アコムは利用限度額が増えるほど適用金利が低くなる仕組みなので、増額によって金利を下げることができます。場合によっては、金利が3.0%以上も低くなります。
また、十分な利用実績がありアコムから優良顧客と認められた場合は、直接交渉で金利を下げることができる可能性もあります。
ここでは、アコムの金利を下げる方法や返済シミュレーション、利息を抑える方法について解説します。
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している
目次
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おすすめポイント
・「WEB完結」申込みなら、電話連絡なし
・お申込から契約後の借入まで誰とも顔をあわせません
・お近くの銀行、コンビニ、ネットで24時間ご利用可能
融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
最大800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 |
WEB完結 | 無利息期間 | 融資スピード |
融資まで | - | 即日融資 |
そもそも金利とは? 利子・利息との違いを知ろう
「金利」「利子」「利息」と似ている言葉ですが、以下のようにそれぞれで意味合いが異なります。
金利 | お金を借りる時に借りたお金(元本)に追加して支払う金額の割合 |
利息 | お金を貸した人が貸したお金とは別に受け取る金額 |
利子 | お金を借りた人が借りたお金とは別に支払う金額 |
金利は、お金を借りる時に貸主に対して支払う利子を計算する割合のことです。「住宅ローン金利1.5%」「カードローン金利18.0%」「マイカーローン金利3.5%」などの金利の表記は、1年間の利率を表すことが一般的です。
金利水準によっては、以下のように借主が貸主に支払う追加のお金が変わります。
●金利が高い:追加で支払うお金が多い
●金利が低い:追加で支払うお金は少ない
利息は、お金を貸した場合に受け取れるお金のことで、身近なものでは普通預金口座や定期預金口座の利息があります。もし、100万円を「定期預金金利0.002%」で預けた場合は、1年間で20円(税引前)の利息を得ることが可能です。
利子は、お金を借りた場合に支払うお金のことで、身近なものでは住宅ローンや車のローン、教育ローン、カードローンなどがあります。
ただし、これらの用語の意味は一般論であり、決まっているわけではありません。
なお、金利と似ている言葉で「実質年率」がありますが、実質年率は元本に追加で支払うお金に諸経費を合わせたものです。
アコムの金利は高い? 他社と比較
アコムの借入利率(実質年率)は3.0%~18.0%の範囲です。
利用限度額によって適用金利の幅が決まり、審査によって何%の金利が適用されるか確定します。
ただし、アコムを初めて利用する場合は返済実績がないことから、適用金利の範囲内で上限金利が適用される傾向があるため注意してください。
初めての利用なら無利息期間がある
アコムのカードローンを初めて利用する場合は、無利息期間があるのでお得です。「30日間金利0円サービス」は、アコムでの契約が初めての方に適用され、契約日の翌日から30日間の金利が0円になります。
例えば、アコムを初めて利用する場合に10万円を借り入れしても、30日間金利0円サービス適用期間中に完済をすれば、返済金額は元金の10万円だけで済みます。もし、期間内に10万円のうち6万円だけ返済をした場合は、残りの4万円に対して通常利息がかかるため注意してください。
無利息期間終了後、翌日から通常利息がかかります。
アコムの30日間金利0円サービスを活用すれば、金利手数料無料でカードローンを利用することも可能です。
公式サイトで申し込み
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おすすめポイント
・「WEB完結」申込みなら、電話連絡なし
・お申込から契約後の借入まで誰とも顔をあわせません
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融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
最大800万円 | 3.0%~18.0% | 10秒簡易審査 |
WEB完結 | 無利息期間 | 融資スピード |
融資まで | - | 即日融資 |
アコムの金利を下げる方法
アコムの金利を下げたい場合は、利用限度額を増額しましょう。利用限度額が多くなるほど、適用金利は低くなる仕組みだからです。利用限度額が100万円未満から100万円以上になるだけで、上限金利が3.0%以上も低くなります。増額は電話やインターネットで簡単に申し込みができ、その日のうちに回答をもらうことが可能です。
また、アコムと直接交渉をして金利を下げる方法もあります。十分な利用実績があり優良顧客と認められた場合は、金利引き下げに応じてもらえる可能性があります。
ここでは、アコムの金利を下げる方法について見ていきましょう。
利用限度額を増額する
アコムカードローンの利用限度額を増額すれば、金利が下がる可能性があります。アコムは、利用限度額に応じて適用金利の範囲が変わるからです。
アコムで増額を希望する場合は、審査を受けなくてはなりません。増額の申し込み方法は電話やインターネット、ATMなどがあり、土日祝日でも審査を受けられます。
ただし、それまでのカードローン利用状況や増額金額によっては、審査に落ちることもあるので注意してください。審査に落ちた場合は増額ができません。
また、消費者金融カードローンは総量規制の対象となるため、借り入れは年収の3分の1までです。そのため、年収300万円の人であれば、利用限度額は最大でも100万円までしか増やすことができません。
総量規制の範囲内で増額をすることで、金利を引き下げることが可能です。
※アコム 公式ホームページより引用
引き下げ交渉の電話をする
アコムに電話をして金利引き下げの交渉をすることで、金利が下がる可能性もあります。アコムからの信頼を得ていれば、優良顧客と認められ、貸し倒れリスクが低いと判断されるからです。そのため、初めてアコムを利用する人や利用して間もない人は、信頼を得ていないため、交渉をしても金利引き下げを実現するのは難しくなります。
アコムの公式ホームページでは、どのような人であれば優良顧客として認められ、金利引き下げができるかなどの条件は明示されていません。
一般的には、交渉して金利を下げるのであれば、最低でも利用実績が半年から1年以上は必要といわれています。ただし、利用実績が半年~1年以上あれば必ず金利が下がるわけではありません。
アコムなどの消費者金融はカードローンの金利手数料が収益の柱です。金利を下げることは、収益低下につながるため、簡単に金利引き下げを承諾しません。
少しでも交渉がうまくいくように、十分な利用実績を作って、最初に審査を受けた時よりも年収が上がったタイミングなどで交渉するようにしましょう。
アコムの返済シミュレーションで利息を確認
アコムカードローンの利息計算方法は「借入残高×金利÷365日×利用日数」です。
「借入金額が多い」「金利が高い」「利用日数が長い」など、それぞれの要素が多くなると利息は増え、「借入金額が少ない」「金利が低い」「利用日数が短い」など各要素が少なければ利息は安く抑えられます。
ここでは、アコムで借入額10万円・30万円・50万円を利用した場合の毎月返済額と総利息について、アコムの返済シミュレーションで計算していきます。
借入額10万円の場合
アコムカードローンで10万円借り入れした場合の、返済期間・金利に応じた毎月返済額と総利息は次のとおりです。
3ヶ月(90日) | 6ヶ月(180日) | 1年(365日) | |
---|---|---|---|
18.0% | 毎月返済額:3万4338円 (総利息:3014円) |
毎月返済額:1万7552円 (総利息:5312円) |
毎月返済額:9167円 (総利息:1万11円) |
15.0% | 毎月返済額:3万4170円 (総利息:2509円) |
毎月返済額:1万7403円 (総利息:4418円) |
毎月返済額:9025円 (総利息:8304円) |
※アコム 公式ホームページより引用
※実際の金額は上記と異なる可能性があります。
借入額30万円の場合
アコムカードローンで30万円借り入れした場合の、返済期間・金利に応じた毎月返済額と総利息は次のとおりです。
3ヶ月(90日) | 6ヶ月(180日) | 1年(365日) | |
---|---|---|---|
18.0% | 毎月返済額:10万3014円 (総利息:9044円) |
毎月返済額:5万2657円 (総利息:1万5943円) |
毎月返済額:2万7503円 (総利息:3万44円) |
15.0% | 毎月返済額:10万2510円 (総利息:7530円) |
毎月返済額:5万2210円 (総利息:1万3258円) |
毎月返済額:2万7077円 (総利息:2万4925円) |
※アコム 公式ホームページより引用
※実際の金額は上記と異なる可能性があります。
借入額50万円の場合
アコムカードローンで50万円借り入れした場合の、返済期間・金利に応じた毎月返済額と総利息は次のとおりです。
3ヶ月(90日) | 6ヶ月(180日) | 1年(365日) | |
---|---|---|---|
18.0% | 毎月返済額:17万1691円 (総利息:1万5074円) |
毎月返済額:8万7762円 (総利息:2万6574円) |
毎月返済額:4万5839円 (総利息:5万74円) |
15.0% | 毎月返済額:17万850円 (総利息:1万2551円) |
毎月返済額:8万7016円 (総利息:2万2100円) |
毎月返済額:4万5129円 (総利息:4万1544円) |
※アコム 公式ホームページより引用
※実際の金額は上記と異なる可能性があります。
アコムの利息を抑える方法も試してみよう
アコムの利息を抑えたい場合は、繰り上げ返済や一括返済がおすすめです。繰り上げ返済や一括返済は元金に充てられるため、その分の利息を支払わずに済みます。利息軽減効果が高く、元金の返済スピードも早められます。
また、借り入れを少額・短期にして利息を抑えることも可能です。
ここでは、アコムの利息を抑える方法について見ていきましょう
繰り上げ返済や一括返済をする
アコムカードローンの利息を抑えたい場合は、繰り上げ返済や一括返済を検討しましょう。繰り上げ返済とは、カードローンの毎月返済額とは別に返済を行うことです。繰り上げ返済をした分はすべて元本に充てられ、削減した元本の利息もなくなるので総返済額を減らせる効果が高いのが特徴です。
借入残高が少ない場合や資金に余裕がある場合は一括返済がよいでしょう。一括返済とは、借入残高(元本)を一括で返済することです。返済はすべて元本に充てられるため、利息を支払う必要がありません。
アコムカードローンの繰り上げ返済や一括返済は、次の返済方法で利用できます。
●アコムATM
●提携ATM
●指定口座への振込み
●インターネット返済
繰り上げ返済・一括返済どちらを利用しても、通常の返済を続けるよりも返済スピードが早いうえに、利息を抑えることが可能です。
なお、ATMは1000円単位の取引となるため、一括返済で残った端数については無利息残高扱いとなります。無利息残高の清算は銀行振込み、インターネット返済を利用する必要があります。
アコムの利息を少しでも抑えたい場合は、積極的に繰り上げ返済や一括返済をしましょう。
少額借り入れ・短期返済を繰り返す
少額借り入れや短期返済を繰り返すことも、アコムカードローンの金利を抑える方法です。同じ金利が適用されるとしたら、借入金額が多いほど手数料は高くなります。
例えば、金利18.0%で借りた20万円を24回払いで借りた場合、金利手数料は3万9627円で総返済額は23万9627円です。しかし、同じ条件で借入金額が10万円の場合は金利手数料が1万9808円で総返済額は11万9808円になります。
このように、借入金額を少なくすることで、利息を抑えることが可能です。
また、返済期間はできるだけ短くしましょう。
アコムの利息の計算方法は「借入残高×金利÷365日×利用日数」となるため、利用日数が長くなるほど利息が高くなります。
仮に、借入残高が20万円で金利18.0%の場合、利用日数に応じて利息は次のようになります。
・利用日数100日:9863円
・利用日数150日:1万4794円
・利用日数365日:3万6000円
※アコム 公式ホームページより引用
※上記は概算です。
返済期間が短いほうが負担が少ないため、借り入れをする場合は短期返済を心掛けましょう。少額借り入れや短期返済にすることで、利息をできるだけ抑えられます。
金利を下げるためにはアコムから信用を得ることが重要
アコムで金利を下げる方法は、増額するか直接交渉をするかの2つです。利用限度額が増えるほど適用金利が低くなる仕組みになっており、100万円未満と100万円以上では上限金利が3.0%以上変わります。
優良顧客と認められている場合は、アコムに電話して直接交渉をすることで金利が下がる可能性があります。
ただし、増額・直接交渉どちらにせよ利用実績を積み重ね、アコムから信用を得ることが重要です。増額は審査がありますし、直接交渉は信用がないと成立しません。
まずは、アコムのカードローンの利用・返済を着実に行い、実績を作っていきましょう。
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要
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