最終更新日:2019.05.17 公開日:2018.07.12
税金

学校では教えてくれない? 知っておいた方がいいお金の知識

皆さんは学校で「お金の知識」をまなびましたか?私が小学生や中学生だった15年~20年以上前は、そのような機会が全くありませんでした。
 
今は当時よりはお金の知識をまなぶ機会はあると思いますが、現状はそこまで変わりがないのではないかと考えています。
 
私は以前、塾講師をしていた経験があります。塾では主に中学生を対象に国語と英語、社会を教えていました。
 
特に社会では、公民でお金の知識や経済について触れられていますが、ページ数も僅かで、そこに割ける時間も僅かです。
 
どうしても暗記になってしまい、知識として定着しませんし、お金の知識や経済の部分は受験でもそこまで出題されないので軽視されがちです。
 
おそらく先生方もそこまで詳しく触れていないのではないかと塾講師をしながら思っていました。
 
また、私が所属している団体でも各学校で租税教室などを開いていますが、全ての学校で開催できるわけではありません。
 
今回は「学校では教えてくれないけど知っておいた方がいいお金の知識」をお伝えします。これを知っておけばお金のことを考える時、そして人生において役に立つこと間違いナシです。
 
大場脩

執筆者:

Text:大場脩(おおば しゅう)

ファイナンシャルプランナー。

山形をベースに全国で活動する。
本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
お金のことは前向きにシンプルに考えることがモットー。
ブログはほぼ毎日更新、専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
地元山形の金融リテラシー向上のために日々奔走中。
https://fp-syu.com/

詳細はこちら
大場脩

執筆者:

Text:大場脩(おおば しゅう)

ファイナンシャルプランナー。

山形をベースに全国で活動する。
本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
お金のことは前向きにシンプルに考えることがモットー。
ブログはほぼ毎日更新、専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
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複利と単利

基本的にはお金を育てる時も貯める時も、そして借りる時も「複利」になります。例えばお金を育てる場合は、100万円を年率5%で運用した場合、
 

単利

(1年目)100万円×105%=105万円
(10年目)元本100万円+利益合計50万円(5万円×10年間)=150万円
 

複利

(1年目)100万円×105%=105万円
(2年目)105万円×105%=110万2500円
(10年目)約160万円
 
お金を育てる場合は圧倒的に複利が有利です。もっとすごいのはお金を借りる場合です。
 
カードローンを利用した場合、

例)カードローン100万円(年率15%)で借りて、10年間かけて返済した場合
毎月の返済額は約16000円です
 
約16000円×12ヶ月×10年間=約190万円超
 
借りた金額は100万円ですが、実際に返済した金額は約190万円超。90万円超の利息を払っていることになります。
 
複利は時間と共に大きくなるので、返済期間が長ければ長いほど利息を多く払うことになります。お金を借りる時は『複利×時間』で利息が大きくなり、返済負担が重くなります。
 
物理学者のアインシュタインも「複利は人類最大の発明だ」という言葉を残しています。この発言にはさまざまな解釈がありますが、複利は時間をかけることによって効果が大きくなります。
 
複利のことを知っていれば、お金をどうやって育てていくか、資産運用についても考えることができますし、カードローンやキャッシングの利用もより「計画的に」なります。無理な資金計画を防止することにも繋がります。
 

リスクとリターン

お金の世界では「リスクとリターン」の話が付きもので、避けて通れません。一般的に辞書を引くと「リスク=危険」と載っていますので、「リスク=危険=損失」と思っている方が多いと思います。
 
しかし、お金の世界でのリスクはもちろん損失(マイナス)のことも指しますが、運用収益(プラス)のことも指します。
 
具体的な数字でいうと、10%のリスクだとしたら「10%のプラスもあれば、逆に10%のマイナスもある」ということになります。
 
これが20%ならば「20%のプラスもあれば、逆に20%のマイナスもある」ということになります。リスクというのはマイナスだけではなく、プラスのこともいいます。
 
言い換えれば、プラスとマイナスの振れ幅を指し、リスクが大きいというのは「振れ幅」が大きいということがいえます。
 
私は以前「ノーリスクで年率24%の配当金がある共済がある」と勧誘されたことがあります。私はこの話を断りました。
 
まずおかしいと思うのは「ノーリスクで年率24%(月利2%)の配当」という部分です。実際に出資していた方はその利率で配当を受け取っていたようです。
 
しかし、その共済はほどなくして消滅し、出資した方のお金は戻ってきていません。
 

「複利と単利」「リスクとリターン」は生きていく上で大切なお金の知識

リターンを出すためには、リスクを負わないといけません。逆にリスクを小さくするためにはリターンも小さくしないといけません。
 
前述のケースは、ノーリスクなのにハイリターンです。リスクとリターンのことを知っていれば騙されることはなかったはずですし、出資する前に立ち止まることができたはずです。
 
リスクとリターンのことを知っておくと、変な話から自分の資産を守ることに繋がります。
 
「複利と単利」、「リスクとリターン」この二つは生きていく上で大切なお金の知識です。もちろん学校では教えてくれません。
 
親御さんがお金について関心を持ち、それを家族で共有することが大事だと思います。是非この二つは皆さんに知っていただきたいです。
 
Text:大場 脩(おおば しゅう)
山形をベースに全国で活動するファイナンシャルプランナー。

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