更新日: 2023.02.03 借り換え

カードローンの借り換えで審査落ちする原因とは?6つの原因と3つのやっておきたいこと

カードローンの借り換えで審査落ちする原因とは?6つの原因と3つのやっておきたいこと
カードローンの借り換えを考えていて「借り換えはどんなことが原因で審査落ちする?」「カードローン借り換えで審査落ちしないためにはどうすればいい?」など、疑問や不安を抱えている方は多いでしょう。借入金額や借入件数、勤続年数などの状況によって、審査を通過できるか変わります。
 
ここでは、審査落ちする6つの原因と審査落ちしないためにやっておきたい3つのことを解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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カードローンの借り換えとは

カードローンの借り換えとは、現在使用しているカードローンから、別の会社のカードローンに借り換えすることを言います。カードローンは会社や商品によって、サービス内容や金利が変わってくるため、 利用する人が得られるメリットも変わります。
 
メリットの違いをしっかりと検討することで、自分に合ったカードローンを選び直すことが可能です。
 
カードローンとおまとめローンは、同じ商品だと勘違いする方がいますが、厳密に言えば異なります。おまとめローンのほうは、カードローンを複数社契約している方が、支払いを1本化するために利用することが一番の目的です。
 

カードローン借り換えのメリット

カードローンを借り換えることで得られるメリットについて紹介します。現在借り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
 
借り換えのメリット・デメリットを見極めたうえで、自身に合ったカードローンの使い方を探しましょう。
 

毎月の利息負担が軽減できる

カードローンの借り換えで、現在使用しているカードローンよりも金利が低くなれば、毎月の支払いにかかる利息負担を軽減することが可能です。利息が減れば、結果的に総返済額も減る可能性があります。
 

返済がしやすくなる

現在使用しているカードローンよりも、提携ATMが多いなどの返済時に便利なサービスがあれば、返済の利便性が向上するかもしれません。
 
カードローンは主に、下記で挙げる返済方法を採用しています。
 

・口座からの自動引き落とし
・コンビニ・銀行ATM
・インターネットバンキング

 
自身にとって使い勝手のよいカードローンを選べば、繰り上げ返済したいときや、急にお金が必要になったときなどにとても便利です。
 

毎月の返済額を下げられる

カードローンは、会社によって返済方式や返済額の設定が異なるため、借り換えをすることにより、毎月の返済額を下げられることがあります。
 
現在使用しているカードローンの返済方式が「元金定額方式」の場合、「元利定額方式」に変われば月々の返済額が一定になります。「元金定額方式」だと毎月1万円の返済にプラス利息分がかかりますが、「元利定額方式」なら利息込みで毎月1万円の返済です。
 
元金の減りは遅くなりますが、毎月決まった額の返済をしたい方や、無理のない返済計画を立てたい方におすすめです。
 
また、会社ごとに設定している、借入額に応じた「毎月の最少返済額」が少ないカードローンに借り換えするのもよいでしょう。
 

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カードローン借り換えのデメリット

カードローンの借り換えは、利息の軽減や返済額を減らせることが期待できるなどのメリットがある反面、デメリットもあるため注意が必要です。
 
デメリットを理解しておかないと、借り換えができなかったり、返済額が増えたりするかもしれません。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
 

借換先で審査がある

カードローンの借り換えは、別の会社で新しくカードローンに申し込みをするため、審査があります。現在契約中のカードローン審査に通っているからといって、審査が免除されることはありません。
 
カードローン審査は各会社によって異なりますが、信用情報や年収などがチェックされます。転職して年収が下がっていたり、返済遅延をしたりしていると、審査に通らない恐れがあるため注意が必要です。
 

返済期間が延びる可能性がある

借り換えによって返済方式が変わらなくても、月々の返済額が少なくなれば返済期間は延びます。カードローンの利息は日割り計算のため、返済期間が長引けば利息負担も大きくなるでしょう。
 
返済額は無理のない金額を設定することも大切ですが、総返済額とのバランスもしっかりと考える必要があります。
 

返済総額が増える可能性がある

カードローンの借り換えをするときは、支払い方式をしっかりとチェックしてください。「元金定額方式」から「元利定額方式」に変われば、月々の返済額が一定になるため、家計管理しやすくなるなどのメリットがあります。
 
しかし、「元利定額方式」は元金の減りが遅くなるため、総返済額が増えてしまう可能性があります。
 
カードローンの借り換えをするときは、月々の返済額や利息だけを見て決めるのではなく、事前にカードローン会社の返済シミュレーションを利用して、試算しましょう。
 
シミュレーションは、目に見えて金額がわかるので、比較検討するときは積極的に活用しましょう。
 

借り入れ方法や返済方法が変わることがある

カードローン会社によって、借り入れ方法・返済方法は異なります。もし、現在利用しているカードローンの返済方法が自分に合っているのであれば、借換先を探すときの借り入れ方法・返済方法をしっかりと確認しましょう。
 
借り入れ方法・返済方法には、コンビニATMやネット振込、店頭窓口や電話での振込依頼などたくさんの種類があります。選択肢がたくさんあれば、その時に合った使い方ができます。
 
しかし、選択肢が少なくなれば、場合によってはカードローンを使いたい時に使えないかもしれません。
 
また、カードローン会社が変われば、利息計算の基準日や毎月の返済日も変わる恐れがあります。返済期日が変わると、うっかり返済し忘れる恐れがあります。カードローンの借り換えをした直後は、返済管理には特に気を付けましょう。
 

カードローンの借り換えで審査落ちする6つの原因

借入金額が多すぎる場合や虚偽情報があると、審査落ちしてしまいます。
 
審査落ちのよくある原因がわかれば、審査通過のための対策が採りやすくなり、審査落ちのリスクを軽減することが可能です。
 
ここでは、カードローン借り換えで審査落ちする以下6つの原因について、見ていきましょう。
 

審査落ちする6つの原因

1.借入金額が多すぎる
2.過去に返済遅延や滞納がある
3.借入件数が多い
4.勤続年数が短い
5.申し込み内容に虚偽情報がある
6.返済負担率が高い

 
1つずつ、解説します。
 

原因1.借入金額が多すぎる

カードローンの借り換えで審査落ちする原因の1つが、借入金額が多すぎることです。借入金額が多すぎると「返済能力が低い」「貸し倒れリスクが高い」と判断されてしまいます。
 
また、消費者金融のカードローンは「年収の3分の1以上貸し付けできない」という貸金業法が定める総量規制の対象にもなるからです。
 
このような理由から、借入金額が多すぎる場合は、審査落ちの原因になる可能性があります。
 

原因2.過去に返済遅延や滞納がある

これまでに返済遅延や滞納歴がある場合は、カードローンの借り換えで審査落ちすることがあります。
 
返済遅延や滞納歴があると返済能力が低い人と判断されてしまうからです。
 
また、過去に債務整理をしたり、2~3ヶ月以上延滞・滞納したりしている場合は、信用情報機関に事故情報が載っている可能性があります。いわゆる「ブラックリストに載っている」状態です。
 
ブラックリストに載っている場合は、どのカードローンを選んでも審査落ちしてしまいます。カードローン以外のローン審査に関しても通りません。
 
過去に返済遅延や滞納、債務整理などの経験がある場合は注意してください。
 

原因3.借入件数が多い

カードローンの借り換えで審査落ちする原因の1つに、借入件数が多いことも挙げられます。
 
「A社から50万円、B社20万円、C社10万円、D社10万円……」など、借入件数が多いと「本当に返済できる人なのだろうか」「返済する気はあるのだろうか」と心証が悪くなり、返済能力が低い人・貸し倒れリスクが高い人と判断されてしまうからです。
 
借入件数が多い人は、先に返済を済ませ、借入件数を減らした上で借り換え審査を受けた方がよいでしょう。
 

原因4.勤続年数が短い

勤続年数が短いことも、カードローンの借り換えで審査落ちする原因の1つです。
 
カードローンの審査を通るには安定した収入が必要になります。勤続年数3ヶ月~半年未満など短い場合は、安定した収入があるとは言えません。
 
また、審査に必要な、勤務先の源泉徴収票などの収入証明書も提出できません。金融機関や貸金業者によって異なりますが、少なくとも1年以上の勤続年数がないと審査が難しい場合があります。
 
転職して間もないなど、勤続年数が短い方は借り換えの審査落ちに注意してください。
 

原因5.申し込み内容に虚偽情報がある

申告内容に虚偽情報がある場合は、カードローンの借り換えで審査落ちしてしまいます。虚偽情報があると「信用できない人」と判断されるからです。
 
カードローン借り換えをしたいからといって、うその情報で申告してはいけません。
 

・電話番号
・住所
・勤務先情報
・勤続年数
・年収
・他社借入額

 
これらの情報の中に審査に不利な内容があっても、すべて正しい情報で申告するようにしましょう。虚偽情報を載せても、すぐにバレて心証が悪くなるだけなので絶対にやめてください。
 

原因6.返済負担率が高い

返済負担率が高いと、収入の大部分が返済に充てられる状況のため、返済能力が低い人と判断されてしまいます。
 
返済負担率とは「年収に対する返済額の割合」のことです。年収300万円で返済負担率30%であれば、90万円(300万円×30%)を返済に使っていることになります。
 

・返済負担率が低い:年収に対する返済額の割合が少なくお金に余裕がある
・返済負担率が高い:年収に対する返済額の割合が多くお金に余裕がない

 
各社で返済負担率の基準は異なりますが、30~35%未満には抑えておきたいところです。
 

審査落ちしないためにやっておきたい3つのこと

カードローン借り換えで審査落ちしないためには、借入金額や借入件数を減らし、1年以上勤務することです。
 
そうすれば、返済能力が高いと判断される可能性が上がり、審査通過しやすくなります。ここでは、審査落ちしないためにやっておきたい以下3点について、見ていきましょう。
 

審査落ちしないためにやっておきたい3つのこと

1.返済を早め、借入金額を減らしておく
2.1年以上は勤務してから申し込む
3.借入件数を1件でも減らしておく

 
それぞれの内容を解説します。
 

1.返済を早め、借入金額を減らしておく

カードローンで審査落ちしないために、できるだけ借入金額を減らしておきましょう。
 
借入金額が多いと返済能力が低いと判断されたり、総量規制によって新たな借り入れが難しかったりする場合があるからです。
 
繰り上げ返済をするなどして少しでも借入金額を減らしておけば、審査落ちのリスクを軽減できます。
 
借入金額が多い場合は、借り換え審査までにできるだけ返済を進めておきましょう。

 

2.1年以上は勤務してから申し込む

勤続年数が短いと「安定した収入がある」とは見られず、審査落ちする可能性があります。就職や転職をして間もない場合は、まずは1年以上勤務してから、カードローンの借り換えを検討するといいでしょう。
 
金融機関や貸金業者によりますが、勤続年数が1年未満だと、審査落ちする可能性があります。勤続年数が1年未満の方は、まずは1年以上勤務した上で審査を受けることをおすすめします。

 

3.借入件数を1件でも減らしておく

カードローンの借り換えで審査落ちしないために、借入件数を減らしておきましょう。
 
借入件数が多いと「返済能力が低い」「貸し倒れリスクがある」と判断され、審査落ちするからです。
 
複数の金融機関や貸金業者からお金を借りている場合は、借り換え審査の前に1件でも多くの完済を目指してください。借入件数を減らすことは、審査落ちリスクの軽減につながります。

カードローンの借り換えの審査に落ちたらどうすればいい?

カードローンの借り換えの審査に落ちたら、再審査の申し込みをする前に気を付けるべきポイントがあります。それは、申込書類に不備がないかしっかり確認すること、適切なカードローン会社を選ぶことです。
 
カードローンの審査に通らない理由はたくさんあるため、どれだけ注意を払っても落ちてしまうことがあるでしょう。再審査に申し込むときは、改めて原因になりそうな部分をよくチェックして、改善しておきましょう。そのうえで、自分に合ったカードローン会社を選んでください。
 
また、必要書類の用意は万全かどうかもよく確認しておいてください。ひとつでも不備があれば、審査に影響したり、「不正な内容」だと判断されて、また審査に落ちる可能性が出てきます。
    

原因・やっておきたいことを把握して審査落ちを回避しよう!

ここまで、審査落ちする6つの原因と審査落ちしないためにやっておきたい3つのことを解説しました。
 
最後にここで紹介した大事なポイント4点をおさらいします。
 

・「返済能力が低い」「貸し倒れリスクが高い」と判断されると審査落ちしやすい
・借入金額や借入件数が多いと審査落ちするので借入金額や件数を減らしておく
・勤続年数が短いと審査落ちリスクが高まるため1年以上は勤務してから申し込む
・絶対に虚偽情報で申告しない

 
これからカードローンの借り換えを検討している方は、ここで紹介した審査落ちの原因とやっておきたいことを参考にしてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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