クレジットカードを使うと通知メールが来ます。何も買っていない日にもメールが来たのですが「不正利用」でしょうか?
本記事では、昨今のクレジットカード不正利用被害の状況や巧妙化する不正利用の手口、それに対する対処方法などを確認していきます。
ファイナンシャル・プランナー
住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。
年会費永年無料!最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了※
【PR】PayPayカード
おすすめポイント
・年会費永年無料!・最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了!※
・安心の番号レス券面
| 年会費 (税抜) | 発行期間 | ポイント還元率 |
|---|---|---|
| 無料 | 最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了※ | 最大1.5% |
| ETC (税抜) | 移行可能マイル | 電子マネー |
| 1枚あたり550円 | - |
Visaのタッチ決済 Mastercard®コンタクトレス JCBのタッチ決済 |
※2 ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。
※2 PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
※2 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※2 ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
クレジットカード不正利用被害額の増加
一般社団法人日本クレジット協会の「クレジットカード不正利用被害実態調査」によると、図表1のとおり、被害額は年々増加していることが分かります。
図表1 クレジットカード不正利用被害の発生状況(過去5年) <単位:億円、%>
出典:一般社団法人クレジットカード協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
被害額の内訳を見ると、9割を超える割合で「番号盗用」による不正利用となっています。
つまり、何らかの方法でクレジットカードの情報が盗まれているということです。
クレジットカード情報の盗用の手口
クレジットカード情報を盗む手口は年々多様化、巧妙化しているといわれていますが、最も多いと思われる「フィッシング詐欺」による手口について確認してみましょう。
フィッシング(Phishing)とは、実在する組織をかたって、ユーザーネーム、パスワード、アカウントID、ATMの暗証番号、クレジットカード番号といった個人情報を詐取する手口です。
電子メールのリンクから偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、そこで個人情報を入力させる手口が一般的に使われています。また、スマートフォンのSMS(ショートメッセージ)から誘導する手法も多く使われています。
フィッシング被害の報告を受け付けている「フィッシング対策協議会」の公式ホームページによると、2025年4月の報告件数は24万6580件で、悪用されたブランド数は100件に上るとのことです。
ちなみに、報告数全体のうち「SBI証券をかたるフィッシング」が約11.3%、「Amazonをかたるフィッシング」が約10.7%、次いで、「野村證券」「VISA」「Apple」「ANA」「マネックス証券」「東京ガス」が上位となっています。
フィッシング詐欺の被害を防ぐ対処法
最も重要となる心構えは、フィッシング詐欺を完全に防ぐことはほぼ不可能であると認識することです。昨今の巧妙化する手口に対抗する絶対的な方法はないと、常に疑うクセを付けることが重要です。
その上で、電子メールやSMSの文面のリンクからアクセスすることを避けて、公式のアプリや公式サイト(ブックマーク)からサービスにアクセスする習慣を付けることが、被害を防ぐ唯一の対処法として推奨されます。当然ながら、怪しいメールなどの添付ファイルは絶対にダウンロードしないようにしましょう。
クレジットカードの不正利用は返金される!
カード会社の調査の結果、第三者による不正利用が認められた場合は、原則、返金・補償が適用されます。ただし、ほとんどのカード会社において、カード会社に連絡した日からさかのぼって60日前から生じた不正利用分だけが補償対象とされます。また、カード利用者本人に過失があるなどの理由から補償されない場合もあるので注意が必要です。
(1)会員の故意または重大な過失に起因する損害である場合
(2)会員規約に違反している状況において不正利用が生じた場合
(3)家族や同居人にカードを使わせていて、紛失・盗難や不正利用にあった場合
(4)提出された書類の内容に虚偽があった場合
(5)購入した商品が登録された住所に配送されて、受け取られている場合
(6)暗証番号やオンラインページで使用するパスワードが利用されていた場合
(7)定められた期間内にカード会社に連絡しなかった場合
まとめ
インターネット上でも、「フィッシングメールと見破る方法は?」「見分け方のコツは?」などの記事を見かけることがありますが、前述のとおり、本物と見分けがつかないほど巧妙に作られたものを完全に見破ることは不可能と認識すべきと思われます。
まずは、全てを疑ってみて、常に公式のサイトからアクセスすることを習慣化しましょう。自分がクレジット情報を盗まれていることすら自覚できないのが、昨今の手口です。
出典
一般社団法人日本クレジットカード協会 クレジット関連統計 クレジットカード不正利用被害額の発生状況
フィッシング対策協議会 フィッシングとは
執筆者:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー
年会費永年無料!最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了※
【PR】PayPayカード
おすすめポイント
・年会費永年無料!・最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了!※
・安心の番号レス券面
| 年会費 (税抜) | 発行期間 | ポイント還元率 |
|---|---|---|
| 無料 | 最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了※ | 最大1.5% |
| ETC (税抜) | 移行可能マイル | 電子マネー |
| 1枚あたり550円 | - |
Visaのタッチ決済 Mastercard®コンタクトレス JCBのタッチ決済 |
※2 ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。
※2 PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
※2 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※2 ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
