更新日: 2023.08.31 クレカ
デビットカードはクレジットカードと何が違う? 上手に使い分けるには?
そこで本記事では、デビットカードとクレジットカードの違いや上手な使い分け方法についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
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デビットカードとクレジットカードの違いとは
デビットカードとクレジットカードの大きな違いは、決済するタイミングです。デビットカードは、決済するときに口座から即時に引き落としがされます。クレジットカードは後日、カード会社によって決められた月の支払日にまとめて支払う仕組みです。
デビットカードは、決済のタイミングが即時となるため、使える金額は口座の残高分のみです。お金の使いすぎを防げる点がデビットカードの大きなメリットといえるでしょう。
また、それぞれのカードで使える店舗が異なります。デビットカードは「J-Debit」または「JCBデビット」「VISAデビット」などの加盟店、クレジットカードは「Visa」や「JCB」「Mastercard」「アメリカン・エキスプレス」「ダイナースクラブ」などを取り扱っているお店で使えます。
もちろん、どちらのカードも使えるお店もありますが、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。また、ほかにも異なる点があるのでみていきましょう。
支払い回数
デビットカードは決済したときにすぐに口座から引き落としされるので、支払い回数は1回のみです。クレジットカードは、一括払いのほか、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどが選べます。
使える年齢
デビットカードは一般的に15歳以上(中学生を除く)で、口座を保有していれば利用できます。審査もなく、口座を作成できれば使える点が魅力といえます。一方、クレジットカードに申し込みができるのは18歳以上(高校生を除く)で、信用情報などの審査があります。
安定した収入がない場合、審査に通らないこともあるため、デビットカードよりも使える人の範囲が限られます。
ポイント・キャッシュバック
デビットカードとクレジットカードは、ともに使用した金額分だけポイントがついたりキャッシュバックがあったりといった特典があります。しかし、一般的にクレジットカードのほうが還元率が高い傾向にあります。
デビットカードとクレジットカードの上手な使い分け方法
デビットカードとクレジットカードは、決済のタイミングや支払い方法、年齢制限、サービス内容など、さまざまな違いがあります。それぞれのメリットを考慮して、どちらも利用するとよいでしょう。
決済金額や使いやすさ、シチュエーションなどによって、どちらのカードを使うか決めておくと便利です。デビットカードとクレジットカードの上手な使い分け方法をご紹介します。
お金の使いすぎを防ぎたいならデビットカード
デビットカードは、利用したときにすぐに口座から引き落としされるため、使える金額があくまでも残高内と決まっています。そのため、お金の管理のしやすさが特徴です。自分の収入や貯蓄の範囲内でしか利用できないので、お金の使いすぎを未然に防げます。
クレジットカードの場合、口座の残高を確認しないまま、次々に利用していると、つい使いすぎていたということもあるでしょう。しかし、デビットカードは1日ごと、さらに1ヶ月ごとの利用限度額を自分で設定できることが多く、計画的に利用したい人におすすめです。少額の買い物や支払いなど、ちょっとしたシーンで使うとよいでしょう。
大きな買い物をするときにはクレジットカード
クレジットカードは利用限度額内であれば、即時に口座残高がなくても決済できる点が大きな魅力といえます。支払い方法も翌月一括払いの他に分割払いやリボ払い、ボーナス払いなど経済状況に応じて選べます。一度の支払いの負担を軽くしたい、支払いを少し先に延ばしたいときなどに対応しているので、比較的大きな金額を支払うときに便利です。
ただし、分割払いやリボ払いは金利がかかる点や、支払いを先延ばしにすれば、遅延損害金の支払いの連絡がきたり、最悪、契約解消など、負担が大きくなってしまう点に注意しましょう。
デビットカードとクレジットカードを上手に使い分けよう!
デビットカードとクレジットカードは、サービス内容や特徴などが異なります。どちらかのカードを使うなら、それぞれのメリットやデメリットを把握しておくとよいでしょう。支払いをするシーンや金額によって、デビットカードとクレジットカードを上手に、かつ便利に使い分けましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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