更新日: 2024.10.04 クレカ
30代になったので「プラチナカード」を持ちたいです。年収300万円ですが発行可能でしょうか?
プラチナカードはステータスが高いゆえに、審査が厳しいといわれていますが、年収300万円でも発行できるのでしょうか。今回は、プラチナカードの概要や審査基準について調べてみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ステータスの象徴として魅力的なプラチナカードとは?
クレジットカードにはランクが定められていて、一般カード・ゴールドカード・プラチナカードの順にランクが上がっていくことが一般的です。カード会社によっては、プラチナカードよりもランクの高いカードを発行している場合もあります。
プラチナカードはステータスが高くて、社会的地位や信用の高さを証明できる魅力があります。クレジットカードの利用頻度が高い人は、以下のようなメリットも考慮して、プラチナカードを取得したいと考える場合もあるでしょう。
・一般カードよりもポイント還元率が高い
・ゴルフ場やレストランの優待など付帯サービスが充実している
・レストランや宿泊の手配などで利用できる便利なコンシェルジュサービスがある
・国内外の旅行やショッピングで一般カードよりも手厚い付帯保険が用意されている
・世界各国の空港ラウンジなどを無料で利用できる
プラチナカードの年会費は概ね2万~5万円前後のようです。しかし中には10万円以上のカードもあります。年会費や付帯サービスの内容はカード会社によって異なるため、自身に合ったものを選ぶとよいでしょう。
プラチナカードは年収300万円でも発行可能?
プラチナカードを取得するには、各カード会社が定めている審査をクリアしなければなりません。しかし具体的な審査基準については公開されていません。プラチナカードの申し込み対象者については以下のように定めているカード会社もあります。
・A社:年収の目安は設けておらず、審査の諸条件に加えて本人に安定的な継続収入のある25歳以上の方を対象としている
・B社:原則として満30歳以上かつ本人に安定継続収入のある方を対象としている
上記のように、30代で年収300万円の人でも、申し込み対象者に該当していればプラチナカードの申し込みはできると考えられます。ただしプラチナカードに限らずクレジットカードにはカード会社の審査があり、おもに以下のような情報を総合的にチェックしてカード発行が検討されるといわれています。
・属性
申込者の年齢・勤務先・年収・勤続年数・家族構成・住まい(持ち家か賃貸か)・居住年数などの情報です。雇用形態や役職などの情報もチェックして、支払い能力を推測すると考えられます。
・信用情報
過去のクレジットカードの契約内容・利用履歴・支払い状況など、取引事実に基づいた個人情報です。カード会社は信用情報機関に照会して申込者の信用情報をチェックし、審査の参考にするといわれています。
プラチナカードに申し込む前にチェックできること
30代で年収300万円の人でも、安定した収入があり、申し込み対象者に該当していればプラチナカードに申し込めると考えられます。しかし審査に通るとは限らないため、申し込む前に以下のポイントをチェックするとよいでしょう。
・支払い能力や信用性の高さは十分か
年収だけでなく、役職や勤続年数なども信用性の高さにつながる可能性があります。転職したばかりの場合は、一定の期間を待ってから申し込むほうが効果的かもしれません。
・クレジットカードの支払いやカードローンの返済に遅れはないか
支払いや返済に滞りがあると、信用情報にマイナスの影響が及ぶことが考えられます。自分の支払いや返済状況を確認しておくことは大切です。
現在使用しているクレジットカードの利用実績も審査基準に含まれるとされています。一般カードを使用している場合は、ゴールドカードに申し込んで利用実績を積んでからプラチナカードに申し込む方法も検討できるでしょう。
利用実績によっては、カード会社からプラチナカードのインビテーション(招待)を受ける場合もあるようです。インビテーションがプラチナカード発行の必須条件となっているカード会社もあるようなので、事前に確認しておきましょう。
30代年収300万円でもプラチナカードに申し込めるが審査に通るとは限らない
プラチナカードの審査基準は公表されていませんが、継続して安定した収入があれば、30代で年収300万円の人でも申し込むことは可能と考えられます。しかし必ずしも審査に通るとは限らず、属性や信用情報を総合的にチェックして、支払い能力などが判断されます。
プラチナカードには手厚い付帯サービスやコンシェルジュサービスなど、魅力的な側面もありますが、年会費として数万円または10万円以上がかかる場合もあります。経済状況やプラチナカードを取得する目的なども考慮して、自身に合ったカードを見極めることも大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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