100万円の買い物を「リボ払い」すると総額はいくらになる? 月々5000円で「2.2倍」の支払いに!?
ただし、リボ払いは支払期間が長くなる程、利息が大きく膨らみます。計画なしにリボ払いを使い過ぎると、長い目でみれば返済負担が大きく膨れ上がってしまうのです。実際にリボ払いで利息がどのくらい膨らむか、具体例をみてみましょう。
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100万円分の買い物をリボ払いで支払ったら?
日本クレジットカード協会のシミュレーションを使い、100万円分の買い物をリボ払いで支払った場合の例をみてみましょう。月々の支払金額は5000円、手数料率(実質年率)※は一般的な15%とします。この場合の返済シミュレーション結果は、以下の通りです。
なお、手数料率は会社によって異なるので注意してください。必ずしも、このシミュレーションの通りになるわけではありません。
【リボ払いで100万円分の買い物をして、毎月5000円支払う例】
●支払回数:200回
●支払期間:16年8ヶ月
●支払総額:224万3949円
ご覧の通り、このシミュレーションでは約17年かけ、借りた金額の2.2倍もの金額(約225万円)を支払う結果になりました。さすがにこれほどの金額をリボ払いで支払う人は少ないと思いますが、利息がどのくらい膨らむか分かる良い例といえるでしょう。
比較のため、50万円分の買い物をリボ払いで支払い、毎月1万円返済する場合はどうでしょうか。
【リボ払いで50万円分の買い物をして、毎月1万円支払う例】
●支払回数:50回
●支払期間:4年2ヶ月
●支払総額:65万3243円
ご覧のように、このシミュレーションでは支払期間が約4年まで短くなった上に、支払総額も借りた金額の1.3倍にまで抑えられています。これでも「利息が高いな」と感じる人が多いかもしれませんが、支払期間の短縮化で利息も大幅に抑えられることが分かるでしょう。
最後に、より現実的に10万円の買い物をリボ払いで支払い、毎月2万円の返済をするケースをみてみましょう。テレビや洗濯機のような高価な家電を購入するときなどに、このようにリボ払いをするケースが多いのではないでしょうか。
【リボ払いで10万円分の買い物をして、毎月2万円支払う例】
●支払回数:5回
●支払期間:5ヶ月
●支払総額:10万2513円
このケースでは利息が2513円にまで抑えられています。これくらいの利息なら、シーンによっては比較的気軽にリボ払いを使えるのではないでしょうか。
利用は計画的に
「すぐに支払うのは厳しいけれど、まとまった金額の買い物をしないといけない」というときにリボ払いは便利です。例えば1人暮らしをはじめるとき、冷蔵庫など高額な家電が突然壊れ買い直すときなど、リボ払いが活躍しそうなシーンは少なくありません。
ただしシミュレーションで見てきたように、リボ払いは支払期間が長くなるほど、利息も膨らんで返済の負担が大きくなってしまいます。このことを把握せず使い過ぎてしまうと、支払金額が思っていたより大きくなり、返済が辛くなる可能性が高いです。
いざというときに便利なリボ払いですが、利息が大きくなりやすいというデメリットも考慮して計画的に使うようにしましょう。
出典
日本クレジットカード協会 リボ払いについて
執筆者:小泉健太郎
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