4月から一人暮らしをする19歳の息子に、私のクレジットカードを持たせたい。家族なので問題ないですよね?
しかし、親名義のクレジットカードを子どもに使わせることに問題はないのか、不安に感じることもあるかもしれません。
本記事では、名義人でない人がクレジットカードを使用する場合のリスクや対処法について詳しくご紹介します。
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目次
親名義のクレジットカードを子どもに持たせてもよい?
結論からいうと、名義人以外の人がクレジットカードを使用することはできません。クレジットカードの所有権はカード発行会社にあり、会員以外が使用することは一切認められていないようです。
このルールはカード会員規約に記載されているはずなので、確認しておきましょう。
例えば、あるクレジットカード会社では「カードやカード情報は、会員本人以外は使用できない」と明記されており、「会員は他の人に対して、カードの貸与、預託、譲渡もしくは担保提供すること、またはカード情報を預託しもしくは使用させることを一切してはならない」と記載されています。
たとえ家族であっても、名義人以外がカードを使用することはできないと考えられます。そのため、今回の事例のように「一人暮らしをする息子に親のクレジットカードを持たせる」ということはやめた方がよいでしょう。
名義人でない人がクレジットカードを使用した場合のリスク
もし、名義人でない人がクレジットカードを使用した場合は利用規約違反となるため、会員資格を失って強制解約される可能性があります。
クレジットカード会社は申込者の支払能力や信用情報などから審査をおこない、信用できるかどうかを判断しています。審査を受けていない人が使用することでカード会社にとっても不利益になるおそれがあるため、強制的に解約されたとしても仕方のないことでしょう。
カード会社に知られなかったとしても、家族にカードを勝手に使われて身に覚えのない請求に応じなければならなくなるなどのリスクはあります。このような事態が起きても当然カード会社からの補償は受けられないため、十分注意しなければなりません。
子どもがクレジットカードを持てるようにする方法
今回の事例のように「一人暮らしを始める息子にクレジットカードを持たせたい」というときは、親名義のカードを持たせるのではなく、本人名義のカードを作らせることを検討した方がよいでしょう。
また、家族カードを作って持たせる方法もあります。家族カードであれば利用明細がまとめられているため、離れて暮らす子どものカード利用状況を確認できるという点でも安心です。本会員と同等のサービスを受けられたり、初年度の年会費が無料になったりすることもあるようなので、詳しく確認してみるとよいでしょう。
家族であっても名義人以外がクレジットカードを使用することはできない
クレジットカードは申込者がカード会社の審査を経て持つものなので、家族であっても名義人以外が使用することは認められていません。もし名義人以外の人が使った場合は、会員資格を失う可能性もあります。
「一人暮らしをする息子に親名義のクレジットカードを持たせたい」という気持ちも分かりますが、その場合は本人名義のクレジットカードを作るか、家族カードを作って持たせる方法を検討してみましょう。
特に、家族カードは利用明細がまとめられているため、子どもが普段どのようなカードの使い方をしているかがチェックできて安心かもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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