっおいたす。寡婊幎金は劻のみが察象でしたが、死亡䞀時金の堎合はどちらでも受け取るこずができたす。
 

「䞭高霢寡婊加算ず経過的寡婊加算ずは」

䞭高霢寡婊加算ず経過的寡婊加算は遺族厚生幎金に付く加算ずなりたす。䟋えば䞭高霢寡婊加算は劻が遺族厚生幎金を受け、18歳未満の子が遺族基瀎幎金を受けおいる堎合、その子が18歳に達しおしたうず遺族基瀎幎金の支絊が停止するため、幎金支絊額が倧きく枛少しおしたいたす。
 
この激倉を補うのが䞭高霢寡婊加算です。劻の幎霢が40歳以䞊であれば子に支絊されおいた遺族基瀎幎金の代わりに幎額58侇5100円(平成31幎床支絊額)の䞭高霢寡婊加算が、劻が自身の囜民基瀎幎金の老霢絊付を受け取るこずができる65歳に達するたで支絊される制床です。
 
経過的寡婊加算は65歳で打ち切られた䞭高霢寡婊加算に代わっお行われる加算です。支絊額は最倧で幎額58侇5100円ですが、劻の生幎月日によっお倉化したす。残念ながら1956幎4月2日以降に生たれた堎合、経過的寡婊加算は加算されたせん。
 

「遺族幎金ず確定申告に぀いお」

厚生幎金や囜民幎金などの公的幎金の老霢絊付には所埗皎などが課皎されるため、遺族幎金も確定申告を行う必芁があるように思われおしたいたすが、遺族幎金は囜民幎金保険法および厚生幎金保険法によっお課皎を免陀されおおり、支絊額に関わらず確定申告の必芁はありたせん。
 
しかし、就劎などによっお他に収入を埗おいる堎合は、確定申告たたは幎末調敎が必芁になるので泚意しおください。免陀されるのはあくたでも遺族幎金の絊付に関しおのみずなりたすが、仮に確定申告などを行う堎合でもおいおも遺族幎金の支絊額に぀いおは蚘茉する必芁はありたせん。
 

「父子家庭になった堎合の遺族幎金」

遺族幎金は倫たたは䞡芪の死亡に䞻県がおかれおおり、劻を亡くした父子家庭に関する保障は母子家庭に比べお比范的匱いものずなりたす。これは倫が経枈的に重芁な地䜍を占めおおり、公的な資金補助を行う必芁性が少ないず考えられおいるためです。しかし近幎は共働き䞖垯の増加により、女性の収入も家蚈の倧きな支えずなっおきおいたす。
 
しかし倫が受け取る堎合の遺族幎金には、さたざたな芁件がありたす。䟋えば遺族厚生幎金は倫が亡くなった堎合であれば、受絊芁件さえ満たしおいれば、劻に察しおの絊付は開始されたすが、倫の堎合は60歳以䞊でないず絊付が開始されたせん。
 
このように遺族幎金の受絊芁件に関しおは劻ず倫で差がありたす。共働き䞖垯で劻が死亡した堎合、遺族幎金の保蚌が匱い分、家蚈に䞎える圱響は倧きなものずなるでしょう。収入の状況によっおは劻の生呜保険の死亡保障を倫よりも手厚く必芁があるかもしれたせん。
 

たずめ

遺族厚生幎金は遺族基瀎幎金ず比べお受絊察象者が広く、支絊額も収入に応じた金額を受け取るこずができたすが、その反面、支絊額の蚈算が少し耇雑で正確な金額を算出するのが難しくなっおいたす。
 
たた、収入の増枛によっおも将来受け取れる芋蟌み額が倉化したす。転職などで収入が倧きく倉わりそうな堎合は、詊算を行うなどしお幎金額の再確認を行うず良いでしょう。たた、遺族幎金を受けるには保険料の玍付芁件を始めずしたいく぀もかの絊付芁件がありたす。代衚的なものずいえば、離婚や再婚によっお遺族幎金の受絊資栌が倉化する堎合でしょう。
 
遺族幎金はあくたで『亡くなった方によっお生蚈を維持されおいた遺族』ぞの絊付ずなりたすので、基本的には元配偶者の遺族幎金を受け取るこずができたせん。ですが、離婚が圢匏的なもので離婚埌も生掻費を支払われるなどしお、実質的に生蚈を維持しおいるず認められた堎合は、遺族幎金が支絊される堎合もありたす。
 
しかし、既に再婚しおいた堎合や遺族幎金受絊埌に再婚した堎合は、生蚈を維持しおいるずは芋なされ難いため、元配偶者の受絊暩は認められない可胜性が高いでしょう。ですが再婚しおいた堎合でも子ぞの逊育費の支払いなどがされおいれば、子ず死亡した元配偶者ずの生蚈維持関係は認められるため遺族幎金を支絊される堎合もありたす。
 
このように離婚や再婚等による受絊資栌の倉化は、生蚈が維持されおいたか吊かを䞭心に実態調査が行われケヌスごずに刀断されおいたす。
 
たた保険料の玍付芁件は基本的に未玍期間に関しお焊点が圓おられおいたす。幎金保険料を支払った期間ず孊生玍付特䟋制床や玍付猶予制床などの保険料の免陀・猶予制床を受けおいた期間が、幎金加入期間党䜓の3分の2以䞊であるこずが原則ずしお求められたす。
 
原則ずいうのは珟圚経過的措眮が存圚しおおり、死亡時の幎霢が65歳未満の堎合、死亡日の前日においお死亡月の前々月たでの1幎間に未玍期間がなければ遺族幎金の支絊を受けるこずができたす。
 
このように幎金保険料の未玍は遺族幎金が支絊されない堎合すら生じおしたう危険な状態です。20歳以降の孊生期間、資金的な問題から幎金保険料が支払えない堎合は免陀・猶予制床を利甚し、未玍期間を生じさせおしたうこずだけは絶察に避けるようにしたしょう。
 
出兞
男女共同参画癜曞 平成26幎版 「128図 共働き等䞖垯数の掚移」
日本幎金機構「遺族基瀎幎金受絊芁件・支絊開始時期・蚈算方法」
 

執筆者菊原浩叞きくはらこうじ
FPオフィス Conserve&Investment代衚
2玚ファむナンシャルプランニング技胜士、管理業務䞻任者、第䞀皮蚌刞倖務員、ビゞネス法務リヌダヌ、ビゞネス䌚蚈怜定2箚
 

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